報道によれば、新型コロナウイルスの影響でタイから帰国するのが困難な外国人は、30日の滞在延長が認められる措置を取るとのこと。
帰国困難な中国人はすでに滞在延長が認められている。
ソース:Thai Visa(英語)
ソース:Daily News(タイ語)
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30日間滞在延長
以下、報道の内容をざっくりとまとめておく。
タイ移民局は、旅行制限のためタイ国内にとどまらざるを得ない外国人への30日間滞在延長許可を認めると発表。
滞在延長には、大使館ないし領事館の発行するレターが必要。
中国人、とりわけ高リスク地区からの来訪者は、引き続きタイにとどまることが可能で罰金も課されない。
現在、武漢と湖北省出身の中国人はタイに1,765人いて、検査の結果、全員が陰性。
イミグレーションと保健省は、高リスクと指定された19の国々からの旅行者に関する情報収集改善に動いている。
と、このような内容になっている。
今のところ、ウイルスに関係なく、日本人は30日の滞在延長が可能だ。
1900バーツかかるが、イミグレーションで簡単に手続きできるもの。
関連記事:タイのノービザ・観光ビザ入国30日滞在延長手続き方法
関連記事:パタヤ・イミグレーションの現状 2019年。TM30、滞在延長、居住証明書。
2回目の滞在延長は7日間のみだが、これも可能。
関連記事:タイの滞在期間延長は2回目も可能。ただし7日間のみ。
国籍によって扱いが違うため、通常の滞在延長が難しい外国人もいるだろう。
はたして、今回の措置が通常の30日滞在延長とは別枠で適用されるのかは不明。
料金がかかるのかも不明。
大使館でもらうレターの内容も不明。
わからないことだらけなので、追って情報収集したい。
とはいえ、通常でも30日の滞在延長が認められているわけで、現状では日本人にはほぼ関係なさそう。
たまたま通常の滞在延長を済ませてあとで不測の事態が起き、さらに30日の延長が認められるとしたら、すごく助かる人も出てくるかも。
よもや日本への入国が完全に不可能になるという事態はちょっと考えづらいけれど、絶対とはいえない。
タイのイミグレーションも事態が事態だけに滞在外国人への配慮は考えてくれている。いろいろ不満の声もあろうが、とりあえず感謝。
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