パタヤ屈指の魔境と言うべき、ソイチャイヤプーン。
そのソイチャイヤプーンのソイブッカオ側入り口に新しい屋台が出ている。
以前はムーピン屋台があった場所。
⇒夜間営業のムーピン屋台@ソイチャイヤプーン入り口
その前は普通のタイ料理屋台もあった。
が、今はイサーン料理と焼き鳥屋台だ。
このイサーン屋台のナムトックムーが強烈だったのでご紹介。
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イサーン屋台と焼鳥
調理台には豚肉が釣り下げられている。その横にはソムタム用鉢もあり。
もろにイサーン屋台ですな。
ただ、料理の種類はあまりなさそう。
こういう店構えだし、ナムトックムーは当然置いてある。
ナムトックムーとは、焼いた豚肉と野菜やハーブを和えたイサーン料理。ダシを加えて、煮立てるのが特徴だろうか。
ラーブと似ているが、またひと味違った食感と風味。
個人的に一番好きなイサーン料理かも。
さくっと、ナムトックムーとオーダーした。
すると、「ペットジャンマイ(めっちゃ辛くするか?)」と屋台のおばさんからフレンドリーかつ早口で聞かれた。
なんとなく勢いに押されて、「カップ」と答えてしまった。
ほどなくして完成。
ナムトックムーが60バーツ、白ごはんもつけてもらい10バーツ。
すぐ隣には焼き鳥屋台が出ている。ガスコンロもある。
なかなかうまそう。
焼き鳥を1本だけ買っておく。
部屋に持ち帰って、まとめていただきます。
皿とスプーンはお願いすればただでもらえる。
まずはナムトックムー。
豚肉たっぷり。
うん、辛いね。
火を噴く辛さとはまさにこのこと。
まず唇がしびれる、つぎに口の中がしびれる、そして脳までしびれる。
汗がとめどなく吹き出し、もう止まらない。
これは辛い。ひたすら辛い。
でもうまい。
やっぱり辛い。
おばちゃん、無茶しすぎ。
白ごはんと焼鳥で辛さを中和させる。
焼き鳥はもも肉かな。ちゃんと下味がついていて、けっこううまい。
数本あれば、立派な焼鳥丼ができあがるだろう。
あとはひたすら激辛ナムトックと格闘。白ごはんの進むスピード半端なし。
付け合せのキャベツもばりばりかじりましょう。
これで合計80バーツの晩飯となった。
満足。
が、あまりにも辛すぎた。
食べている最中はカプサイシンによる興奮作用と旨さのせいで我を忘れるが、食べ終わったあとに猛烈な辛さのぶり返しがやってくる。
これがしんどい。
脳から胃袋にかけてびりびりと震える感覚が続く。熱中症にかかった時のような冷や汗が出てくる。気持ち悪い。
辛いものは好きだけど、この感覚が嫌。
後日、再訪。
今度は辛さ控えめにしてもらおう。
辛ければいいってもんじゃない。
「ペットニッノイ(ちょっとだけ辛くして)」とおばさんにお願い。
ちゃんと通じたようだ。
で、完成したちょい辛のナムトックムーがこちら。
むぅ。
見た目は辛そう。しかもダシ汁がすごく多い。汁だくナムトックムーだ。
しかも、やっぱり辛かった。
前回ほどではないけれど、がっつり辛い。
しかもダシが多いもんだから、飲み込むたびに喉が焼けるように辛い。
が、これまたうまい。
もう辛さの注文をつけるのはやめよう、この屋台では。
おばさんにすべてまかせた。
好きにしてくれ。
地図とまとめ
場所はソイチャイヤプーン入り口、オアシスの真横あたり。
ソイブッカオからソイチャイヤプーンへ入ってすぐのところ。
地図(OASIS)
営業時間は未調査ながら、夕方から深夜遅くでしょうね。暗いうちはやっているかと。
焼き鳥屋台は出ていない日がちょこちょこあるようだ。
似たようなイサーン&焼き鳥屋台は、ソイブッカオ常設市場向かい側の屋台もおすすめ。
⇒ソイブッカオ市場前のイサーン料理屋台がうまい。ガイヤーン、ナムトックムー、ラーブ!
ここのナムトックムーと焼き物はどれもおいしい。
ナムトックムーが50バーツと良心的価格。味付けは比較的マイルド。むろん頼めば激辛仕様にしてくれるけど。
今回紹介したソイチャイヤプーン入り口屋台のナムトックムーが60バーツ。
量は多め。そして普通にオーダーすると激辛となる。
がつんと食べたい人はソイチャイヤプーン入り口へどうぞ。
とにかくしびれます。
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