沈没日記19
21歳バービア嬢をイケメン若ファランにさらわれた翌日。
今日こそは誰かをペイバーしたい。
それもロングでのペイバーがいい。
最近はずっとショート遊びが続いている。
コヨーテ嬢にしても18歳バービア嬢にしてもショートオンリー。
パタヤの夜遊びの醍醐味は、やっぱりロングでしょう。
のんびりと部屋で過ごしたり、昼過ぎまで一緒に寝たり、そのままデートに出かけたりと、これぞタイならではの遊び方。
それにはバービアが最適。
バーファイン300B、チップ1500Bで遊ぶことができる。
21歳はファランにさらわれたが、トイレに行く時に同じバービア群でちょっと気になるバーバア嬢を発見していた。
これまで見かけたことがない。服装もドレスとか煽情的なものでなくて、普通のもの。化粧も控えめ。ほぼ間違いなく新人嬢だな。
この時は目線を少し合わせて挨拶しただけ。
よし、このバービア嬢に会いに行こう。
新人バービア嬢をペイバー
時刻は夜10時過ぎ外出。
まずは、軽い知り合いのバービアのパーティへ顔を出す。
パーティフードを少々。カレーがおいしい。豚の丸焼きは今ひとつかな。焼きが甘いような。
ほどほどで切り上げて、彼女のバービアへ。
ちゃんと出勤していて、ペイバーもされていないようだ。
昨日顔を会わせたことも覚えてくれている。
横についてくれて、自己紹介から。
彼女は24歳。見た目はもうちょっと若いかと思っていたが、意外と上だった。
予想通り、パタヤへ出てきて、まだ3日だという。
前職は実家のあるイサーンのレストランで働いていたそうだ。
子どもが一人。
スタイルは崩れていない。
ドリンクの催促はまったくなかったので、こちらから切り出して進呈したほど。
スレはまったくない。
彼女の口数は少ない。
でも、目が合うとにっこり微笑んでくれる。
いつの間にか距離が縮まっていき、彼女から体を寄せてくるようになってきた。といっても、足をぴたっとくっつけるだけのもの。
こういうタイプは、判断が難しい。
冷凍マグロの可能性もあるし、情熱的なプレイをする可能性もある。たぶん、両極端だ。
でも、わが直感はアタリだと告げている。
過去の経験上、間違いない。
よし、ペイバーだ。
システムがよくわかっていない彼女のかわりに、別のおばちゃんバービア嬢が話にわりこんできた。
最初の言い値はロング2000B。
1500とわたしが言うと、おばちゃんが彼女に伝えて、すぐに了承を得る。
仲介役なんていらないのにね。
無事にペイバー確定。バーファインは300バーツ。
そのまま部屋にお持ち帰り。
大当たりブンブン
予想通り、大当たりだった。
部屋に入るなり、ものすごく強い力で抱きしめてきた。しかも鼻息が荒い。
恥ずかしがりながらも一緒にシャワーを浴びる。
ベッドに戻ると、もう我慢できないとばかりに、押し倒された。
上から下へと遠慮ない口撃だ。
ここまで積極的だとは、予想を越えている。
ついで攻守交代。
下のオケケは手入れしておらずジャングル状態。
ジャングルの奥は洪水状態。
まるでアマゾンの源流のごときだ。
ツンデレ爆発といったところか。
大満足でフィニッシュ。
事後は、服を着ることなく、素っ裸のまま抱きついてくる。
うーん、まだまだ素人要素が強く残っているなあ。これからプロの夜の女性へと変化していくに違いないが、今はこの素朴さを大事にしよう。
心地よい疲れと精神的充足感と裸の彼女を抱きかかえながら、就寝。
明日の朝が楽しみだ。
が、悲劇はここから起こるのだった。
連続嘔吐
夜中に、急激な胸焼けがして目が覚める。
腹も少々痛むが、胸焼けがひどい。
我慢できず、トイレに駆け込むと、壮絶に戻してしまった。
吐いてしまうと、いささかすっきりして、ベッドに戻る。
心配そうな彼女だが、また抱きついてくるんで、そのまま眠る。
で、2時間ほどすると、再び急激な吐き気に襲われる。
これが、朝までに計3回。
さらに下痢にもなっている。固形物がなくなると、水状態のものが排出されるようになった。
ああ、これは、何か食べ物か水に当たったに違いない。
晩飯に食べた屋台飯かパーティのフリーフードだろうか。さっぱりわからないが、暴飲暴食続きだったから、胃腸も弱っていたに違いない。
せっかく、大当たりを引いたのに、こっちのほうでも当たるとは。
ついているやら、いないやら。
彼女は朝11時くらいまで一緒にいてくれた。
もちろん、朝の一発などできる状態ではない。
約束どおり1500Bのチップを渡して、宿の下までお見送り。
ちょっと残念だが、またペイバーすればいい。
今はこの体調を回復させることが最優先。
が、彼女のお見送りしただけで、さらに体調が悪化。
部屋に戻ることすらできず、宿のトイレへ駆け込み、また吐いてしまう。もう胃液しか出ない。つらい。
本来なら別の液体を射出しているはずだったのだが無念である。
買い置きしてあった薬を飲んで、もう一度眠りにつく。もう無理。死にかけ。
なんだか、波乱万丈の一夜だった。
こんなロングでの過ごし方は、遠慮したいなあ。