これまで一部運休予定としていたタイライオンエアだが、3月16日から3月31日までの日本ならび中国路線をすべて運休すると発表した。
タイライオンエアは、日本(成田・関空・中部・福岡)とバンコクを結ぶ路線を運行しているが、3月末まですべてキャンセルとなる。
本日16日の名古屋便は運行予定となっていたが、これも急遽キャンセルとなっている。
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タイライオンエアのプレスリリース
日本語のプレスリリースはなく、現在のところ英語版のみ。
チケットの取り扱いは以下のようになる。
・予約変更
一度だけ予約変更が可能
手数料ならびにチケットの差額は請求されない
乗継便は同じ予約番号である必要あり
座席の空席状態による
旅程は2020年9月30日まで
・クレジットアカウントへの返金
次回のタイライオンエアでのチケット購入にそのまま充当させることができる
クレジットアカウントは90日以内に引き換えなくてはならず、新しい旅程は9月30日までとする
・全額返金
元の予約の相当する額面をすべて返金する
旅行代理店を通して予約したチケットの場合、その代理店を通して手続きする必要あり。
タイライオンエアのホームページで直接予約した場合、EメールやSMSないしコールセンターで手続きを行う。
コールセンターはタイのみ。
以上、ざっと翻訳してみた。正確なところは上掲リンク先で必ず確認すること。
また、Twitterには、16日の名古屋便の欠航と予約変更に関するお知らせが投稿されている。これはすべて日本語。
緊急のお知らせ
明日3月16日のドンムアン→名古屋→ドンムアン便が欠航になります。ご利用のお客様へご迷惑をおかけしますこと深くお詫び申し上げます。払戻しご希望はこちらをご覧ください。https://t.co/VaMMFiHotf 変更はこちらhttps://t.co/BfuS3DdziHをご覧ください— タイ ライオンエア 日本語公式アカウント (@ThaiLionairJP) March 15, 2020
リンク先のPDFによれば、全額返金は不可で空港税のみ返金となっている。
が、先の英語でのプレスリリースでは、全額返金可能となっている。
詳しくはタイライオンエアに問い合わせしたほうがいい。
4月1日以降のフライトはまだ未定。
この状態だと、もし全額返金できるのならば、さっさと全額返金したほうが無難なような気がする。
まとめ
つい先日、タイ・エアアジアXが3月16日から6月16日までの日本路線をすべて運休すると発表したばかり。
今度はタイライオンエアである。とりあえずは3月いっぱいまでの措置だが、4月以降運行されるのかは定かではない。
日本とタイを結ぶLCC路線では、ピーチ航空の沖縄・スワンナプーム路線があるが、これは3月28日まで運休となっている。(追記:4月23日まで運休となった)
残りは、スクートとノックスクートだが、今のところまとまった欠航の発表はないようだ。(急遽フライトキャンセルはありうる)
レガシーキャリアでは、タイ航空もJALもANAもキャンセルが出ている。
タイと日本を結ぶフライトが完全になくなるとは考えづらいけれど、かなり厳しくなってきたのは確か。
日本からのタイ旅行のみならず、タイ在住日本人の一時帰国なども注意が必要。行きは良くとも、帰る便に乗れない可能性あり。状況は刻一刻と変わっている。
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