1月23日のタイ国内状況。
国内感染者の大部分はサムットサコーン。
チョンブリ県では新規感染者ゼロ。
CCSAのタウィーシン広報官は陰性。
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タイ全国の感染状況
1月23日発表、タイの新規感染確認者は198人
(累計13,302人)
外国からの入国:18人
国内感染:69人
積極調査:111人
死亡:1人(累計72人)
国内感染県別
サムットサコーン56
バンコク5
サムットソンクラーム5
サムットプラカン1
ラヨーン1
アントン1
サムットサコーンの積極調査で107人の感染が確認された。
他にバンコクで4人。
確認された感染者の数は昨日に比べると減少。
ほとんどがサムットサコーンで確認された。市中感染と積極調査を合わせると180人中163人となる。
亡くなったのは、ピチット県に住む81歳の男性。糖尿病、腎不全、心疾患などの病気を持っていた。
1月の感染者数の推移
左から国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
政府ブリーフィング概要
毎日行われている政府ブリーフィングの概要。
・陽性が確認されたNBTテレビのニュースキャスターとの接触があったCCSAスポークスマン、タウィーシン氏とナタパヌ氏はふたりとも陰性。実際には低リスクグループだった。
・チュラロンコン大学で独自のワクチンを開発中。現在、最初の試験に向けた準備中。第一段階の結果は6月までに判明する予定。その後第二段階へ進む。すべてが計画通りにいけば今年末に国産ワクチンが製造される可能性がある。
・15分以上マスクを着けない状態で感染者と接触した場合、病院を訪れて検査を受けるべきがどうか尋ねるべきと保健省が進言。もしも最初の検査が陰性であっても14日間は観察のために検疫を行うべきとしている。
広報官2人の陰性結果は喜ばしい。
タウィーシン氏は本日の会見には登場せず。女性広報官が担当していた。
その後のNBTの発表によると、関係者818人全員の陰性が確認されたようだ。
チョンブリ感染状況
1月23日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計648人)
これでチョンブリ県の新規感染者は2日間続けてゼロ。
バンラムン(パタヤ含む)にかぎりと、8日連続となる。
チョンブリ県雇用局に感染者の訪問履歴があった件で、接触があった関係者を検査。雇用局スタッフ71人、局前の店舗22人、外国人労働者の居住キャンプなど、全て陰性の結果とのこと。
引き続き積極的な調査を続けるという。
各地で規制緩和
各地で規制緩和で進む。
アユタヤではマッサージやスパの再開が可能に。
コラートでは、バンコクなど高度管理地域23県からの14日隔離が不要に。ただし、14日以上滞在する場合は、到着12時間以内に地区長などに報告が必要。1晩滞在の場合は保健当局に報告。
チョンブリなど厳重高度管理地域からは移動必要性証明書の提示と14日間隔離が必要。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30401649
プーケットでは、1月21日から31日までの規制措置内容を発表。
・闘鶏、ボクシングの試合、カードゲームのライセンス発給は状況が改善するまで停止
・バーやパブやカラオケといった娯楽施設は24時まで営業可能
・娯楽施設はすべてのレストランと同様に店内での消費を目的として酒類の提供は24時までとする。
参照:https://www.tatnews.org/2021/01/tat-update-summary-of-provincial-covid-19-control-measures-as-of-6-january-2021/
(TATの情報は頻繁に更新されるものの、それでも実際の規制措置内容に追いついていない。タイ全県の細かい規制内容をすべて最新の情報で把握するのは実質不可能に近い。訪問予定のある人は、各県に直接問い合わせて聞いたほうがいい。)
プーケットではバーの営業が可能で、店内で酒も飲めることになる。パタヤとは大違い。
さらに、プーケット入県規制についても緩和がなされた。
バンコクなどレッドゾーン23県から入県する場合に14日日隔離は不要となった。
ただし、スクリーニングチェックは受ける必要があり、モーチャナでのチェックイン、事前にプーケット県ウェブサイトでの登録が必要となっている。
チョンブリ、ラヨーン、チャンタブリ、トラート、サムットサコーンの厳重高度管理地域5県からのプーケット入県の際には14日間隔離が引き続き必要としている。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30401694
入県規制緩和は、春節における観光客誘致をはかるもの。
バンコクからプーケットへは隔離無しで訪問可能となった。
パタヤからプーケットへの移動は厳しい。厳重高度管理地域からの出入りには移動必要性証明書が求められる。
チョンブリ県では新規感染者ゼロが続いているが、大きな規制緩和はまだ発表されていない。
タイ政府の規制緩和検討は1月31日をDデイと定めている。
ここで厳重高度管理地域に対する規制緩和が決まれれば、おのずとチョンブリ・パタヤの規制緩和もなされる流れとなろう。
パタヤはもう少し我慢が必要なようだ。
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