ピマーイ観光
ピマーイの朝。
ピマーイ・イン・ホテルのレストランでカオトム(おかゆ)を注文して朝食を取る。
レストランはガラガラだ。
昨日あれほどプールで遊んでいた家族連れの姿はまるでない。
ただ一人、暇そうなファランがずっと座っているだけだった。
友人K氏の彼女である元バービア嬢がピマーイ観光に連れて行ってくれることになった。
バイクでお出迎え。
おっと、誰かと一緒だ。
バイクを運転しているのは、レディボーイ。
なんでもバービア嬢の親戚らしい。
レディボーイではあるが、完全改造人間というわけではなくて、ちょっとなよっとした男が軽く化粧を施したレベル。
ウッチャンナンチャンの内村氏が女装したような見た目である。
変な組み合わせの3人でピマーイ観光へ。
ピマーイ遺跡公園
カンボジアのアンコールワットそっくりだ。
でも、スケールがかなり小さい。
1時間もあればひと通り見て回れる。
アンコールワットは一日でも足りないくらいだが。
photo credit: thaths via photopin cc
サイ・ンガーム公園
菩提樹の大木が名物。
周囲の池は、地元民たちの憩いのスポットらしい(レディボーイちゃん談)。
バーン・プラサート
ピマーイ市街地から、バイクで少し移動。
コラートへ続く大きな幹線道路をバイク3人乗りで走行。
レディボーイが運転。その前に小柄のバービア嬢がちょこんと座る。
わたしはレディボーイの後ろにタンデム。
スクーター3人乗りは狭い。わたしの股間はどうしても前のレディボーイのケツに密着してしまう。
バイクはけっこうスピードを出していて、正直こわい。
でも、後ろから来る車は、猛スピードで追い抜いていく。
いつオカマを掘られてもおかしくない状況。こわい。
まさに前門のオカマ、後門のオカマ。
もし後門からオカマされると前門のオカマの肛門へわたしの股間がオカマを掘ることになってしまい、まことにややこしい事態となる。読むからにややこしい。
まったく危険な話である。
が、なんとか五体無事に目的地へ到着。
狭いシートに座っていたので、オカマを掘られたわけでもないのに、ケツが痛くなったが。
ここは、バーン・プラサートという遺跡だ。
先史時代の墳墓らしい。
発掘現場がそのまま保存されていた。
もろに人骨。
ホネホネロックを思い出すなんて言うと、年がバレてしまうな。
近所に似たような墳墓遺跡がいくつかあるようだが、一つで充分。
ピマーイ中心部に宿泊
あっさりとピマーイ観光終了
それほど見どころが多いわけじゃない。
コラートからの日帰り観光でも問題ないと思う。
本日の宿は、ピマーイの中心部にした。
こんな田舎町でもゲストハウスが何軒もある。
ファランのバックパッカーが遺跡目当てで宿泊しているみたい。
昨晩泊まったホテルのような僻地はこりごりだ。
夜、何もできない。
が、中心部も似たようなものだった。
夜10時には、町の中心部ですら明かりが消え、人通りもほとんどなくなった。
セブンイレブンの灯りだけが心強かった。
ピマーイの夜遊び情報
さて、夜遊びである。
はたしてピマーイに夜遊びスポットや風俗はあるのか?
結論から言おう。
無い。
正確に言えば、わたしは見つけられなかった。
まあ、実は、昨晩泊まったピマーイ・インには、カラオケ屋が併設してあった。
元パタヤバービア嬢いわく、
「バービアとおんなじだよ」
バービアとカラオケは大違いだと思うが、女性を席に呼んで、連れ出すという点では同じか。
たしかに、店の前では何人かの女性がスタンバイしていた。
あまりにもローカルなカラオケ屋なので、ちょっと入るのはためらわれた。
よって、詳細は不明。
バービア嬢に、他に遊ぶところはないのか聞いてみた。
若い女性が集まっているレディハウス的なところを教えてくれ。
が、知らないとの返事。
まあ、パタヤのバービアで働いていたとはいえ、ここでは普通の女性。地元民だからといって、男の遊び場を知っているとは限らない。
小さいながらも、ピマーイもちゃんとした町だ。
どこかにローカル向けの置屋くらいあるはずだと思う。
が、中心部を少々捜索してみたが、それらしいスポットは見つからず。
しかも、夜は暗い。
治安は悪く無さそうだが、あまり徘徊できるような雰囲気ではない。
一見の旅行者が見つけ出すのは、かなり難しそうだ。
それに、わたしはパタヤでさんざん遊んできた。
何が何でもピマーイで夜遊びしたいわけじゃなかった。
あえて探しまわる気力はなかった。
あきらめた。
あっさりと、一人寝決定。
やはり、イサーンの夜は早いなあ。
まとめ
そんなわけで、もしも「ピマーイ 夜遊び」「ピマーイ 風俗」などで検索して訪問された方がいたらごめんさない。
何の有益な情報も提供できません。
ピマーイに来て、夜、どうしようもなくムラムラしたら、ピマーイ・イン併設のカラオケ屋に行けば、とりあえず、夜の女性とお近づきになれるはず。
行き帰りの移動手段が問題だけど。
参考地図だけ載せておきます。
(注。この情報は2012年当時のものです。最新の事情については各自お調べください。)