バンコクからのフライトでビエンチャンに到着。
前回⇒バンコクからビエンチャン・ワッタイ空港へ。エアアジアFD1040便搭乗レポート。
ビエンチャンの玄関口は、ワッタイ国際空港だ。
いつもは陸路でラオス入国しているため、ワッタイ空港を利用するのはこれが初めて。
まずは、少しだけ両替して、ラオスのSIMカードを購入。それから新設されたというエアポートバスでビエンチャン市内のタラートサオへ向かうことにする。
(2018年5月時点での情報となります)
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ビエンチャン・ワッタイ国際空港
どうやら現在改修工事中のようだ。
昔の姿は知らないけれど、綺麗な空港。でも狭い。
とても一国の首都の国際空港とは思えない狭さ。
バゲージクレームを抜けると、このような情景。
すぐに出口があって、外へ出られる。
両替所
まずは両替から。
両替所は一箇所だけ見つかった。
窓口はバゲージクレームのある制限エリア内と、一般エリア側の2箇所あるが、どちらも同じ。
一般エリア側の窓口はエスカレーターの影に隠れているのでちょっと見つけづらい。
レート表
1バーツ=259.97キープ
1円=74.62円
市内の両替所の一般的なレートと比べても、それほど差はない。
翌日のビエンチャン市内のレート表
1バーツ=260.88キープ
1円=73.75キープ
そもそも日本円からキープへの両替レートはあまり良くない。
タイを経由してラオスへ行くなら、まず日本円からタイバーツへ両替しておき、さらにラオスに入国してからタイバーツをラオスキープへ再両替するのがベター。
通常、再両替すると額面が目減りしていくものだが、ラオスキープの場合は特別。あまりにも自国通貨が弱く、国内でもバーツが流通しているため、バーツが異様に強い。
日本円しか手持ちがないなら、市内へのバス代とSIMカード代くらいを両替しておけばいいんじゃないかと。
ちなみにわたしは500バーツだけ両替しておいた。
SIMカード販売所
空港ターミナル内にSIMカード販売所が2,3軒並んでいる。
料金表が張り出してあり、自分の好きなものを選べばいい。
LAO TELECOM
たとえば、2番なら、7日間1.5GB使えて2万キープ。
unitel
SABAIDEE3というSIMカードなら、3日間で2GB使えて2万キープ。
他にも、パッケージプランあり
滞在予定が2泊3日だったため、一番わかりやすいSABIDEE3というパッケージ付きSIMカードを購入。タイバーツ払いだと100バーツと言われた。
スマートフォンを渡すと、その場ですぐにSIMカードを入れ替えてセッティングしてくれる。パスポートの提示などは不要。
あっという間に開通。
ちゃんとインターネットに繋がることを確認して料金を払えばおしまい。
あほほど簡単です。
たった300円ほどで、ネットパッケージ付きSIMカードが買えるなんて、なんてお手軽なんでしょうか。
残高照会のやり方は、SIMカードの台紙の裏面に記載されている。
タイのAIS・12callとほぼ同じ。
残高照会:*121#
トップアップ:*121*ピンコード#
ビエンチャン空港発着エアポートバス
両替とSIMカード購入を済ませると、あとはビエンチャン市内へ向かうだけ。
ビエンチャン・ワッタイ空港から市内へ行くには、これまではほぼタクシー一択だったはず。
空港敷地内を出ると市バスや乗り合いトゥクトゥクが拾えるらしいけど、かなり面倒。
が、旅行者の強い味方であるエアポートバスが新しく運行開始となった。
空港ターミナル内にもエアポートバスの文字。
到着ターミナルを出て左側にバス乗り場がある。
(2018年10月追記:現在は出て右側に移動している。料金乗り方などは同じ。)
おお、あの色と形には見覚えがあるぞ。
まさに京都市バスだ。
むかし京都にいた頃、さんざん利用してきた懐かしのバス。
どうやら京都からビエンチャンへ贈呈されたそうだ。
ちょっとうれしい。
バス停の案内板
Wattay Int Airport-City Center-Central Bus Stationと表示してある。
ワッタイ空港からビエンチャン中心部を通って、セントラルバスステーション(タラートサオバスターミナル)が終点。タラートサオを起点にして、また空港へ向かうようだ。
料金は15,000キープ。
時刻表(Timetable)
始発が9時。おおよそ40分間隔で運行。最終が22時20分となっている。
(2018年10月追記:その後、減便している)
車内の様子
椅子の配置や乗降口の位置は変えてあるものの、これまた京都市バスそのまんま。
フリーWi-Fiあり。
料金は乗車後に車掌が回収にやってくる。
15,000キープ現金払い。タイバーツだと60バーツだと言われたが、本当にタイバーツで払えるかは不明。
切符現物
この時、どこで降りるのかを聞かれる。
車内ではパンフレットを配っていて、詳しいルートマップが掲載されている。
ルートマップの番号を指差しすれば、車掌には通じるんで、言葉が不安でも問題ないでしょうな。
わたしは「タラートサオ」とだけ伝えた。
一般的にホテルやゲストハウスが集中しているエリアには立ち寄ってくれる。
川沿いのゲストハウス密集地なら、4番あたりで下車。ナンプー噴水広場付近なら5番下車。
タラートサオはマップ上のBというポイントとなる。
バス停に着くと、車掌が大声でバス停の名前を教えてくれる。
さくっと降りればオッケー。
午後2時発のバスに乗り、定刻どおりに出発。
タラートサオに着いたのが、午後2時24分。
タラートサオバスターミナルの国際バスチケット乗り場のすぐ近くで降ろされた。
チケット売り場前からは15メートル先と書いてある。
一応、空港発の場合はここが終点となるみたい。
しばらくバスは停車していた。
空港まで行く場合は、ここで乗車すれば、なんのストレスもなく空港へたどり着けるでしょう。
もちろん、途中のバス停で待っておき、通りかかったバスに乗ってもいい。
この距離で15,000キープ(約60バーツ)は少々高いような気もするが、安全かつ楽々だし、こんなもんでしょう。
タイ大使館のビザセクションまでは、タラートサオからまだ少々遠い。
ビザ取り目的の人は徒歩ないしトゥクトゥクで移動しましょう。
トゥクトゥクは流しの乗り合いで50バーツから100バーツ。チャーターなら120から150バーツほどです。きっちり交渉すべし。
まとめ
ビエンチャン・ワッタイ空港は小さいけど、使いやすい。
エアポートバスもできたことだし、これから徐々に発展していきそう。
まあ、何もないのがビエンチャンの魅力だけど、便利になるのは素直に喜ばしい。
(2018年10月追記)
その後、空港の改修工事がほぼ終わったようで、かなり綺麗になっている。
詳しくは⇒新しく綺麗になったビエンチャン・ワットタイ国際空港の様子【2018年10月】
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