9月1日に政府決定により規制緩和が実施された。
チョンブリ県でも県内の規制を多く緩和した。
それでも閉鎖されたままの施設はまだまだ残っている状況だった。
9月7日に、チョンブリ県は新たな通達を発出。観光施設などの再開を許可した。
バンラムン・パタヤでは観光施設を再開し、10月1日開国のための準備を進める。
広告
チョンブリ県規制緩和
チョンブリ県命令第99号
ざっくり言えば、以前の県命令によって閉鎖されていた施設や業種の再開を制限付きで認めるというものだ。
再開施設
・政府と民間の観光施設
・宴会施設(エアコン付き室内ではキャパシティの50%まで、通気のよい場所では75%まで着席許可)
・公共図書館、民間図書館、図書室
・展示センター、コンベンションセンター
・お守り市場、お守りセンター
・学習センター、科学センター、カルチャーセンター
・博物館、歴史遺跡
・植物園
・動物園、動物展示場
営業は20時まで。
25人以上の集会は当局の許可なくして禁止。
施設内でのアルコール提供と消費は禁止。
密状態を避けるため、ソーシャルディスタンスを確保し、利用者数を制限すること。
9月7日より追って通知があるまで有効
9月1日以前の命令でチョンブリ県内のすべての観光施設は閉鎖されていた。
今回の命令で観光アトラクションの再開が可能となる。ただし、遊園地やゲームセンターなどは引き続き閉鎖となる。
また、当然ながら、バーやパブなどの娯楽施設は継続される。
10月1日パタヤ開放に向けて
命令がチョンブリ県広報に掲載されたのは9月7日夜になってからだ。
9月6日の県伝染病委員会会合にて感染状況について検討され、地域経済の推進のため、観光施設の再開が決まったようだ。
タイ開国ロードマップに従い、10月1日のパタヤ開放に向けて、ノンヌックトロピカルガーデンや動物園など、多くの観光アトラクションが再開へ動き出す。
規制緩和が実施されたとはいえ、現時点では観光は正常化していない。レストランの営業は午後8時まで、午後9時から午前4時の夜間外出禁止令も出ている。
バンラムンでは、パタヤ開放で観光客を迎えるため、準備を整える。施設では完全なワクチン接種を実施し、感染防止対策に厳密に従う。
参照:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4566413313379567
10月1日のパタヤ開放では、シールドルートモデルでの実施が計画されている。
到着後4日目から6日目までは、認可された業者を使ったツアー旅行のみが許される。訪問可能施設は限定され、SHA+認定観光施設のみとなっている。SHA+認定のためには従業員の70%が完全なワクチン接種を終えている必要がある。
パタヤで観光客に向けて開放予定となっている施設は、ノンヌックトロピカルガーデンや水上マーケットといった自然系アトラクションがメインとなる。
現在閉鎖されている娯楽施設が10月以降に再開するかは不明で、また再開されても外国人観光客が訪問可能となるかも不明。
まずは自然系観光施設が再開へ動く。
広告