先日、タイ全国伝染病委員会の決議により、保健省がタイ入国時の強制隔離検疫期間の短縮を提案した。
9月27日のCCSA本会議にて検討されることになっている。
このため、昨日あたりから各国のタイ大使館ではタイ入国許可書(COE)発行の一時停止を発表するようになった。
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在東京タイ大使館でもCOE発行を一時停止
本日9月25日、在東京タイ王国タイ王国大使館ホームページにおいても、COE発行一時停止が発表された。
COE(入国許可書)一時発行停止
25/09/20212021年10月1日以降にタイ渡航予定のタイ国籍者及び タイ国籍を有しない方のCOE(入国許可書)一時発行停止(2021年9月28日まで)
タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は2021年9月27日、タイ入国に対する措置や検疫隔離措置を含めた公衆衛生対策の見直しを検討するために会合を開く予定となっております。
そのため、在東京タイ王国大使館は、2021年10月1日以降にタイ渡航予定のタイ国籍者及びタイ国籍を有しない方のCOEの発行を一時停止致します。期間は、タイ入国に対する措置が決定されるまでと致します。
引用元:http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/10480/
なお24日に発表になった在ウィーンの大使館の発表も同様のものだ。
隔離期間を含む入国規制の見直しのため、ウィーンのタイ大使館では10月1日以降にタイ渡航予定のCOE発給を一時停止中だという。
現在、COE申請サイトはオープンになっている。
9月30日までに渡航予定のCOEは申請を受け付けており、発行も可能。
10月1日以降の渡航に関しては一時停止となる。
タイ隔離期間短縮
現在のタイ入国後の強制隔離期間は14日間となっている。
9月27日のCCSA本会議にて検討されるであろう新しい隔離期間は以下のとおり。
・ワクチン接種済み者は7日間
・ワクチン非接種者は10日間
・ワクチン非接種かつ陸路での入国は14日間
開始時期の提案については明言されていないが、おそらくは10月1日と見られている。
各国大使館も10月1日以降のCOE発行を見合わせているわけで、10月1日が明確な基準日と見ていることになる。
むろん、まだ何も正式には決定していない。
9月27日のCCSA本会議の結果次第だ。
なお、CCSA本会議では、タイ開国計画や国内規制緩和など多くの提案が検討されることになっている、
タイ渡航に関しても大きな動きがありそうなので、興味がある人は来週月曜のCCSA本会議に注目だ。
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