パタヤからバンペー埠頭へ
ちょっとした波乱があったものの、無事にサメット島行きの朝を迎えた。
忙しくて、朝のブンブンは無し。
K氏とS氏が泊まっているホテル、ドゥアンナムインへ。
昨晩連れ出ししたのと違う女性と一緒に現れたものだから、二人を少々驚かせた。
二人ともボーちゃんのことをよく知っているので、逆に好都合だったんだけど。
K氏の彼女は何も言わず。
S氏の連れている女性にいたっては、昨晩約束を反故にして帰っていったバービア嬢と同じバーに在籍している。けれど、文句の一つも言わない。
二人ともタイへ遊びに来る男の心理をよく心得た大人な女性である。
ミニバンが迎えに来て、無事に出発。
道中は、広々と座席が使えた。
後部座席が3列あるので、カップルごとに別れて座れる。
他の乗客もおらず、好きなだけイチャイチャできるし、横になって寝ることだってできる。
こりゃあ、いいや。
貸し切りバン、最高。
わたしは1バーツも払ってないけど。
途中、K氏が便意を催し、サービスエリアで小休止。
このあたりも貸し切りバスならではの融通の効き方。
もし、6人くらいで行くなら、乗り合いではなく貸し切りが断然おすすめです。
バンペー埠頭からサメット島へ
パタヤからバンペー埠頭までは約1時間。
チケット売り場でフェリーチケットを購入。
たしか50バーツ程度。
基本的にナダン埠頭行きのフェリーとなるが、たまに違う方面行きもあるので購入時に確認しておこう。
パタヤの旅行代理店でジョイントチケットを購入した場合、バンペー埠頭近くにあるオフィスでフェリーチケットをもらえる。実際にジョイントチケットを利用したことがあるけど、そのようなシステムだった。
快晴一下、船は大海原を進む。
ビーチチェアのような横になれるイスが置いてあり、快適。
天気がいいと、気持ちもいい。
テンションが上がる。
一時間ほどでサメット島のナダン埠頭に到着。
これで三度目のサメット島上陸だ。
いつの間にか、波止場が綺麗になっていた。
乗り合いソンテウが待ち構えているので、目的地を告げればホテルまで連れて行ってくれる。
ソンテウの基本料金は島価格で高め。
たしか一人50バーツくらい。
貸し切りだと隣のビーチへ行くだけでも100バーツから150バーツは取られる。
なお、ビーチエリアは国立公園に指定されており、入園料が別途かかる。
お約束の外国人価格。
大きな荷物を抱えてソンテウに乗っていれば、間違いなく見つかるので大人しく払おう。
荷物も少なくて徒歩で通過するだけなら、そのままスルーできるケースが多い。
過去三回サメット島に行っているが、チケットの半券チェックは受けたことはない。
また、フェリーによっては、直接ビーチへ乗りつけるものもある。
その際は、入園料が取られたり取られなかったりと様々。
ビーチで係員が待ち構えていたら逃れようがないので、大人しく払おう。
アオパイビーチのホテルへ到着
パタヤのホテルを出発してから、おおよそ3時間。
本日滞在のホテルへ到着。
アオパイビーチ沿いに建つ、「シルバーサンドホテル」
2階建てのテラスタイプの作りとなっている。
部屋は広くて綺麗。文句なし。
わたしの部屋は2階。
バルコニーから海が見えないのが残念だが、木々に囲まれていて、雰囲気やよし。
ボーちゃんも大喜び。ベランダで記念撮影。
それにしても、タイの女性ってカメラアングルにうるさいなあ。
やたらと指示された。
1階のバルコニーはこんな感じ。
S氏の連れ出したバービア嬢がくつろいでいる。
アオパイビーチで戯れる
昼食後、6人でビーチへ。
ホテルのレストランの目の前がビーチになっている。
ほとんどホテルのプライベートビーチに近い雰囲気(外からでも普通に入れるけど)。
宿泊客は無料でビーチチェアを貸し出してくれる。
宿泊客以外は、たぶん有料。
バックパッカー風ファランは、砂浜の上にゴザひいて寝転んでいた。
抜けるような青空、白い砂浜、そして黒いタイガール。
これぞ南国ビーチリゾートだ。
海で戯れるタイガール3人衆。
たまに一緒に泳いだり、水をかけあったり、ひと時のアバンチュールを堪能する。
これぞ、タイ夜遊び旅行の醍醐味である。
夕方には部屋へ戻る。
ようやくボーちゃんと一発。
リゾート地でのブンブンはまた格別なのである。
お互い気分が高揚しているしね。
サイケオビーチでディナーとファイヤーダンスショー
ファイヤーダンスショーが見られるレストランで食事をしたいというK氏とS氏の希望で、夕食はサイケオビーチ沿いのレストランへ移動。
ソンテウで150バーツ。ほんの5分くらいの距離なのに、高い。
さすがリゾート島価格。
ちなみに昼間のサイケオビーチの様子。
これらの写真は、2010年頃のもの。現在でもあまり大差はないはず。
大きめのレストランのテーブルに陣取って、6人でディナー。
定番のシーフードに加えてソムタムも。女性陣はみなイサーン出身なので、南国ビーチでもソムタムは欠かせないのだ。
食事をとっていると、ほどなくしてファイヤーダンスショーがはじまる。
ちょっとわかりづらい。
ビーチの上にしつらえた席に陣取ると、もっと迫力が味わえるだろう。
明るいうちはこんな感じ。
丸太にまたがってボクシング落とし合いゲームなんかもやっていた。
ファラン女子がこぞって遊んでいた。
いい雰囲気だ。
まさにリゾート。
サメット島、いいねえ。
おっさんばかりなので、ファランや若いタイ人向けのディスコには繰り出さず。
ムードたっぷりの屋外カフェでしっぽりとコーヒーを飲む。
部屋に戻り、またまたブンブン。
南の島の夜は、ファイヤーダンスさながら熱く燃え上がるのであった。
サメット島のホテル情報
リゾート地だけあって、総じて高い。
最低1000バーツは見ておこう。
それでも2000バーツも出せば、ビーチ至近の中級ホテルに泊まれる。(ハイシーズンはもう少し高くなる)。
もちろん5千バーツ以上するような高級リゾートホテルもある。
リゾートホテルは、無料の送迎ボートを運行しているケースが多いので、ホテル予約時に確認しておこう。
安いホテルは、ナダン埠頭からの大通りに集中。
バックパッカー向けのゲストハウスもちらほらとあるが、リゾート感はない。このクラスだと500バーツほどで泊まれる。
1000バーツ程度の格安ホテルでもコテージタイプの部屋が多い。
実際に市街地エリアの1000バーツのホテルに2軒泊まったことがあるが、レベル的にはパタヤの600バーツの部屋レベル。ブッカオでいうなら、SUTUS COURTの一番安くて古い部屋を狭くしたような感じかな。
それでもコテージタイプなので、ちょっとは雰囲気が出る。蚊も多いけど。
週末はタイ人旅行者で満室になることが多いので予約していくのがベター。
アオパイビーチ。わたしが実際に泊まったホテル。
近くにはファラン向けとバーやディスコがあるけど、部屋の中にいると騒音はまったく気にならなかった。
部屋によっては、夜中うるさいのかも。
小さいコンビニが近くにあるので最低限の買い物はできる。
隣のサイケオビーチまでは歩いて10分ちょっとくらい。
数年前に実際に泊まったことがある。その時は一泊1000バーツだった。
一番安いタイプだったせいか、部屋は狭くて、お世辞にも綺麗とは言いがたい。雨季のせいもあるが蚊が何匹も出現。蚊取り線香をコンビニで買ってきて炊いたほど。
ビーチへ行くにもバスタオルのレンタルもなかった。
ただし立地条件は抜群。国立公園入り口ゲート至近で、コンビニも近い。サイケオビーチまでは歩いて2,3分。レストランや土産物屋は周囲に多数ある。
節約派向け。
その名のとおりサイケーオビーチの目の前。立地条件最高。
見るからにリゾート感満点だ。予算に余裕があるなら、これくらいのホテルには泊まりたいものだ。
本土(バンペー埠頭)からの無料送迎ボートを運行している。
バンペー発:午前11時、午後1時半、午後4時
サメット島発:午前10時、午後12時半、午後3時