33日目続き
借金をあっという間に体で返済して帰っていくバービア嬢を見送ってから、しばらく部屋ですごす。
夜9時頃、食事を取りに外出。
21歳カラオケラウンジ嬢との出会い
某ローカル食堂へ。
テーブルに相席すると、相手はレディボーイだった。
ノーメイクのすっぴん姿は男にしか見えないが、胸はきちんとあるのがものすごく変。
すごく馴れ馴れしく話しかけてくるその声は、妙に鼻にかかっていて、やっぱり気持ち悪い。
レディボーイは苦手なんだよなあ、失敗したなあ。
注文する前に店を出ようかと思った。
が、そのレディボーイの友達がすぐにやって来た。
か、かわいい
目がくりっとしていて、瞳も大きい。
でも、小顔ですごく整っている。
体型もスリムだ。
100%女。それもかなりの上玉。
これがレディボーイなら、もうタイは引退するぞ。
店を出るのはやめた。
一緒に座る。一緒に食べるぞ。
最初はきごちなく会話しながら食事。
彼女は21歳。イサーン出身。
仕事を聞くと、カラオケラウンジで働いているそうで、今日は休み。
そのカラオケラウンジ、まったく聞いたことのない店名だった。
なんでも韓国系のカラオケラウンジで、客のほとんどが韓国人。でも、日本人も訪れるらしい。
(あとで、ネットで店名を検索してみたが、日本語でも英語でもほとんど情報は出てこなかった。)
高級店なのか、びっくりするのが料金体系。
飲み代はボトルを入れる必要があるので、最低2000バーツから。
バーファインは驚きの3000バーツ。
ほんとかよ。
女性に払うチップは、それ以上だそうな。とするとロングで5000バーツとか6000バーツとか、そんなものか。
かりに店から連れ出して一晩相手してもらおうとしたら、トータル1万バーツくらいかかることになる。
まあ、彼女とレディボーイから聞いただけなんで、本当かどうかはしらないけど。
それにしても、ガウリー(韓国)、カネ持ってんなあ。
とはいえ、ここはローカル食堂。
一人40バーツのお支払い。もちろん割り勘。
その後、二人から飲みのお誘いがあった。
近所に住んでいて、そのアパートの下で一緒に飲もうと。
ああ、よかった。カラオケなんか連れて行かれたら、あっというまに予算オーバーとなってしまう。
連れて行かれた先は、ローカル臭ただようアパートの1階部分。
店先にテーブルが置かれていて、飲み食いできるようになっている。
ビールは1本50バーツだった。
これならオッケー。
二人にビールをごちそうする。
飲め飲め。
オカマにも奢っちゃうぞ。
こんな美人を紹介してくれたんだから、それくらい奢っちゃうよ。
他にもローカルタイ人が何人かたむろしていて、一緒に飲む。
つまみには、イサーン料理が並ぶ。
21歳の韓国系カラオケラウンジ嬢は、その仕事柄、わたしのことをすぐに「オッパオッパ」と呼びかけてくる。
いや、日本人だから、オッパじゃないよ。お兄さんと呼びなさい。
徐々に打ち解けていき、仲良くなっていった。
酔いが進むにつれ、彼女がわたしにもたれかかってくる。
いい感じだ。
レディボーイが連れて帰りなさいと煽ってくる。
彼女も今晩はわたしと寝る気のようだ。
うう、連れて帰りたい。
でも、無理。
部屋には、27歳バービア嬢の荷物がたくさん置いてあるまま。
あの状態では、女の存在がバレバレだ。せめて、バービア嬢の荷物をクローゼットの中に仕舞いこんでおくべきだった。
しかも、財布の中にはあまり現金がなかった。
ATMに行っても、なぜかバンコク銀行からは下ろせず。
そもそも、21歳の彼女は、高級カラオケラウンジ嬢である。いったいいくら渡せばいいんだ。
今日は無理。
電話番号とLINEを交換しておく。
最後はラウンジ嬢とチューしてお別れ。
いやあ、いい出会いだった。
オカマよ、ありがとう。
けっこう飲んで奢ったけど、支払いは400バーツ。
安上がりですんだ。
18歳新人バービア嬢ふたたび
乳デカの18歳新人バービア嬢のところに顔を出してみる。
満面の笑顔で迎えてくれた。
「昨日はなんで来なかったの?」とちょっと拗ねている。
まさか、27歳のバービア嬢が泊まりに来たとは言えずに、笑ってごまかすしかなかった。
今日も相変わらずの見事なチチですな。
見惚れてしまいます。
いろいろと話を聞いてみると、母親がこのバービア嬢で働いているとのこと。
19歳女子大生バービア嬢につづいて、こちらも親子2代でバービア稼業か。
とおもいきや、ペイバーは不可という。単に遊びに来ただけのようだ。
しかも、明日からは用事があって田舎へ帰るとか。
ごくたまに、ママさんやオーナーの実の娘とかで、ペイバー絶対不可のバービア嬢がいるが、この子は単にバービア嬢の娘だ。落とせないわけがない。
いや、拙速は禁物だ。
とりあえず、デートに誘おう。
パタヤに帰ってきたら映画を見に行こうねと、あっさり約束を取り付け、LINEを交換しておく。
まあ、これでしばらく様子見だな。
なんとしてでも、このデカチチ18歳とはネンゴロになりたいものだ。
最後はチューして、バイバイ。
なんか、今夜はこんなことばっかりしているような。
最後は27歳バービア嬢と合流
その後、なじみのバービアへ移動。
もう、今日はおなか一杯。
あとはだらだらビールとビリヤードでいいや。
と、27歳バービア嬢から電話がかかってきた。
今から合流すると言う。
おいおい、きみのバービアでの仕事はどうなってるんだよ。
まあ、別にいいや。わたしにバーファイン代を勝手に請求するのだけはやめてほしいが、それ以外は詮索しない。
すぐにバイクに乗った27歳が颯爽と登場。
一緒にビールを飲んだり、ビリヤードして遊ぶ。
妖艶ドレス姿でビリヤードする様は、艶かしくもあり、どこかかっこいい。
ビールがうまい。
今日はけっこう飲んでるなあ、わたし。
それから、友人が働いているという近所のバービアへ連れて行かれた。
ここでも、またビールとビリヤード。
そろそろ疲れてきたんですけど。
まだはしご酒したい様子のバービア嬢を急かして、バイク2ケツで部屋に帰ることにした。
バイクがあると移動が楽だねえ。あっという間に帰宅。
小腹がすいたという彼女のために、ルークチンを50バーツ購入。
けっこうな量だよ、50バーツ分は。
部屋に入ってからも、冷蔵庫のビールを勝手に飲み始める27歳。
ルークチンを半分ほど食べたところで、急に帰ると言い始める27歳。
おいおい、なんなんだ。
まったく意味がわからん。
この振り回し方が、いかにもタイの夜の女性って感じだな。
あかん、ちょっと疲れてきた。
まだ出会いから一週間も経たないが重たくなってきた。
しかも、帰り際に、また借金を頼まれたし。
500バーツ。
どうせ、体で返しに来るんだろうなあ。
困ったなあ。
21歳高級カラオケラウンジ嬢と出会ったばかりだ。
今は、気持ちがそのラウンジ嬢へ動いている。
もちろん、18歳のチチデカ娘も捨てがたい。
いやでも、この27歳の妖艶バービア嬢も魅力的なんだよなあ。
困った困った。
まあ、とりあえず、今夜は一人で寝よう。
明日考えればいいや。