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洋書 千夜一夜ライブラリー

パタヤ沈没の友は洋書ペイパーバックだった。

投稿日:2014年12月6日 更新日:

洋書

足掛け6ヶ月に及んだパタヤアパート沈没生活。

とにかく、日中が暇だった。
しかも、雨降りが多く、外出も億劫になる。
部屋にいる時間が長くなる。

夜早くから出かけても、それほど飲めるわけでも、遊ぶカネがあるわけでもない。
夜中までは間が持たない。
でかける時間がどんとん遅くなっていった。

暇だ。

で、ひたすら暇つぶし。
ゲームやDVDも飽きてくる。
そこで、活字好きとしては読書となる。

日本から何冊か持ってきていたが、すぐに読み終えてしまう。

が、ここはパタヤ。
日本語の書籍はなかなか手にはいらない。
パタヤに日本の本屋はない。
シーラチャーに行けば、日本の本屋があるようだが、わざわざ出向くのが面倒。

そこで、手を出したのが洋書ペイパーバック
ファランの街、パタヤには英語の書籍を扱う本屋が少なくない。
ASIAN BOOKSをはじめ、ショッピングモールには一つや二つ、洋書本屋が必ず出店している。

日本語に翻訳されていないタイやパタヤに関する本がたくさん出ている。
その多くは、ファランが現地での経験を書いたものか、タイ人の話を英訳したものだ。

それらを片っ端から読んでいった。
数十冊ほど読んだだろうか。
一部、自分で翻訳までしたことすらある。

べつにわたしは帰国子女でも翻訳家でも大学の研究者でもない。留学経験もないし、駅前留学すらしたことがない。
ちゃんとした英語の勉強など、大学の英書購読の講義以来、やっていない。
海外旅行はしょっちゅう出かけていたから会話は特に問題ないけど、難しい単語や言い回しはさっぱりわからない。

それでも大丈夫。
ファランといっても、しょせんは同じ穴のムジナ。
タイで夜遊びしたいだけの、ただのスケベ野郎どもだ。
洋の東西、人種を問わず、似たようなことを考えている。
多少、単語がわからなくても、同じ外道同士、そこは何となく理解できてしまうものだ。

まあ、実際は電子辞書を使って、頻出単語はきちんと調べてボキャブラリーは増やしていったけど。
おかげで、今ではかなり洋書が読めるようになった。

今もちょこちょこと読み続けている。

で、その頃読んでいた洋書を紹介するブログを以前作っていたのだが、しばらく放置していた。
どうせほとんどアクセスもなかったブログだ。
このパタヤ千夜一夜に統合しようと思う。

古いものから新しいものまで、じょじょにアップしていこうと思います。

タイや東南アジアに関する未翻訳の洋書を紹介する記事は少ないはず。
それもパタヤに特化した内容の本なんて、日本ではまずお目にかかれない。
タイ国内の本屋やスワンナプーム空港の免税店で売っている洋書を見かけたことのある人も多いでしょう。
ちょっと内容が気になる。でも、何が書かれているか、わからない。
そんなタイ夜遊びを追求したいと思っている読者の参考になれば幸いです。

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