7日目
昼食は焼き鳥とカオニャオとゆで卵
日中はPC作業や用事が立て込んでおり、いろいろと忙しい。
昼食を食べに行く時間がおそくなってしまった。
午後3時過ぎかな。
もう時間がもったいないんで、近所の屋台でバーベキューを焼いてもらう。
この屋台は基本的にイサーン料理がメインだけど、普通の焼き鳥も置いてある。
同じように買い物に来たファランは、躊躇なくガイヤーンを掴んで、網の上に置いていた。
わたしは焼き鳥3本とカオニャオ10バーツで合計40バーツ。
部屋にお持ち帰りして食べる。
コンビニで購入したゆで卵もセット。
このゆで卵は、2個で16バーツ。一個8バーツ。
屋台で売られているゆで卵は3つで20バーツが多い。一個なら7バーツと言われるかな。
ちなみに、ゆで卵はタイ語で「カイトム」。
カイ=卵
トム=ゆでる
そのまんま。
ちょっとしつこい焼き鳥にゆで卵が加わることによって、ほどなく中和され、わりといい食べ合わせとなる。
まあ、本当な野菜系を加えるべきなんだろうけど、ついつい楽なほうへ逃げてしまう。
この先の栄養バランスが心配だ。
ケバブ
夜11時ころ、ようやく外出。
これまた食事が面倒になり、屋台でケバブを購入。
ちょっとは生野菜が入っているから、ビタミン補給になるかなと甘い願望。
野菜不足解消は、タイでの食生活の課題の一つだ。
サラダはちょっと苦手だし、衛生的にも少々難がありそうだ。というかタイのレストランのサラダはあまりおいしくない。
sizzlerのサラダバーは、評判もよくて、わたしも実際に食べたことがある。たしかに、野菜も果物も新鮮でおいしかった。デザートもいける。が、やはりそれなりのお値段がする。
節約型滞在者にはきつい。
まあ、屋台の果物売りで代用しよう。一切れ10バーツのスイカやパパイヤで充分だ。というか普通に甘くておいしいしね。
と、健康のことを気にしつつ、ケバブをかじりながら、バービアでビールを飲むという不健康なナイトライフを送ってしまうのだった。
目先の快楽優先である。
ケバブを食べたあとは、いつものビリヤード。
と、バービアのボスが突然、ビリヤード大会の開催を宣言。
客とバービア嬢から参加料を徴収して、コンペを開催するという。
参加費は40バーツで、10人ほどが集まった。
ミスしたら負けよビリヤード大会
たぶん正式名称があるんだろうけど、調べるのが面倒なんで、「ミスしたら負けよゲーム」と命名しておく。
欧米では一般的な遊び方かな。
ビリヤード台が一台しかなく、客の人数が多いと、一対一のゲームをしていたら、なかなか自分の番が回ってこない。
そこで、全員が一度に参加して、1人1回ずつ順番に打っていくスタイルを取る。
ホワイトボードにプレイヤーの名前を書いて、その横に×印でライフ数を表示。普通は2個か3個くらい。
(一例)
John ×××
Mike ×××
Taro ×××
Ploy ×××
まずは、先頭プレイヤーのJohnがブレイクショット。
たとえブレイクで一つも球が入らなくとも、もう一度打つことができる。
それでも入らなければ、ミスとなり、ライフを一つ減らされる。
あとは、順番に1回ずつ打っていく。
Mikeの次は、Taro、Ploy、また先頭に戻ってJohn。
落とす球の色や数字の順番は関係なし。
8番の黒球を先に落としてもいい。
ただひたすら、球を落としていくだけ。
球を落とせなかったり、白球を入れてしまったら、ミスとなり、マイナス1ポイント。
黒球を落としたら、プラス1ポイント。
ライフ3ポイントからスタートして、ぜんぶなくなると失格。
最後の一人になるまで続ける。
John
Mike ×
Taro
Ploy
これで、Mikeの優勝となる。
以上が基本ルール。
(もちろん、ローカルルールは多数存在しているはず。参加する時は確認しよう。)
1人1回ずつなんで、大人数でプレイしても、すぐに順番がまわってくる。
かなり運に左右されるんで、下手くそでも意外と勝ち残れたりする。
白球を落としてしまう以外のファウルも気にしなくていいんで、気楽なもの。
まあ、でもやっぱり最後は上手な人が勝ち残るけどね。
わたしは敢えなく敗退。
結局、主催者兼バービアボスのファランが優勝。
賞金400バーツ総取り。
おいおい。
でも、バービア嬢に連行され、ボスがリンガベル。
参加費40バーツで遊んだ上に、ビールがまわってきた。
みんながハッピーになれる結末だね。
よかったよかった。
タイ語「マイロンペンマー」
ゲームの最中に、タイ人に教えてもらったタイ語。
マイロンペンマー。
マイ=否定
ロン=(球が)落ちる。降車するときのロンと同じ。
ペン=~になる。英語でいうBE動詞。
マー=犬
直訳すると、
「球が落ちなければ、犬になれ!」
ってことか。
「失敗したら犬になるぞ」という、いわば呪いの言葉かね。
バービアでビリヤード遊びをしている時、お相手のバービア嬢へ向けて言ってみよう。
「マイロンペンマー!」
笑いと同時に、たぶん、プレッシャーも与えられるはず。
あまり上品じゃない言葉使いだと思うんで、ちょっと仲良くなってから使ったほうがいいかもね。
まあ、バービアなら大丈夫だ。
本日も、まったく女遊びせずに終了。
やはり特定の相手を作ってしまうと、新規開拓の意欲がいちじるしく削がれてしまう。
これではバタフライ派の沽券に関わる。
カネを使わなくてすむのはいいんだけど、せっかくのパタヤ滞在だしねえ。
もっと遊ばねば。