盆休みも兼ねて日本に一時帰国することにした。
帰国便は毎度おなじみのタイ・エアアジアX。
いつもは午後便だが、今回は増便された関空行きの深夜発XJ612便だ。
ドンムアン空港発が0時55分。
早い時間帯のフライトの場合、余裕をもってバンコクに1泊することが多いけれど、深夜帯ならばパタヤから直行したほうがよさそう。
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パタヤからドンムアン空港へ直通
パタヤからドンムアン空港へ行くにはいつか方法がある。
一番ラクのはもちろんタクシー。
関連記事:パタヤからドンムアン空港へタクシー移動。メーターならいくら?
手間はかかるが安いのは、スワンナプーム空港までエアポートバスで移動してから、ドンムアン空港行きフリーシャトルバスに乗り換える方法。
関連記事:バンコク・ドンムアン空港からパタヤへバスを乗り継いで行く【2017年11月】
が、乗り換えが面倒くさい。
そんなわけで、ドンムアン空港へ直行できるロットゥを利用することに。
関連記事:パタヤからドンムアン空港へ直行するロットゥー(ミニバン)に乗ってみた
前回は昼間の利用。パタヤからドンムアン空港まで2時間ほどで移動できた。
今回は夕方以降の出発。さて、どうなるか。
18時45分にロットゥ乗り場へ到着。バイタクには、ランシット行きのロットゥに乗りたいと告げればわかってもらえた。
ロットゥの運賃は、ドンムアン空港まで180バーツ。
すでに車は到着しているようで、すぐ隣で待機していた。
10人ほどがすでに座っていた。
わたしが最後の客だったようだ。
18時50分時頃出発。
ルートは前回と同じ。
スワンナプーム空港近くまでは快走。
が、途中で大雨が降ってきたため、ややスピードダウン。
さらにバンコク市内に入ると、大渋滞につかまる。
なかなか進まない。
ドンムアン空港前に到着したのが、21時20分。
所要時間は2時間30分。
やはり、夕方以降の渋滞しやすい時間帯に加えて大雨が降ると時間がかかるようだ。
それでも2時間半でパタヤからドンムアン空港まで直通で行けるのはありがたい。
座っていればドンムアン空港。楽ちんですな。
ドンムアン空港チェックイン
ロットゥから下ろされるのは鉄道駅前。
陸橋を渡ればドンムアン空港だ。
0時55分発のXJ612便のチェックインカウンターでの手続き開始時刻は、21時55分。
まだオープン前だ。
が、すでにウェブチェックイン済み。
セルフチェックインマシン、通称キオスクを使うと搭乗券が印刷できる。
「搭乗券の再印刷」を選択。
予約番号を入れるだけで、すぐに搭乗券が印刷される。
もしくは、SMSで送られてきたQコードをかざせばいい。
楽ちんである。
ただし、預け荷物がある場合は、チェックインカウンターへ行く必要あり。
この時もウェブチェックインは済ませておいたほうがいい。
ちなみに、ドキュメントチェック(パスポート確認のこと)は搭乗口でできる。無理にチェックインカウンターを訪れる必要なし。
また、エアアジアのアプリでは、Eボーディングパスの利用可能。
イミグレーションも免税店も搭乗もペイパーレスでいけるが、いちいちアプリを立ち上げるのが面倒。いつも紙の搭乗券を印刷するようにしている。
ドンムアン空港フードコート
まだまだ時間は余っている
とりあえず食事を取っておこう。
隣の第2ターミナルビルにフードコートがある。
やや価格高めだが、立地は便利。
なんか日本関係の店が増えている。
ハカタラーメン、やよい軒、MKエクスプレスなど。
10時前ともなると、すでに閉店しているテナントが多い。
客もまばら。
一部の店は24時間営業なので心配無用。
なぜだかバーガーキングが食べたくなってしまい。ワッパージュニアのセット195バーツを食べる。
普段は食べないが、バンコクの空港にいると、不思議と食べたくなってしまうのがバーガーキング。
スワンナプーム空港内にあるバーガーキングはよく利用していたもんだ。
バーガーキングを食べると、いよいよ帰国だなあと感慨に浸ってしまいがち。
タイ旅行好きあるあるですな。
なお、ドンムアン空港でとにかく安く食事がしたいなら職員向けのローカルフードコートがおすすめ。一般旅行者でも利用可能だ。
⇒ドンムアン空港第3のフードコート、MAGIC FOOD PARK。
⇒ドンムアン空港のコンビニと格安クーポン食堂(マジックフードポイント)
エアアジアXJ612便搭乗
イミグレーションはがらがら。すぐに通過できた。
乗り場は25番ゲート。
一番奥にあった。
隣の24番ゲートは成田行きのスクート便だった。
0時30分ころ、搭乗開始。
セルフチェックインして、ドキュメントチェックがまだなら、この時に受けることになる。
といってもパソコンで係員がちょろっと入力するだけ。ものの2分もあれば終わる。
さくっと機内へ。
搭乗率は7,8割といったところ。
隣にはタイ人の若い男性。
日本語で話しかけられてびっくりした。
日本行きの便だが、日本人よりもタイ人旅行者のほうが多いかもしれない。
窓は外は大雨。
予定より15分遅れての、午前1時10分頃に離陸。
バンコクの夜景が綺麗だ。
機長のアナウンスによれば、フライト予定時間は6時間30分とのこと。
この季節は風向きの関係がいつもより時間がかかるみたい。
関空にランディングしたのが、日本時間の午前6時40分。
予定通り6時間半のフライトとなった。
関空の空は快晴。
ちなみにイミグレーションは、日本人にかぎり、顔認証システムに変更となっていた。
以前の有人カウンターのほうが進みは早いけれど、外国人向け窓口の数を増やす目的もあるのだろう。
これはこれでいい。
無事帰国
関空ターミナルビルから外に出る。
むっとした熱気が待ち構えていた。
日本を出たのがまだ少し肌寒さの残る3月。
約5ヶ月ぶりの日本帰国となった。
予想はしていたが、お盆時期の日本は暑い。
まだ午前中だというのに、パタヤの昼間より暑い。
やはりパタヤは日本の避暑地だと実感できた。
そして暑さとともに出迎えてくれたのが蝉の鳴き声だ。
鬱陶しくもあり、どこか懐かしい響き。
ああ、日本の夏だ。
土の中でじっと耐えて、夏の一時だけ、生きている証を歌い上げるかのように精一杯鳴き続ける日本の蝉。
はたして、冬のないタイで蝉は存在しないのだろうか。
そんな疑問を抱きつつも、今回のパタヤ沈没生活も無事に終了したのであった。
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