パタヤ沈没日記1
2017年10月からのパタヤ夜遊び沈没日記を書いておこう。
店舗情報や食事レポートは別途記事にしてあるし、ここでは主に自身の夜遊びやタイ人・ファランとの付き合いに関する記録となる。
なるべく時系列に沿って記述するが、このあたりはかなり大雑把なのであまり気にしないでほしい。
さて、今回のパタヤ沈没は合計4ヶ月の予定だ。
最近は4,5ヶ月滞在パターンが増えてきた。タイでの中長期滞在は、これが一番効率的かも。
どうせ海外へ出るならと、香港やフィリピンやラオスやマレーシアをひっかけることが多いが、基本はタイ。それもパタヤ沈没なのはずっと変わらない。
まずは、マニラからパタヤへ長駆して移動した夜のことから。つまりはパタヤ初日である。
バービア嬢をペイバー
パタヤ初日はあいさつ回りでいろいろ忙しい。
なじみのバービアに顔を出しておくのだ。
その過程で、アンヘレスで遭遇したパタヤ沈没ファランとも再会した。
数軒のバービアを回っていると、酔いも回ってきた。時刻はすでに深夜2時。
フィリピン時間の午前3時(タイ時間の午前2時)に起床して、マニラからバンコクへ飛び、スワンナプーム空港からパタヤまで移動した。
軽く仮眠は取っていたが、それでも疲れは取れない。
さて、以前のパタヤ滞在時に仲良くなったバービア嬢がいる。
関連記事:大喧嘩したのにロング1000バーツでいいからペイバーしてと懇願するバービア嬢をお持ち帰り
会計で揉めて疎遠になったと思いきや、別のバービアで再会して、急に抱きついてきた21歳のバービア嬢だ。
それ以降は、ショートだろうがロングだろうがチップ1000バーツで遊んでいた。
パタヤ初日のラストに、そのバービア嬢の働くバービアへ顔を出してみた。
彼女は出勤しており、また抱きついてくる。
ふむ。かわいいやつめ。
約1ヶ月半ぶりの再会を祝して乾杯。
そろそろ酔いがやばい。
やはりペイバーの誘いが来る。
ショートで連れて帰って欲しいと懇願された。
でもこの泥酔状態では、たぶん、無理。やれない。
こんな時はロングがいい。夜は無理でも翌朝にやればいいからだ。
が、用事があって、ショートのみだという。
よし、ショートで700バーツならオッケーだよと提案。
彼女はサイラーイ(給料制ではないフリーランスのこと)として働いていて、部屋へ呼び出すならバーファインは不要。でも、彼女のメンツもあるだろうし、きちんとペイバー代を払うことに。つまりは、合計1000バーツとなる。
多少渋っていたが、交渉成立。
すぐさま、わたしのアパートへ。
やっぱり、パタヤの自分の部屋にお持ち帰りするのはいいなあ。
アンヘレスと違って、なんだかすごくほっこりする。
この圧倒的な安心感はなんて言えばいいんだろう。
さくっとシャワーを浴びて、いざ。
うーん、相性はいい。
安心感と安定感があいまって、気持ちも軽やか。
が、酔いと疲れはいかんともしがたい。
まったくゴールできる気がしない。
体力がなくなった。
予想どおり、やっぱり無理だった。
翌朝は別の仕事があるとかで、彼女は帰宅することに。
このまま一緒に寝たかったが、やむをえまい。
約束通りチップは700。
玄関先まで見送って、バイバイ。
もう限界。部屋に戻って、一瞬で眠りについたのだった。
ゴーゴー嬢へ転身
その後は、2,3回ほどペイバーすることになった。
やはりショートばかり。チップは普通に1000バーツ。
ロングにしてほしいが、やっぱり帰るという。
うーん、ロング1000バーツは安すぎるのかね。
言い出したのは向こうからだから、今さら変更するのもお互い気が引ける。
数日連絡を取り合うことなく、おとなしくしていた。
バービアにも姿が見えない。
すると、突然、連絡が入った。
ウォーキングストリートのゴーゴーバーで働くようになったから遊びに来てほしいというではないか。
バーの名前を聞くと、まあ有名店ですな。
ふむ。
彼女の若さとルックスからすれば、ゴーゴーバーでも充分やっていけるだろう。
これまでずっとバービアで働いていたのが不思議なくらいだ。
客がつくのであれば、バービアよりもゴーゴーバーのほうが稼げるのは必然。
より稼げるところへ転職するのは夜の女性にかぎったことではない。世の必定である。
移籍した翌日に遊びに行ってきた。
おお、ビキニ姿で踊っているよ。なんか、新鮮な光景だなあ。
21歳と若いし、東アジア人好みのルックスだしで、それなりに人気が出そう。
レディドリンクの半券が胸元のビキニに何枚も挟まっている。
滑り出しは順調のようだ。
こちらもレディドリンクを進呈。
モデルクラスなのか何なんか、小さなグラスで200バーツ。バービアだったら瓶ビールで130バーツだったのに。
ひとしきり世間話。
ここでは、バーファイン1500、ロング5000よと得意気に語っている。
へえへえ、そうですか。
これまでの職場のバービアでは、バーファイン300バーツだった。それが、いきなり5倍。
わたしに対してはロングで1000バーツだった。これも、いきなり5倍。
すべからく5倍かよ。
すっかりウォーキングストリートのゴーゴーバーの東アジア系狙い価格に染まってしまったようだ。
職場を変えただけで、いきなり5倍。
バービアとゴーゴーでは職種が違うとはいえ、接客してペイバーしてもらい最後にやることは同じである。
連れ出された後の中身が同じなのに、稼げる額は5倍となる。
そりゃあ、擦れてしまうのも無理はない。
当然の話だ。
むろん、その額ではわたしはペイバーできない。する気もない。
夜の店だろうが、昼の食堂だろうが、同じ内容のサービスでいきなり料金が5倍になっても購入しつづける客などおるまい。
てきとうに挨拶して、ゴーゴーバーをあとにした。
仕事終わりに部屋へ来てもらうしかないなあ。
その後何度かコンタクトを取ってみたが、どうにもレスポンスが悪い。
そのうち返信も来なくなった。
わたしのようなチンケな客を相手にするより、ゴーゴーで新規客をゲットしたほうがいい気に決まっている。
なにせ5倍稼げるのだから、少々嫌な客でも我慢するに違いない。
こちらの利点は、タイ語が少々話せることと長期滞在で都合が付きやすいということくらい。儲け5倍のメリットには到底及ばない。
とうとう連絡は途絶えた。LINEも既読にならなくなった。
こうして、性格とサービスと良いバービア嬢はゴーゴーバーの世界にハマっていく。
ロング5000を先払いさせたあげくの早帰りもするだろう。
スレ嬢の出来上がりである。
パタヤではよくあることだ。
残念ながら、実によくある。
バービアからゴーゴーへ、マッサージ屋からゴーゴーへ。
ソイ6からゴーゴーバーへいきなりジャンプアップした嬢もいる。
田舎から知り合いや友人のつてでパタヤへ出てきた女性たちは、最初の職場しか知らない。
が、徐々に外の世界を知り、自分の容姿と若さに見合ったバーへと転職していく。
そして、スレていく。
むろん、擦れないままの嬢もいるだろうけど、どうしてもきらびやかで札束舞い飛ぶ世界に身を置いていると、しだいに金銭感覚も精神状態も狂ってきてしまう女性が大半となる。
こればっかりはどうしようもない。スレるなというほうが無理がある。
逆にゴーゴーバーでは稼げなくなったからとバービアやソイ6やマッサージ屋へと転職する女性もいる。
ソイチャイヤプーンやソイハニーのスペシャルマッサージ屋にも元ゴーゴー嬢が働いている。むろん、バービアでも元ゴーゴー嬢を見かける。
まだゴーゴーバーでも現役で通用しそうなレベルなのに、ダンスは疲れるからとあえてバービアやマッサージ屋を選択するのだ。これでも客はつくので、それなりには稼げる。
ルックスのすぐれた嬢は、ソイ6でショート高回転を狙って稼ぐパターンもある。ソイ6といえど、ルックスがよければショート1500を出す客は多く、それを1日3回転すれば4500バーツだ。最後にロングで連れ出してもらえば、2000から2500をさらにゲット。かなり体力勝負となるが、ゴーゴーバーよりも稼ぐことができる。実際に以前は日本人目当てにこれをやっている日本語ぺらぺらソイ6嬢がいて、マイカーまで購入するほど稼いでいた。
まあ、夜の女性の働きかたは、人それぞれ。
やりたいようにやればいい。
21歳の元バービア嬢のことを無理して追いかけたりはしない。
まあ、そのうちまた戻ってくるでしょう。
たまにLINEでスタンプだけでも送っておけばいい。ブロックはされていないんで、今の仕事と金儲けに夢中なだけでしょう。
そのうち、気が向いたときに返事があり、突然部屋へやって来るかもしれない。
そんなタイミングを待つだけのこと。
血眼になってストーカーのごとく追いかけるなんて、タイの夜遊びでは愚の骨頂。
気まぐれなタイの女性である。すべてはタイミングと運次第。こちらも気まぐれに遊ぶだけのことだ。
次の相手は、いくらでも現れる。それがパタヤ。
いや、でも20歳前後でルックスもサービスも良くてロング1000バーツを受けいれてくれる嬢とは、なかなか出会わないけどね。
あと、ストーカーよろしく押しまくると、押しに弱いタイ女性は意外と落ちたりするものだが、まあそれはそれ。
のんびりやろうぜ。