昨日5月29日は、ヴィサカプーチャと呼ばれるタイの仏日。
禁酒日となっており、アルコール類の販売は不可だ。
よってバーも休業を余儀なくされる。
禁酒日前夜は、24時を持ってバーは閉店。
とはいえ、一部のバービアでは深夜2時頃まで電気と音楽を落とした状態で営業を続けていたが。
さて、禁酒日当日。
ここ数年のパタヤの禁酒日の営業状態は、ほぼ変わっていない。
今回も通常通りといったところ。
ざっとパトロールしてみた。
LKメトロ
午後10時ころに通りかかると、LKメトロ内は暗闇に包まれていた。
ほぼ真っ暗に近い。
ゴーゴーもバービアも壊滅状態。
深夜0時をまわってから再訪してみると、一部のバーで明かりがついていた。
ゴーゴーでは、クリスタルクラブだけが営業。
バービアでは、ビラボンが営業。それでも普段より明かりも音楽も控えめ。客足も少ない。
ファランの常連客が多いLKメトロでは、こういった日は客足がとても悪くなる。長期滞在のファランは、まず出かけないんで。
ソイ7
その他のバービアの状況はどうか?
24時前では、ほとんどのバーはクローズしたまま。一部のバービアで、電気を落とし、ソフトドリンクの提供のみで営業しているようだった。
ソイ7は真っ暗。
開店準備もほとんどしていない。
なお、ソイ7内の一角にあるバービア群は取り壊し工事中。
一週間は建物が残っていた。
現在は、更地に近い状態になった。
向かい側のマッサージ屋で聞き取り調査すると、新しくホテルを建てるとのこと。
ここで働いていたバービア嬢たちは、近辺のバービアへ各々移籍していったようだ。
もちろん、ソイ7の他のバービアは健在なのでご安心を。
ウォーキングストリート
午後11時20分頃、ウォーキングストリートへ。
やはり、人通りは圧倒的に少ない。
何よりも音楽がまったく鳴っておらず、一種異様な雰囲気だ。
ネオンサインが灯っているのは、飲食店のみ。
完全に閉店しているゴーゴーが多い。
センセーションズはシャッターが降りたまま。
が、そんな中でも、一部のゴーゴーはすでに営業開始していた。
ネオンサインはついてないし、PR嬢たちが嬌声を上げているわけではないが、確かに営業している。
ギンザとランウェイは休業しているが、隣のライトハウスは営業。
ソイ15内では、手前のシャークと奥のワッツアップだけが営業。
ソイダイヤモンド内では、ウィンドミルとダイアモンドが営業。スーパーガールなどはクローズ。入場料徴収系の店は絶賛営業していたが。
メイン通りでは、ハッピー系列とシャーク系列はすべて営業しているようだった。
エデンクラブは休業だが、タントラは営業。
リビングドールショーケースは営業。
その他、独立系はほぼ休業か。
ま、全店チェックしたわけではないけれど、半数弱のゴーゴーが営業しているような印象。
ファーレンハイト Fahrenheit
一通りチェックを終えて、シャーク系列のファーレンハイトへ入店してみる。
時刻は午後11時半過ぎ。
外のネオンサインは消されているが、中は照明ばりばり、音楽もばりばり。普段の姿を変わりなし。
が、アルコール提供はまだ解禁となっていない。コーラ120バーツ。
思った以上にダンサーの数が多い。
コヨーテ2チームとモデル1チーム。合計50人以上はいそう。
よく揃えたなあ。
しかも平均レベルはまずまず高い。際立って目立つダンサーはいないけれど、普通に選べそうなレベル。
客入りは5割ほど。ファランとアジア系客が半々といったところ。いや、アジア系のほうが多いかも。
営業の売り込みはそれほどしつこくなく、居心地も悪くない。
けっこういいね、ファーレンハイト。
できればもう少し照明を明るくしてほしい。
時刻は24時へ。
アルコール解禁の掛け声が上がっていた。
以前はフライングで解禁となっていたが、今回はきっちり守られている。
指導が厳しいんでしょうな。
外に出ると、看板にネオンサインが灯っている。
ウォーキングストリートの音楽とネオンサインの洪水も復活。
とはいえ、閉まっている店が多いため、フルボリュームではないけれど。
人通りも普段よりは断然少ない。
バカラ Baccara
つづいて、ハッピー系列のバカラへ。
久しぶりの入店。
さすがに客はそれほど多くなく、あっさりとステージかぶりつきのソファー席に座れた。
すでに0時をまわっているため、アルコール解禁済み。ドラフトビール69バーツだ。
ソファーにふんぞり返ってドラフトビールをちびちび舐めつつ、ステージを見上げるのがバカラの正しい過ごし方。いや、知らんけど。
さらに首を上を向けると、2階ステージのシースルー床越しにダンサーの黒々をした部分を拝むことができる。
これぞ正統派バカラ鑑賞。
1曲ごとにダンサーが立ち位置を移動していくスタイル。
わかりやすくていい。
うん、バカラだね。ああ、バカラだ。なんだかよくわからんが、ともかくバカラだ。
パタヤの時の流れは早いけれどもバカラは不変。
改造人間たち。よく見ると年増。でも、ルックスは上等。
タイのゴーゴーバーに行き慣れていると、まったく反応しなくなるが、初心者がバカラを訪れると、やっぱりびっくりするかも。こんなタイ女性たちが踊っているのかと。
でも、正直、今回のバカラはまったくおもしろくなかった。
新陳代謝がないよなあ、この店。
ベテランホステスやベテランダンサーが多すぎるのが原因か。
ファーレンハイトのほうがはるかに楽しかった。
でもいいんだ。
バカラはドラフト69バーツぽっきりで鑑賞する場所なんだから。
何事も割り切りが大事だ。
でも、まだバカラに入ったことがない人は、素直な気持ちのまま必ず訪れるようにしましょう。
これにて、禁酒日のウォーキングストリートパトロール終了。
帰り道にバービアで少々飲む。
バービアは半数ほどがオープンしていた。
この時間からペイバー相手を探すのは少々面倒だけど、できないわけでない印象。
宵っ張りになるのはやむを得ないが、禁酒日でも遊べますな。
次回の禁酒日
2018年、次回の禁酒日は、7月27日と28日の2日連続。
禁酒日が2日連続となるのは稀なケース。
昨年の様子
⇒7月8日、禁酒日1日目のパタヤの夜は真っ暗
7月27日は、全滅状態必至。
26日のうちにお相手を確保しておかないと、丸一日を棒にふることになりそう。
もちろん、MPやソイハニーのようなマッサージ系列は普段通り営業するはずだ。フリーランスも摘発を受けないかぎりストリートに立ち続けるだろう。
よって、まったく遊べないわけではないけれど、バー関連は全滅となる。
通常の一日だけの禁酒日とはまったく別物。
26日から28日にかけての夜遊び目的の旅行はまったくおすすめできませんね。
まあ、この状況を楽しむのもアリですが、可能であれば、日程変更がベター。
すでに特定の相手を見つけているなら、逆にバーファインいらずで遊べるチャンスでもあります。