7月12日からバンコク首都圏とタイ南部には夜間外出禁止令を含む厳しい規制措置が取られることになった。
パタヤのあるチョンブリ県は規制強化の対象外ではあるが、チョンブリでも感染拡大が進んでおり、日増しに緊迫感が増している。
昨日月曜日のパタヤビーチ周辺の様子をレポート。
広告
両替レート
先週はバーツ安が進んだ。
週明けにどうなったか。
TTカレンシーでは、1万円=2,935バーツ。
あまり変化なし。
一気に3000台とはいかないものだ。
パタヤビーチ
月曜日のパタヤビーチロード。
交通量は少ない。
先週末はそれなりに車も人も多かったような気がするが、週明けの月曜日はがらがらだ。
パタヤビーチはこのとおり。
砂浜の上には鳩がいるだけ。
人の姿はほとんどない。
ピーチチェアもがらがらになった。
月曜日は暇なものだが、それにしても、人が減った。
やはりバンコク方面からの旅行者が来ないのだろう。
地元ニュースによれば、ジョムティエンビーチでは日曜日でもがらがらだったとのこと。
ここ数週間ほど、週末になれば、バンコクとその周辺県からの旅行者でパタヤビーチやジョムティエンビーチはそこそこ賑わうようになってきていた。
でも、バンコ首都圏がロックダウンとなった今、わざわざ多くの観光客がパタヤに来るとは思えない。
いや、逆にパタヤを目指すバンコク在住者もいるかもしれない。
パタヤでは、ビーチで泳ぐこともできる。プールとジムも使える。レストランの店内飲食も可能だ。
昼間は店内飲酒ができないだけで、あとは普段とさほど変わりがない。
ロックダウンのバンコクを脱出して、パタヤで遊び人がいてもおかしくはない。
まあ、それでもバンコクから出ずに大人しく自宅籠もりして、パタヤ行きを延期するひとが大半だろうけど。
なお、パタヤビーチではほぼ毎日のように炊き出しが実施されている。
食べ物を買う金がない人、仕事も家も失った人が、炊き出しの食事を求めて長蛇の列を作っている。
ヤシの木の下で寝ている人も多い。
パタヤはもはや壊滅的な状況にある。
Mr.99シーフードがカミカゼカフェ&ステーキに
ビーチロード沿いソイ7入り口近くにあるMr. 99 Seafoodというレストラン。
シーフード、タイ料理、西洋料理と何でも揃う老舗レストランだった。
が、Mr.99がついに閉店。
現在工事中だが、新しい店の看板はお目見え。
KAMIKAZE STEAK & CAFEとなる。
イラストはもろに日本風。でも日本人のセンスでないのは明白。
店頭にはトゥクトゥクが2台展示してある。
なんだか意味不明だが、店名からするとステーキ屋になるのだろう。
看板には、K.99とも書いてあるので、Mr.99との繋がりがあるのかもしれない。
Mr.99のすぐ隣にあったバービアはなくなり、日本の赤ちょうちんが並べられている。
たぶんカミカゼステーキと同じ店だろうけど、たぶん日本食レストランになりそうな気配。
「火鍋」と書かれたちょうちんもあるのので、今流行りの火鍋も出すの予定なのかもしれない。
詳細は不明。オープン時期も不明。
それにしても、あのMR.99も閉店かあ。
パンデミック以降は、タイ人ローカル観光客しかパタヤビーチでは遊ばない。長期滞在ファランもいるが、ビーチロードのレストランでわざわざ食事をすることはない。
Mr.99でガパオをオーダーしたタイ人観光客が229バーツも請求されたとしてSNSに投稿し、全国的なニュースになった。
でも、ここは外国人観光客のための店で、これが正規価格だと店は主張した。
あの騒動が昨年12月のこと。
そこから半年ほどでMr.99はKAMIKAZEに変わったことになる。
ローカルタイ人観光客も在住ファランも利用しないような店は、現在のパタヤでは存続不可能だ。
KAMIKAZEがどういう店になるのか、オープンを待ちたい。
パタヤから人が減っていく
ビーチロードとセカンドロード、それとソイブッカオもざっとまわってみたが、明らかに人の姿が減ってきているように見えた。
もともとビーチロードとセカンドロードは人が少ないが、ソイブッカオですら歩く人の姿が減少している。
ツリータウンからブッカオ常設市場あたりはまだマシだが、ソイブッカオ南側はあまり人を見かけなくなった。
北側も人が少ない。100バーツマッサージ屋は営業しているものの、ルール上はフットマッサージしか認められない。
これでは客は集まらない。
パタヤから人が減っている。
みんな外出を控えるようになってきたのだろう。
歩いているのはファランだけ。
本日からパタヤもプチロックダウン状態に
月曜日の夜にチョンブリ県が規制強化を発表した。
関連記事:チョンブリに夜間外出自粛要請と規制強化発令。店舗はすべて夜9時閉店に。
コンビニもスーパーもレストランも午後9時閉店となる。
そして、午後9時から午前4時までは夜間の外出を控えるよう県から要請が出た。
罰則はないけれど、実質的な夜間外出禁止令みたいなものだ。
どうせ夜9時以降は外に出ても何もない。
パタヤに入るポイントには検問所が設置されることになった。
バンコク首都圏からの人と感染の流入を防ぐことが目的だ。
もはやバンコクからパタヤへ遊びに行くのも難しくなった。
今週以降は、がらがらのパタヤが続くことになりそうだ。
広告