CCSAの定例会見は月水金の週3回開催される。
本日の英語版ブリーフィングを元に、タイ政府発表の資料を援用して、タイ国内の状況についてまとめておく。
広告
タイ国内感染状況
9月13日発表の新規感染者数は12,583人。うち刑務所内が163人、海外から11人。
新しく亡くなった人は132人。
新たに回復したのは16,304人。
感染者が一番多い県はバンコクで3,329人。ついでチョンブリが650人。
規制措置延長
新規感染者は減少傾向が続いている。
この減少傾向を確かなものにするため、現行の規制措置を2週間延長とする。
ゾーニング
規制内容
ゾーニングとそれぞれのゾーンに応じた規制措置内容は9月30日まで継続される。
バンコクやパタヤはダークレッドゾーンのままなので、夜間外出禁止令も継続となる。
ワクチン接種状況
昨日のワクチン接種は、1回目接種が109,213人、2回目が106,570人、3回目が106人。1日の累計が215,889回。
接種開始以来の累計では、40,276,356回となった。
10月にはすべての県で人口の50%のワクチン接種を実現する計画を立てている。
また、学校再開に向けて、12歳以上のグループも接種対象とする。
バンコクでは、9月21日以降、437の学校に通う12歳から18歳の生徒へのファイザーワクチン接種を開始する。
10月1日タイ開国計画
タイ開国計画タイムラインの第2フェイズの一環として、バンコク、チェンマイ、チョンブリ、ペッチャブリ、プラチュワップキーリーカンを10月1日から開放するとタイ政府が発表した。
新たに定められたUniverssal Preventionガイドラインに沿って実施され、5県では開放準備を進めている段階である。地元でのワクチン接種を加速させ、観光キャンペーンを正式なものとする。
タイ政府広報でも同様のインフォグラフィックを発表している。
これは先日のタイ政府報道官の発表を受けてのものだ。
また、国内旅行も推進する。2つの促進プランを実施予定。
海外渡航用のワクチン接種証明書
タイ政府では海外渡航のためのワクチン接種証明書を発行している。いわゆるワクチンパスポートだ。
発行に必要な書類は、病院から発行された完全なワクチン接種済みの証明書、パスポート、航空券などの旅行書類、費用50バーツ。
現在3箇所で申請を受け付けている。
外国人も献血を
現在、タイ国内で血液が不足している。外国人でも献血は可能。タイ赤十字、国立血液センター、もしくは各県の献血センターに連絡のほどを。
ワクチン接種後は2週間経てば献血できる。
広告