パタヤのターミナル21にあるYUMSAAPというレストランに入ってみた。
この名前には聞き覚えがある。
バンコクのターミナル21にも支店があるし、バンコクには他にも支店がいくつもあるはず。
イサーン料理系のチェーン店だ。
パタヤではすでにセンタンに出店済み。
なかなか食べやすくておいしいレストランだった。
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YUM SAAP
YUM SAAPという店名。
タイ語では、ยำแซ่บ。
ヤムセープ、ないし、ヤムセーブと読めばいいだろう。
ヤムは、タイ語で、「あえる」、転じて「サラダ」の意味だ。英語のYUMMY(おいしい)とひっかけているような気もする。
セープは、イサーン語で「おいしい」の意味。
全体を直訳すれば、おいしいサラダ。まあ、イサーン料理メインのおいしい店ってところで。
ターミナル21内にあるため、当然禁煙。
席はわりと多め。週末の昼間に入ったがすぐに座れた。
もちろんエアコンも効いていて快適だ。
メニュー
ソムタムは種類豊富。
ソムタイタイが69バーツ。
プロモーションをやっていて、鯖入りソムタムが49バーツ。
大皿に入った豪華ソムタムなどあり。
一般的なタイ料理もほぼ揃っている。
ラープムー
ソムタムと並んでイサーン料理の代表的存在であるラープ。
豚の挽肉を使ったラープだ。
これが実に食べやすい。
口当たりはさっぱりしている。あとから辛さが追いかけてくる感じ。
けれども、決してあとを引く辛さではない。
これはいいねえ。
香草ももちろんたっぷり入っているけれど、これまた癖は少なめ。
ほんと食べやすい。
しかも、ワンタンの皮を揚げたものが口直しに最適。
とかく辛くて癖があると思われがちのイサーン料理だが、ここのラープなら苦手な人でも平気かも。
それくらいするするっと食べられる。
冬瓜と鶏肉のスープ
スープはあっさり系にしておいた。
冬瓜と豚肉の入ったスープだ。タイ語の名称不明。
すっきりした味で飲みやすい。
冬瓜も鶏肉もほろほろに煮込まれている。
キャベツ炒め
これもタイ語名は不明。
実にシンプルな料理。
キャベツに軽く味付けして炒めたもの。まったく辛くない。
野菜をたっぷり摂取しましょう。
あとは白ごはんとドリンクをオーダー。
これはライム(マナオ)ジュース。
会計は、テーブルの上に置かれた番号札をレジまで持って行く。
料理3品、白ごはん2皿、フルーツジュース1杯、水1本で405バーツ。
二人で食べるとちょうどいい量。しっかり腹は膨れる。
どの料理も胃袋に優しく、かつ比較的おさいふにもやさしい。
地図
ターミナル21地図
YUMSAAPは、ターミナル21パタヤ3階サンフランシスコフロアにある。
営業時間は不明だが、ターミナル21と同じで午前11時から午後11時までと思われる。
バンコクにはターミナル21アソークの他にも支店がたくさんあるはず。
まとめ
上品かつおいしいタイ料理とイサーン料理レストランだ。
さすがはチェーン店とも言うべき味付け。
大衆向けにきっちりアレンジされている。それでもちゃんとしたイサーン料理の味も出ている。
辛いイサーン料理やローカルな食堂が苦手な人もここなら大丈夫。
何がなんでも訪れるべきレストランの類では決してないけれど、ちょっとイサーン料理を試してみたいなあと考えている人にはおすすめできる。
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