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パタヤムーブオン計画:ラン島サンドボックスモデルかシールドルートモデルか

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7月1日にプーケットサンドボックス計画にてプーケット外国人観光客の隔離無し入国が内閣で同意された。
10月1日からはチョンブリ(パタヤ)、バンコクなど9県の開放計画も原則承認されている。
パタヤでは、Pattaya Move On 計画の名の元にパタヤ開放を目指している。

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パタヤムーブオン計画

タイ観光スポーツ省がパタヤムーブオン計画の概略を発表している。

第4四半期にパタヤを隔離無しで観光客に開放する。
完全にワクチンを接種すれば、14日間の隔離は免除される。ただし、最初の7日間に滞在できるのはバンラムン地区(パタヤ)とサタヒップ地区のみ。その後は他のエリアへ移動できる。

・低リスク国からの旅行者にかぎられる。1年以内に完全にワクチンを接種したという証明書が必要。
・12歳から18歳は出発72時間前までに発行された陰性証明書が必要
・滞在できるホテルはSHA+認定ホテルのみ。指定エリア内において活動や施設への訪問が可能。
・最初の7日間はアプリケーションを通じて当局に状況を毎日レポートしなくれはならない。

以上のような計画となっている。
あくまで計画の草稿のようなもので、まだ何も承認も得ていない。

ラン島サンドボックスとシールドルートモデル

昨日6月9日、パタヤにてTAT総裁とパタヤ市長を議長とするパタヤ開放計画について民間セクターも交えて会議が開かれた。

会議では、プーケットサンドボックスモデルを使用するか、シールドルートモデルを使用するかの説明がおこなれた。

シールドルートモデルでは、外国人観光客は特定の封鎖されたルート上にある観光施設が利用可能となる。

サンドボックスモデルでは、ホテルや施設などがボックスエリアにすべて入り、外国人観光客は特定エリア内にかぎり行動可能となる。

パタヤ市内でプーケットサンドボックスと同じサンドボックスモデルを採用するならば、サンドボックスエリアとしてラン島がある。これを「ラン島サンドボックス」とする。ラン島であれば制限が用意である。
ラン島はタイ人国内旅行者にも人気のため、ラン島サンドボックスモデルを実行するならば、外国人観光客だけでなくタイ人観光客もラン島に受け入れるかは議論が必要としている。

国の方針では今年中にタイ人口の70%がワクチン接種を終えて、集団免疫を達成する。
政府が承認した10月1日開放計画に従い、民間セクターでは8月以降準備が整うようにする。

参照:https://www.facebook.com/STVPattaya/posts/4302329046454663

ざっくり以上のような内容。

プーケットではサンドボックスモデルで開放することになっている。
まだ最終決定はしていないが、プーケット島全体をサンドボックス(砂場)に見立てていて、そのエリア内ならば自由に移動して遊んでいいというものだ。でもサンドボックスの外に出てはいけない。砂場内なら安全で、もし砂場内でなにかあったとしても、砂場の外への影響はないという考えだ。
実際にどこまでの範囲で移動可能なのか、すべての施設を自由に訪問可能なのかといった詳細は決定していないが、大枠としては指定エリア内の移動は自由というのが原則。

それに対して、サムイ島やチェンマイの開放計画で採用しようとしているのが、Sealed Route モデルだ。

関連記事:プーケットに続け、サムイ島とチェンマイがシールドルートで7月8月開国を目指す

シールドルート、つまり密閉された道筋のみ移動できる。
サムイ島が提案している計画では、隔離無し入国者はSHA+認定ホテルに宿泊し、SHA+認定ツアー会社の運営するツアーで、SHA+認定施設やアクティビティのみ利用可能となっている。
宿泊が認められるエリアの外へもシールドルート上であれば訪問可能となる。
ただしエリア内であっても、個人での自由行動は制限される。

サンドボックスとシールドルートの違いは、このようになっている。
併用すれば、指定エリア内の行動は自由で、かつ、シールドルート上であればエリア外への施設へも訪問できることになる。

パタヤ開放については、まだ議論が始まったばかり。
サンドボックスにするのか、シールドルートにするのか、それとも併用するのか。

サンドボックスにするにしても、ラン島に限定するのか、バンラムンとサタヒップ地区を全体に適用するのか。

さすがにラン島サンドボックスは無理がありすぎると思う。

ラン島は綺麗な島だけど、ビーチ以外は何もない。7日間ないし14日間もラン島に閉じ込められるのはあまりにもきつい。対岸にはウォーキングストリートがあるのに海を渡ることはできない。
ホテルの客室で14日間隔離されるよりはよっぽどましだが、だからといって観光客が爆発的に増えるとは到底考えられない。
現行のタイ入国システムと同じで、長期滞在者や移住者向けだ。パタヤ目的の短期旅行は実質不可能となる。

シールドルートモデルを採用すればどうなるか。
ホテルはパタヤ中心部に宿泊しても、ツアー会社に連れられて観光施設をめぐるだけ。単独自由行動は不可。近くにウォーキングストリートがあっても訪問できない。
これまた無理がある話。
ホテルを脱走して遊びに行く人が続出しそうだ。

観光客増を願うなら、パタヤ全体をサンドボックス化するモデルしかないだろう。
昼も夜も指定エリア内なら行動は自由。
でも実現はなかなか難しそう。

なお6月1日時点で、日本はタイ保健省が定めるリストにおいて高リスク国に指定されており、低リスク国限定対象のパタヤムーブオンは利用不可。

計画開始は10月1日の予定。
あと4ヶ月弱。
プーケットサンドボックス実現後の状況を見定めてから、パタヤムーブオン計画の内容も決められていくはずだ。
今からあれこれ考えてもしかたないかもしれないが、パタヤへ旅行へ行きたい人にとってはやきもきする状態が続く。

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