パタヤ沈没日記バンコクトランジット編
(マニラからバンコクまで片道90ドル、TG625便搭乗レポート。マニラ空港の喫煙所について。からの続き)
バンコクスワンナプーム空港に到着。
イミグレーションを通過。晴れて、タイに入国。
が、イミグレーションがけっこう混んでいて、バゲージクレームレーンに着いたら、すでに日付が変わってしまっていた。
たぶん、エアポートレイルリンクの終電はすでにない。
いや、マッカサンくらいまでは行けるかもしれないが、その先のBTSは確実に終わっている。
空港から直接タクシー利用にしよう。
深夜なのに、AISやTrueのSIMカード売り場は大混雑。
わたしはいつものように、事前にトップアップしておき、スワンナプーム到着後すぐにデータパッケージプランを申し込んでおいた。
すでにスマフォでネット接続が可能な状態になっている。
このブログでも何度も言ってますが、年に数回タイを訪問するリピーターなら、同じSIMカードを使い続けるべし。いちいち毎回SIMカードを購入するのは時間と手間とカネがもったいないです。年に1回か2回程度なら、トラベラーズSIMを都度購入するのがいいだろうけど。
あと、飛行機を降りてすぐにネットが使えるのはやっぱり便利です。
関連記事:AISの1・2コールを20バーツでトップアップして有効期限を延ばす方法(手数料なしで最長1年)
関連記事:【タイのスマホ】同じ携帯電話番号を維持しつつ、タイ到着と同時にネットを使う方法。AIS・12CALL、TRUE、DTAC。
スワンナプーム空港からメータータクシーでアソークまで
4階出発フロアーへ上がる。
4階の出発フロアー前の道路は降車専用。
客を乗せてきたタクシーが、新たに客を拾うことを禁止している。
客をおろしたらすぐに出発しないといけない。
たまに警官がやって来て、客待ちしているタクシーを追っ払っている。
そのいたちごっこを観察しながら一服。
で、警官の取り締まりが緩んだタイミングでタクシーへ近づく。
阿吽の呼吸でドライバーも寄ってきて、さっさと乗車。
厳密に言えばアウトだろうけど、タイ旅行好きには鉄板の方法ですな。
宿泊利用のホテルはアソークにある。
当初は言い値300バーツ。
もちろんメーター利用にしてもらう。
で、下道を通って、メーターで220バーツ。
所要時間は20分ほど。
深夜は早いね。
それほど急ぐ旅ではないけれど、あまり深夜遅くなりすぎるのは困る。
夜はタクシーで正解だなあ。
予約していたホテル、サムズロッジへ。
深夜でも問題なくチェックインできた。
どうせ寝るだけだし、こんなホテルで充分。
関連記事:アソーク近くの格安ホテル、サムズ ロッジ (Sam's Lodge Hotel)宿泊レポート
深夜のスクンビット流し
荷物を置いて、シャワーを浴びてから、スクンビットへ出る。
露店屋台は激減したけれど、深夜のスクンビットはそれでもけっこうな人出だし、みんなノー天気に歩いている。
やっぱり、タイはいいな。
フィリピンとは大違い。
夜中でもこの開放感。
同じ首都であるマニラとは大違い。
まあ、どちらもスリや置き引きなんかには要注意だけど、とりあえずバンコクのスクンビットではホールドアップ強盗の心配はない。
テーメーカフェ
しっかり機内食をいただいたんで腹は減っていない。
特に行きたいところもないが、足は自然とテーメーカフェへ向かっていた。
階段を降りる。
時刻は深夜1時半。
客は少ないが、女はいっぱい。
ちょっとファラン客が増えてきた印象。
うーん、女は溢れているけど、レベルはこれまで通りかなあ。
てきとうに声をかけてみるも、いずれもショート2500が言い値。
すぐに2000に下がることもあれば、がんとして2500を譲らない女もいる。
本気で連れ出すつもりはないんで、あまり交渉はせず。
アンヘレスやプエルトガレラ帰りではテンションが上がらないなあ。
たしかに、同じような連れ出しカフェであるマニラのLAカフェよりは、明らかにテーメーのほうがレベルは高いけれど、価格も高い。
LAカフェでショート2000ペソ。4400円くらい。アンヘレスのプリメタのゴーゴーバーならロングで2000ペソだ。
プエルトガレラのディスコはロングで3000ペソ。6600円。
テーメーは、ショートで2000バーツとしても、約6500円。
これならプエルトガレラでまったり遊ぶほうがいいな。
ま、立地条件もラインナップも全然違うんで単純に料金だけで比較できるものではないが。
おっと、以前テーメーから連れ出した子に見つかった。
自称昼間はセブンイレブン勤務の23歳だったかな。
1500をあっさりオッケーしてくれて、直接ホテルまで来てもらったこともある。
が、なんとなく疎遠になってしまい、それっきり。
まあ、こんなのはお互い様なんで気にしない。
場内を一周して戻ってきたら、すでに彼女はいなかった。
たぶん連れ出されたんでしょうな。お仕事がんばってほしい。
そういえば、最近はタニヤのカラオケ嬢とも連絡が疎遠になってきた。
フィリピン旅行中にもLINEが来たけど無視してしまった。
なんとなく飽きてしまったもんで、こればっかりはしょうがない。
これまたお仕事がんばってほしい。日本語もそろそろうまくなってきたかな。
ビアガーデン
ソイ7にあるビアガーデンへ行ってみた。
すでに営業時間は終了。
閉鎖されるとの噂のあるビアガーデンだが、まだ潰れてはいないようだ。店内は明かりがついていて、店員がたむろしていたんで。
ただ、隣は工事中。4月いっぱいで閉鎖になるかも。
そういえば、スクンビット界隈に黒人フリーランサーが増えていた。
ソイ7入り口付近の屋台に何人も座っていて、ビアガーデンへの行き帰りにしきりに声をかけられた。
スクンビット沿いの歩道の夜営にまぎれてアフリカン女性が営業に精を出していた。
このカシコン銀行ATM前は、レディボーイたちんぼのメッカなんでお気をつけあれ。
ソイカウボーイ
深夜2時半。すでにナナプラザは閉店済みだろう。
最後にソイカウボーイへ。
こちらも、そろそろ閉店モードだ。
すでに閉まっているバーもある。屋台も多数侵入。
ビキニ姿で惣菜なんかを買っているソイカレディー。ちょっと異常な光景だけど、ここでは普通。
毎度のことだが、ソイカはどうにも相性が悪い。
特に入りたいバーが見つからないし、入っても盛り上がらない。
バカラやクレイジーハウスはいつでも満員で居心地悪いし、どうにも好きになれない。
でもソイカ自体の雰囲気は好きなんだよなあ。
この都会のど真ん中に、まるで真空地帯かのようにぽっかり浮かんだ異空間。
ここを歩くだけでもバンコクに来たと実感させてくれる。
どうかなくならないでほしい。
プエルトガレラから一気にバンコクまでの移動はさすがに疲れた。
ボート1時間、バス2時間半、エアポートバス30分、フライト3時間半、タクシー20分、待機時間山ほど。
スクンビット路上の露店バービアが残っていれば、しっぽり飲みたいところだが、残念ながら軒下で椅子だけ出しているような寂しいバーがちょっとあるだけ。
ソイカ入り口のバービアはどうにも面白みがないし、今日は大人しく帰ろう。
さくっとバンコクの夜を終える。
翌朝、さくっとパタヤへ。
バンコクはまたしてもトランジット用の都市と化した。
というか、やっぱりパタヤが恋しくなったのだ。