パタヤで連日の飲み会と食事会でだらけた体。
こんな時はサウナとジムとプールで汗を流してすっきりしたい。
そこで訪れたのがタラサウナである。
おそらく、パタヤのローカルタイ人や在住外国人の間ではもっとも評判のいいサウナだと思う。
高級サウナではなく庶民向けだが、価格は安く居心地もいい。大きなスイミングプールと温水ジャグジーが気持ちいい。
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TARA SAUNA(タラサウナ)
ローカルの間ではパタヤ屈指の知名度を誇るサウナだが、場所は中心部からはずれている。
イーストパタヤ地区、いわゆるダークサイドパタヤにある。
以前、ソイサイアムカントリークラブ散策記事でタラサウナのことも少し紹介した。
関連記事:【パタヤ散策】ソイサイアムカントリークラブとタラサウナ
でも実際に入浴するのは今回が初めてとなる。
友人数人と一緒に訪問した。
建物
駐輪場、駐車場あり。
中に入って左手に受付。
これは逆向きから撮影したもの。
受付で性別ごとの人数を告げて料金を先払いする。
料金表
デイリー:男性160バーツ、女性120バーツ
1ヶ月:1,800、1,500
3ヶ月:4,000、3,200
6ヶ月:7,500、6,400
一年:12,000、10,000
サウナなどの施設には入らない同行者は無料。ただ座るだけ。
ロッカーの鍵は貸与してもらえるが、デポジット50バーツ必要。
最終的に鍵を返すときに50バーツも返金される。
ハンドタオルとバスタオルを一枚ずつもらえる。
正直、タオルは少々臭う。質は悪い。
使い終わったタオルはそのへんの使用済みタオル入れに放り込めばおしまい。
サウナもスイミングプールも水着着用のこと。
持参していない場合はレンタルもできるようだが、タオル同様、清潔度には少々難がありそう。必ず持っていくようにしましょう。
受け付けは売店も兼ねている。
ペットボトルの水は10バーツ。
マリンコラーゲンスパソルトが50バーツ。
アイスクリームなんかもあり。
ロッカールーム
鍵は腕に巻けるようなバンドがついておらず失くさないようにしましょう。
ドライヤー、ティッシュ、綿棒などが置いてある。
トイレとシャワールームは、ロッカールームの隣。
シャワーは常温のみ。ボディソープとシャンプーは備え付けあり。
施設全体
右手にフィットネスジム、奥にサウナ、左手にプールとなっている。
大きな休憩エリアにテーブルがずらり。
空いているテーブルに勝手に陣取ればいい。
すべてではないが、トイレに近いエリアはテーブルで喫煙可能。
プールサイドでも喫煙可能だ。
トイレ脇にも喫煙所あり。
無料の水とお茶の提供あり。
サウナでありがちなフルーツは無料ではないようだ。
あと、料理のオーダーもできる。タイ料理がメインで、テーブルまで運んでくれる。
フィットネスジム
フィットネスジムが併設してあり、サウナ利用者は無料で使える。
機材はかなり古くなっているが、いちおう、使えるレベル。
ダンベル、ベンチプレス、腹筋ベンチ、などなど。
ウォーキングマシンを使うには、緊急ストップ用のマグネットを受付で借りてくる必要あり。
卓球台とビリヤード台もあるが、使えるかは不明。
ジムはエアコンなし。かなり暑くて、一通り運動したら汗だくとなる。
それもまたよし。
運動後にサウナに入るなり、スイミングプールに飛び込めばいい。
サウナとジャグジー
敷地内奥にサウナ。男女別々。
サウナ手前に冷水プールと温水ジャグジーがある。
サウナは、普通のサウナとスチームサウナの二種類。
普通のサウナのほうは、20人は収容できる広さ。
細かい頻度は不明だが、1,2時間に1回、サウナおじさんがやってきて、独演会&扇あおぎコーナーが開催される。
ファランのおじさんが、石の上に塩やアロマをふりかけ、立ち上った蒸気をあおいで熱風を送ってくれる。
サウナにはまったく詳しくないけれど、調べてみると、ロウリュウとかアウフグースと呼ばれるサービスらしい。
ファランのおじさんは、ついでに英語で漫談もしてくれる。
なかなか楽しい経験である。
ちなみに、このロウリュウサービスは男性向けサウナで開かれるが、このときだけは女性も入室が許される。
男女仲良く熱風を浴びましょう。
サウナ前の冷水プールはがっつり冷たい。気持ちいい。
さらに嬉しいのが温水ジャグジー。
ちょうどいい湯加減で、ずっと湯につかっていられる。
気分は温泉である。
この温水ジャグジーが個人的にはこのタラサウナで一番気持ちいいと思う。これだけでもタラサウナに来る価値あり。
スイミングプール
階段を上がった先には、屋外スイミングプール。
日当たりがよくて、水温はぬるめ。
サイズは長さ20メートルほどだろうか。まずまずの広さ。
プールサイドにビーチベッドやテーブルが並ぶ。
サウナ利用者はどこに座ってもいい。
屋根付きエリアもある。
感想
客層は、リタイア生活を送ってそうなファランが大半。あとはタイ人。東アジア系は少数派。
平日の昼間だったが、思ったよりもにぎわっていた。ただ、テーブルに座れないなんてことはないし、サウナに入りきれないほどでもない。
週末はもっと混み合うと思われる。なるべく平日に訪問したほうがよさそう。
かなりまったりと滞在できる。
まったりとしつつも、ジムやプールでがっつり運動もできる。
ジムで筋トレして汗をかき、スイミングプールで泳いで脂肪燃焼して、サウナで大汗をかき、冷水プールで体を冷やし、そして温水ジャグジーで湯につかる。
これ、最高。まじ、やばい。
テーブルに戻って、水を飲んだり、一服したり、友人とトークしたりして休憩。
2時間半ほど上記サイクルを繰り返し、翌日体重をはかると1キロ近く痩せていた。
サウナで汗をかいたから痩せるものではないが、ジムで筋トレしてプールで有酸素運動すれば痩せられますな。
ダイエットもいいが、単純にサウナは気持ちいい。
サウナっていいもんだとあらためて感動した。
地図と行き方
ダークサイド方面に足を踏み入れたことがない人にはかなり遠く感じるだろう。
実際パタヤ中心部からはけっこう遠いが、慣れればそうでもない。
バイクで15分程度である。
地図
パタヤカンをスクンビット通りまで出て、左折。
スクンビット通りを少しだけ進んで右車線へ。
右折の信号待ちして、ソイサイアムカントリーに入る。
線路を越えて、しばらく走る。
左手に「TARA SAUNA」と大きく標識が出ているので、その路地に入っていく。
あとは道路上の標識どおりに進んでいけば、タラサウナへたどりつける。
道は入り組んでいるが、案内板に従って進めば迷うことはない。
ソイブッカオ界隈からバイクで15分ほどの道のりだ。
自前のバイクや車がないなら、行きはソンテウをチャーターして、帰りは白タクを手配してもらうのもあり。
もしくは、Grabタクシーを使うのがいい。
LKメトロ付近からタラサウナまでは約300バーツ。
バイクタクシーなら片道150か200と言われると思う。要交渉。
なお、タラサウナの営業時間は、午前10時から午後10時。
一度入店すれば時間制限はない。
まとめ
一緒に訪れた友人は日本でもサウナや温泉村へ行く機会が多いそうだが、このタラサウナをすごく気に入っていた。
これだけ楽しんで160バーツ。500円ちょっとである。
そりゃあ人気も出るってものだ。
わたしもかなり気に入った。
ジムもあって、広いスイミングプールもあって、温水ジャグジーもある。
全体的に設備は老朽化しているけど、余裕の許容範囲内。
160バーツで文句を言っちゃいけません。
ただ、場所が場所だけに、パタヤ中心部に宿を取るような一般的なパタヤ旅行者には不向き。
移動手段が確保できて、時間的に余裕があるような人なら、短期旅行者でも訪れる価値はあるかなと。
パタヤ中心部でのサウナなら、i-Spaが定番。
ソイ6の向かい側の1号店が一番便利だが、設備的にあまりおすすめはできない。
サウスパタヤの3号店がおすすめ。
関連記事:パタヤのおすすめサウナ i-SPA Sauna & Spa
最近は中国人団体客が押し寄せることが多いようで、あまりまったりできないようだが、設備は綺麗。
タラサウナは中国団体客とは無縁。
ローカルタイ人と長期滞在ファラン向けとなっている。
まったりサウナに集中できる。
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