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01.コラート・ピマーイ・コンケーン編 2012年パタヤ発アジア夜遊び紀行

イサーンへ。バービア嬢の実家へ遊びに行く

投稿日:2014年11月9日 更新日:

パタヤからバスでコラートへ

さて、友人K氏の彼女である元バービア嬢の実家へ遊びに行くことになった。

場所はイサーンの中心地、コラート。
が、実際は、コラートのとなり町であるピマーイに近いそうだ。

まず、パタヤからバスでコラートへ向かう。
コラート行きのバス停は、セントラルロード(パタヤカン)をサードロードで曲がって北上したところ。
SMKとかいうバス会社。
ブリラムやウボンラチャタニー行きのバスも出ている。
あと、カンチャナブリ行きも見かけた。

バスで約6時間。コラートへ。
途中、数カ所で他の客をピックアップしていくだけで、休憩なしのノンストップ便。
長いなあ。

コラートのバスターミナルにようやく到着。
新バスターミナル。市街地からは、ほんの少しだけ離れている。

ここから、さらにタクシーに乗って、ピマーイ近くにあるバービア嬢の実家へ向かう。

新バスターミナルのタクシー乗り場
コラートバスターミナル

何もない一本道をひたすら突っ走る。
コラート市街地を抜けると、そりゃあもう、見事に何もないのだ。

ひらすら水田と畑のみ。

人間は見かけない。
動いているものといえば、水牛くらいなものである。
いや、水牛の動きはとてもスローモーなので、動いているようには見えない。
よって、動くもの何もなしの、ど田舎風景が延々と続くのだ。

そんな何もないような場所で、タクシーはいきなり右折。
たんぼのあぜ道のようなところへ侵入していく。

さらに進んでいくと、ちょろちょろと家が現れてくる。
ちょっとした集落になっているようだ。

狭い道を縫うようにして走り、タクシーが停車。
いよいよ、バービア嬢の実家に到着したようだ。

バービア嬢の実家

さて、どんな家なのか。
高床式かな、藁葺屋根かな。

バービア嬢実家1

おっと、壁がトタンだった。
うーん、たしかにボロい。

屋外キッチン
バービア嬢実家4

屋外テーブル
バービア嬢実家5

なかなかワイルドである。

家の周囲は、樹木と雑草と畑ばかり。
バービア嬢実家2

にわとりも元気に走り回っている。
いつ食べられるとも知らずに、コケコッコー。
バービア嬢実家3

家の中から、バービア嬢のお母さん登場。
メー(お母さん)に挨拶。
突然の来訪にも嫌な顔ひとつせず、笑顔で迎えてくれた。

メー手作りの料理を食べさせてもらう。
日本人のわたしに合わせてくれたのか、豚の唐揚げとか、食べやすいものばかりだった。
普通においしかった。
ありがとう、ごちそうさま。

食後は、しばらく軒先でだらだら。
田舎の匂いと雰囲気を味わう。

昼間からぶらぶらしている正体不明の中年オヤジがそこらへんを徘徊していた。
まあ、わたしも似たようなものなので、あまり人のことは言えない。

ファラン御殿

夕方。
近所の人が車を出してくれて、わたしを今晩のホテルまで送ってくれることになった。

車を運転するのは、体中タトゥーだらけのお姉さん。
40歳くらいかな。正体不明。
妙に凄みのある御方で、まわりからは日本語で「YAKUZA」と呼ばれていた。
姉御という言葉がぴったりの迫力だった。

バービア嬢の実家周辺は、小さな集落というか村落になっている。
貧相な家が多いなか、ちらほらと豪華な家も建っていた。
白亜の宮殿とはいかないけれど、貧しい地域にあっては、一際目立っている。

そんな豪邸の前を通るたびに、バービア嬢や姉御が説明してくれた。

「あれは、イングランドのファランが建てた」
「あれは、オーストラリア」
「あれは…」

という感じに。

バンコクやパタヤで知り合った女性の地元にファランが建ててあげたということか。
周囲の家との差は歴然としている。

こんな環境で育てば、一攫千金を夢見て、バンコクやパタヤへ出稼ぎに行きたくなるのも当然だ。
ろくに産業もなく、まとまった現金を得る手段がない。
ましてや豪華な家を建てるなど夢のまた夢。
都会に出て、金持ちの外国人と知り合い、金を出してもらう。
それしか手段がないのだ。
イサーンの現実の一端を見たような気がした。

 

時系列がおかしくなるが、少し補足。

この数カ月後、友人K氏がコラートへやってきた。
わたしも同行した。
で、K氏は、お母さんに挨拶。
お母さん、K氏の耳元で何度も「テンガーン テンガーン(結婚)」と切実な声で懇願していたそうだ。

娘と結婚してくれ。
そうすれば、この貧しい家を立派な豪邸に建て替えられる。

母親も必死なんだろうなあ。
まあ、結局、K氏と彼女は別れてしまったんだけど。

ピマーイ・イン・ホテル

話を戻す。
姉御の運転で、今晩の宿へ。

幹線道路沿いにある中型ホテルに案内された。
ピマーイ・イン。Hotel Phimai Inn。
大きなスイミングプールがあって、家族連れのタイ人がたくさん遊んでいた。

ちゃんとエアコンもテレビもついたダブルベッドルームが一泊420バーツ。
田舎価格だ。安い。
でも、おそらく一般タイ人家庭にしたら、週末に家族で遊びに行くようなレジャーホテルなんだろう。

ちなみにこのピマーイ・イン・ホテル、地球の歩き方に掲載されているピマーイの地図エリアからは外れている。
なんとも不便な場所だけど、おそらくピマーイで最も豪華なホテル。

そもそもピマーイのホテルは、アゴダなどの予約サイトではヒットしない。
どれだけ田舎なのか、わかろうというものだ。

でも、こんなド田舎のホテルにも、ファランが何人も泊まっているから不思議だ。
やつらは、どこにでもいるな。

夜が更けた。
周囲は真っ暗だ。
何の店もない。

タバコが切れたので買いに行きたかったけれど、近所には何もない。
少し歩いてみたが、店らしきものは見当たらない。
あきらめた。

イサーンの夜は早い。
大人しく寝よう。

 

イサーンを旅行するなら、歩き方よりもこちらを。

でも、やっぱり歩き方はあったほうが安心できる。

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