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タイ入国情報

プーケットサンドボックス情報アップデート。外国観光客2万人、7+7エクステンションなど。

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7月1日に開始されたプーケットサンドボックスでのタイ隔離無し入国。
次いで7月15日にはサムイプラスが開始された。
プーケットでは痛ましい事件もあったが、プーケットサンドボックスとサムイプラスは継続されている。
新しくプーケットサンドボックス7+7エクステンションもスタートした。
プーケットサンドボックスに関する情報をいくつかアップデートしておく。

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プーケットサンドボックス対象国が70に

8月19日付けでプーケットサンドボックス利用可能な国と地域のリストが更新された。

ウクライナが追加されて、合計で70の国の地域となった。

サンドボックス開始前は日本は対象外とされていたが、土壇場で日本も含まれることになった。
日本のワクチンパスポートはプーケットサンドボックスでの隔離無し入国に有効だと日本外務省が発表している。
日本人はタイへのビザなし渡航が認められている。
ルール上、日本からタイへの観光目的での隔離無し入国は可能だ。

サンドボックス外国人観光客が累計2万人超え。利用者トップはアメリカ。

プーケットイミグレーションオフィスが、プーケットサンドボックス利用者についての統計を発表している。

7月1日から8月21日までの累計利用者は、23,298人。

国籍別の利用者トップ5
1位アメリカ3,113人
2位イギリス3,057人
3位イスラエル2,433人
4位ドイツ1,844人
5位フランス1,836人

別枠として、タイ人が2,970人。
海外から帰国するタイ人もサンドボックスを利用している。これには東京オリンピック帰りのタイ人選手やスタッフも多く含まれているはず。
帰国タイ人も外国人同様にタイ入国の際には14日間の強制隔離が必要だが、プーケットサンドボックスを利用すれば隔離が免除される。

全利用者のうち帰国タイ人をのぞいた外国人の総数は、20,328人。
これが実質的な外国人旅行者の数となる。
ビザの内訳が不明のため、純然たる観光目的利用者がどれほどいるかわからない。
元々タイに住んでいたり、家族がいたり、仕事があったりと、観光目的ではない外国人も多いはずだ。

それでもとりあえずは外国人旅行者が2万人に到達した。
1ヶ月と21日でこの数字。
ちなみに2019年にタイを訪れた外国人観光客は3,990万人だった。

イミグレーションの発表では、サンドボックスでタイに入国して、依然としてタイに残っている人の数は5,765人。

また、サンドボックスのルールでは、プーケットに14日間滞在した後にタイ国内を自由に移動できるようになる。
14日滞在後の国内移動先トップ5は、バンコク、スラタニー、チェンマイ、プラチュワップキーリーカン、チョンブリとなっている。

プーケットサンドボックス7+7サンドボックスエクステンション

先日承認された7+7エクステンションモデル。
プーケットサンドボックスでタイに入国し、プーケットで7日間過ごしたあと、指定エリアにかぎり移動できるようになるというもの。移動先でさらに7日間過ごして、7+7の合計14日間滞在すれば、タイ国内を自由に移動できるようになる。

プーケットから移動できるルートは決められている。指定ルート以外は不可だ。

プーケットからカオラック(パンガー県)へは陸路。
プーケットからヤオノイ島・ヤオヤイ島(パンガー県)へは海路。
プーケットからピピ島(クラビ県)へは海路。
プーケットからライレイビーチ・ンガイ島(クラビ県)へはピピ島でフェリーを乗り換える。
プーケットからサムイ島へ空路。

陸路も海路も認定された業者以外の利用は不可となっている。

プーケットからサムイへはバンコクエアウェイズのサンドボックス特別便を利用することになる。
ただし、現在はこのプーケット・サムイ特別便は運休となっている。
8月25日に運航再開予定となった。

TAT(タイ国政府観光庁)によれば、このサンドボックス7+7エクステンション計画をさらにエクステンションさせる案が出ている。
タイ東部のラン島やチャン島やクック島をエクステンションに参加させることを検討しているとのことだ。
東部にはウタパオ空港があり、プーケットからの直行可能。ウタパオ空港で各島へ接続する計画だ。
あくまでアイデアとして検討している段階につき、正式には何も決まっていない。
もしもエクステンションにパタヤが加われば、少しは需要がありそうだ。

サンドボックス入国条件にスプートニクVワクチン承認

サンドボックスでのタイ入国にはワクチン接種証明書の提出が必須となっている。
ファイザーやモデルナやアストラゼネカは承認されており、これが日本のワクチンパスポートが有効とされる理由ともなっている。

これまで対象外とされていたロシアのスプートニクVがサンドボックス入国のためのワクチンとして承認された。
これによりロシアからの利用者増加がのぞめるとTAT(タイ国政府観光庁)は期待を寄せる。
パンデミック前にはロシアからの観光客が年間140万人いた。
サンドボックスで50万人のロシア人観光客がやって来るとTATでは見ているとのこと。

さすがに期待度があまりにも高すぎる気もするが、ロシアが寒くなる時期にはタイへの観光客が増えていくのは確かだろう。

プーケット入県規制

現在、タイ国内からプーケットへの旅行は原則禁止されている。
タイ国内に住むタイ人であっても、プーケットへ入県することはできない。
ただし例外はある。救急車両や必要物資の輸送などだ。
この例外措置にいくつかのグループが追加された。
プーケットサンドボックス利用者とプーケット在住者はプーケットへの入県が許されることになった。

これまでのルールだと、たとえプーケット在住者であってもプーケット県外へ出てしまうと、もうプーケットに再度入ることができなかった。
サンドボックス利用者も同様だった。
ルール変更により、サンドボックス利用者は一度プーケットの外に出ても、またプーケットに戻ることができる。
ただ、ワクチン接種証明書と72時間以内の陰性証明書の提示は必要とされる。
規制は8月31日まで有効。

プーケットサンドボックス見直し条件変更

8月20日より有効のプーケット県の新しい命令が発出された。

プーケットサンドボックスの継続と、プーケットサンドボックス7+7の詳しい規則が記載されている。

また、サンドボックス見直しに関する条件について変更があった。
以前は1週間で新規感染者が90人を超えるとサンドボックスの見直しを検討するといった条件があったが削除された。
そのかわり3つの条件を考慮するという。
観光客向けの病院における、サンドボックス利用新規感染者への病床数割合。地元の新規感染者への病床数割合。地域の感染の特徴。
これらの条件を考慮して、サンドボックスの見直しを4段階で検討することとなっている。
1段階目は行動の制限で、4段階目がサンドボックスの中止となる。

これまでは90人以上とか3つの地区でクラスターが発生したらといった具体的な数字を条件としていたが、新しい命令では具体的な数字は記載されておらず、正直よくわからない条件となっている。
とりあえずは医療崩壊しないかぎりはサンドボックスを続けるということのようだ。

まとめ

プーケットサンドボックスは継続する。
さらに7+7エクステンションによってサンドボックスは拡大した。
このままもっと拡大していけば、タイ旅行の幅が広がることになる。
そこにエクステンション先にパタヤが含まれればいいが、現状ではなかなか厳しい。
徐々に進めていくしかなさそうだ。

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