パタヤ出前生活ならびにパタヤ粉ものシリーズ。
パタヤのフードデリバリーはとにかく便利だ。何でもオーダーできてしまう。
そうだ、たこ焼きを出前してみよう。
検索してみると、Grab FoodやFood Pandaでちゃんとたこ焼きが出てくる。
日本食レストランや日系居酒屋のたこ焼きだけでなく、ローカル向けのたこ焼き屋台もある。
どうせならローカル系がいい。
そんなローカルたこ焼き屋の一つに、なぜかベトナムクレープなるものを売っていた。これも気になるついでにオーダーしてやろう。
パタヤダークサイドのたこ焼き屋
Grabで見つけたたこ焼き屋。
店名は、Takoyaki by Koiiz
場所は、スクンビットのソイ53/7にあるようだ。
ということは、いわゆるパタヤダークサイドだ。
地図情報で見てみると、ソイサイアムカントリーのそばのようだ。
このあたり
グーグルマップにはそれらしい店の掲載なし。
普通の民家が並んでいるだけ。
こんなところの店、見つかるわけがないよな。
たこ焼きが12個入りで70バーツ(本来は75バーツだが5バーツ割引)
4個入りなら30バーツとなっている。
具材はチョイス可能。
タコやらハムやらチーズやらいろいろ。
今回はオールを選択。
他に、うずらの卵焼きであるカイノッククラターもある。
さらに、気になったのが、Vietnamese Crapeなる料理。55バーツ。
ベトナムクレープってなんだろ。
せっかくの機会なんで、たこ焼き12個入りとベトナムクレープをオーダーしてみた。
合計125バーツに配達料10バーツで合計135バーツ。
焼き上がるのに時間がかかったようで、ずっと配達員がレストランで待機中と表示されていた。
ちょっと心配になった頃、ようやくバイクが動き出す。
結局注文から40分ほどかかって、無事に配達された。
右がたこ焼き、ソースとマヨネーズ付き。
左がベトナムクレープ、漬物と酢。
たこ焼き
まずはたこ焼きから。
12個はなかなかの量。
青のりのと鰹節がたっぷりかかっている。ローカル系でこれほど青のりを贅沢に使ったたこ焼きは初めてみたかも。
ソースとマヨネーズが別梱包なので、たこ焼きも鰹節もべちゃっとなっていない。
軽くソースをかけていただく。
外はかりかりに焼いてある。さては、油をたっぷり使った揚げタイプだな。
中はちゃんと空洞ができていて、わずかながら出汁の風味もしている。
ふわふわとまではいかないが、外のカリカリ感とのコントラストは味わえる。
たまたま一発目でタコ入りを引き当てた。
小さいながらもちゃんとしたタコを使っている。
他のチーズとかハム入りでも、そんなに違和感なし。
ソースは市販のたこ焼きソースだろうけど、それだけにまっとうなたこ焼きソース。
マヨネーズは、ローカル向けの甘ったるいヤツなのが残念。
容器が小さくて、ソースをたっぷりかけると、底が海になってしまう。
別皿に移し替えた。
青のりと鰹節も整える。
見た目が断然良くなった。
やっぱり青のりが嬉しいなあ。
ためしに、カゴメソースとキューピーのマヨネーズをかけてみた。
カゴメソースのとんかつよりも、元々のたこ焼きソースのほうが合う。
でも、マヨネーズはキューピーの圧勝。
たこ焼き1個あたりは小ぶり。
カリカリの食感と青のりの風味とマヨネーズのパワーで一気に12個を完食してしまった。
まあ、日本のたこ焼きのレベルと比べるのはさすがに可愛そうな気もするけれど、パタヤのダークサイドの民家レベルで作っていると考えれば、充分な出来栄え。
12個で70バーツ。230円くらい。
プラス配達料10バーツで部屋まで届けてくれる。
いい時代になった。
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ベトナムクレープ
ついで謎のベトナムクレープである。
ぱりぱり焼かれた生地で何かを包んでいる。
付け合せはきゅうりと玉ねぎの漬物と酢。漬物はサテを食べるときに必ずセットになっているものと同じ。
で、クレープの生地をめくる。
中身は、ビーフン、豆腐、小エビなど。
ほとんどパッタイと同じ。味もパッタイ風味ではあるが、味付けは薄い。正直、この具材はあんまりおいしくない。
酢をかけて食べると、ちょっと味が締まる。
クレープの生地はぱりぱりかつぶ厚め。
これはけっこう好き。
おやつ代わりにこのクレープ生地に生クリームでもかけて食べたいくらい。
でも、中身のパッタイないしパッタイもどきがいまいち。
たこ焼きでお腹が膨れていたこともあり、3分の1ほど食べたところで、あとは残してしまった。
このベトナムクレープ、ベトナム語でバインセオと呼ぶみたい。
店のメニューにはタイ語で説明書きがしてある。
タイ語では、カノムカオカンないしカノムブアンユアンと呼ぶ。
粉(たぶん米粉)、カレーパウダー、ターメリックパウダー、ココナッツミルクで作る。といったことが書かれてあった。
カレー味もココナッツミルク味もしなかったけどなあ。
さらに調べてみると、カノムブアンユアンはその名のとおり(ユアンはベトナムのこと)、ベトナム由来のお菓子で、タイではわりとポピュラーらしい。
いやあ、初めて見たけどなあ。パタヤでは珍しいだけかもしれないが。
もしもどこかでカノムブアンユアンを見つけたら、再チャレンジしてみたい。
まとめ
ベトナムクレープは少々残念だったが、たこ焼きにはおおむね満足。
どういった店でたこ焼きを作っているのか興味はあるが、わざわざダークサイドまで足を延ばして確認するのは面倒くさい。
また、パタヤでたこ焼きを食べたいという奇特な人がいても、やはりパタヤ中心部からダークサイドまで遠征することは特におすすめはしない。
ダークサイドに用事があった際に、Takoyaki by Koiizのことを思い出す程度ならいいかと。
ちなみに、ダークサイドやスクンビット沿いには他にもたこ焼き屋がある。
粉ものが食べたくなったら、またデリバリーしてやろうと考えている。
パタヤにいながらスマホ1つでたこ焼きが自宅まで届く。
ほんと、便利になった。
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