7月1日に再開をはたしたタイのナイトライフ施設。
パタヤの初日の模様は3回に渡ってレポートした。
今回は、7月2日、再開二日目のパタヤの様子をレポート。
昼間は外に出ておらず不明。
夜9時くらいから街の様子を見てきた。
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ウォーキングストリート
初日より、ほんのわずかに灯りが増えた。
808は相変わらず盛況。1階のミュージックバーも流行っている。
初日は準備中だったLuciferもオープンしていた。
Republicというクラブの看板に灯りがついていたが、店はまだ準備中。
ボスらしきファランが陣頭指揮を取って、内装工事に大忙し。
店内を少しのぞいてみると、資材やらなんやらが散乱していた。
なかなか大変そうだ。
初日は全滅だったウォーキングストリートのゴーゴー。
驚くべきことに、2日目にはTantra(タントラ)が再開していた。
噂は聞いていたが、本当にオープンするとはね。
ファランが続々と入店していた。入り口では検温などのチェックあり。
その他のゴーゴーはいまだ壊滅のまま。
バカラは入り口を施錠。
再開しそうな雰囲気がしない。
ただ、タントラの再開がほかの店への呼び水となる可能性あり。
タントラがオープンしたのなら、じゃあうちもオープンするかと。
7月5日と6日は2日連続の禁酒日。
禁酒日開けの7日が一つの目安となりそうだ。
7日にオープンしないのなら、当分再開はなさそう。8月までずれ込むこともありうる。もしくは外国人短期旅行者が戻ってくるまでは再開しないかも。
現在のウォーキングストリートは本当にごく一部だけオープン。
あとは暗いまま。
各ソイ内にあるはずの屋台も出ていない。
ソイBJはもぬけの殻。
ソイ14とソイ15も同様。
ちなみに、ウォーキングストリート内は車両進入禁止の時間帯だが、普通にバイクが入ってくる。
808のすぐ近くに駐輪できてしまう。
バイタクも目の前で多数待機中。
普段のウォーキングストリートの早朝5時半って感じかな。
ただし本通り内に屋台はほぼゼロ。寂しいかぎりだ。
ソイ6
初日は昼間の様子を見てきたが、二日目は夜に。
バーは半数ほどがオープン。
ネオンサインが妖美な雰囲気を盛り上がる。
テンションも上がる。
おお、これぞソイ6だ。
が、かなり客は少ない。
どこもがらがら。
通り全体の盛り上がりは著しく欠ける。
初日の昼間は客もそこそこ多く、人の往来もあったが、二日目夜はぱったりと客足が途絶えいている。
うーん、厳しいな。
客の立場からすれば選びたい放題なわけだが、この状態では遊ぼうという気が削がれてしまう。
ちなみに、フェイスシールド着用率は減少していた。
マスクもほぼ着用せず。
普通に素顔。
ノースパタヤ
ノースパタヤは、ツーリストエリアで長期滞在者はきわめて少ない。
一昔前は日本人が多かったが、ここ数年で一気に中国人向けエリアとなった。
よって、外国人旅行者が皆無となった現在は、空白地帯と化している。
昼間はターミナル21とセントラルマリーナに買い物客が訪れる程度。
セカンドロード沿いのマッサージ屋はオープンしても客がいない。
夜間になるとほとんど人の姿を見かけなくなる。
バービアもちらほらとオープンしているが客の姿は見えない。
ドリンキングストリートはバービア群全体でクローズ。
完全に真っ暗だ。
ソイ3にあるバービア群は、どうやら一軒だけオープンしているもよう。
ちょっとだけ客は入っているには見えるが、これでは厳しい。あまりにも厳しい。
ソイ3のはマッサージ屋も多いが、マッサージ屋解禁当初よりも開店している店が減ったかも。すでに閉店時間を過ぎただけかもしれないが、かなり寂しい状況。
MPはクローズのまま。
ノースパタヤはやばいね。
本当に客がいない。
パタヤカンの日本カラオケ屋
パタヤカンには数軒の日本式カラオケ屋がある。
が、通りかかったところ、どこも真っ暗。
あまりにも暗くて、通り過ぎてしまったほど。
営業していない。
某カラオケ屋は昼間は店先で果物を売っていることもあったが、現在は不明。
LKメトロ
状況は初日と同じ。
ゴーゴーは全滅のまま。
バービアは全部ではないが、一部はオープン。
客足は昨日より減ったように見える。
ビラボンは閉鎖されたまま。
バービア
昨日よりも営業している店は増えた。
とはいえ微々たるもの。
ソイ7では、初日は3,4店舗くらいオープンしていたのが、7,8店舗くらいに。
ソイダイアナのバービアも全部ではないが、営業再開している。
ソイブッカオ界隈はさほど変わらないオープン状況。
客は明らかに減った。
初日はご祝儀みたいなものだったのかも。
再開する店が増えても、客全体の絶対数が増えているわけではないので、どうしても分散してしまいがち。
店一軒あたりの客は減ってしまうことになる。
現状、新規でパタヤにやってくる外国人の絶対数が増えることはない。せいぜい、バンコク在住外国人が週末に遊びにくる程度。
再開する店が増えれば増えるほど、個々の店舗は客入りに苦心する。
あと、客が減った要因として当局の指導がある。
初日は、ビリヤードなどのゲームは暗黙の了解でスルーされていた。
が、二日目はパトロールにより、ビリヤード台は閉鎖された。ゲームの類は一切禁止となっている。
音楽を流すことも厳禁。
派手な呼び込みも販売促進プロモーションも駄目。
バービアから玉突きの音とミュージックが消え、無音状態で営業となった。
これでは楽しくない。
バービアの経営者ですら、この状態だったら、部屋で飲んでいたほういいと言う始末。
自分の部屋なら、音楽は流せる。
バービアでは、音楽もないし、ゲームもできない。マイサヌック(楽しくない)と。
さすがにバービア嬢にドリンクをおごって、対面ないし横に座って一緒に飲むのは黙認状態だったが。
当局の指導もばらつきがあるため、バーによってはビリヤードとダーツを続けている店もあった。
ファランの多くはそういった店へ行く。
音楽もビリヤードもない店にたむろはしない。
ちなみに、生バンドを演奏するバービアは普通に営業。爆音で演奏していた。ソイブッカオのTrench Townとか、ソイエキサイト入り口のTryangleなどはファラン客でにぎわっていた。
また、ソイニュープラザにあるカラオケ付きのバービアも営業。ファラン爺がいつものようにMy WayとかStand By Meを歌っていた。ここ30年か40年くらい変わらない風景。いや40年前にカラオケはなかったし、今歌っているのはOasisだったりもするが、パタヤの心象風景としてはそんな感じ。
生バンドがオッケーで、有線やyoutubeの音楽が駄目な理由がわからん。
バービアの人たちも、当局はバーバーボーボーだと文句たらたらだった。
閉店はやはり12時。
客がいないため、11時過ぎに早々に店じまいをするバーもあった。
まとめ
いきなり壁にぶつかった感のあるパタヤのナイトライフ再開二日目。
客の母数が限られるため、どうしようもないのは、始めからわかっていたこと。とはいえ、その現実を目の前に突きつけられると、やはり厳しい思いがする。
長期滞在者と在住者は、そもそも毎日のように夜遊びに出かける人は稀。
最初のうちは、様子を見に夜の街へ繰り出すが、そのうち部屋飲みにシフトする。
特に音楽もビリヤードもないバービアに用はない。別に無理に遊ぶ必要もない。
ウォーキングストリートはタントラの再開が目玉。
ディスコは808が元気。
この2店舗ががんばってくれたら、他の店も再開していくだろう。
ディスコはタイ人客が訪れるが、ゴーゴーはタイ人の入店は基本不可。特にタイ人男性のみの入店は関係者以外難しい。
新規外国人観光客がやって来ない状況で、再開する店が増えてもどうなるか。
ただ、街全体が少しずつ明るくはなってきている。
一歩ずつ、少しずつ、前進していくしかない。
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