アジア周遊日記3
香港・旺角の怪しいマッサージ屋見学を終えてから、尖沙咀へ戻る。
今回の香港訪問のメインスポットは、141という名の遊び場である。別名、ピンポンマンションとか何とか。香港の有名スポットですな。
香港には何度も訪れているが、141は今回が初めてとなる。
さて、どんなところなんでしょうか。
141マンション-香檳大廈B座
香港市内には無数の141マンションがあるらしいが、一番有名なのは、香檳大廈B座で決まり。
地図
はい、見ての通り、尖沙咀駅から余裕の徒歩圏内。さらにいえば、チョンキンマンションからも歩いて行ける。
まさに香港のど真ん中。
141香檳大廈B座への行き方と遊び方
ネイザンロードからキンバリーロード(KIMBERLEY ROAD 金巴利道)に入っていく。
少し進むと、右手に大都酒店ホテルの看板。よく見ると日本語表記でホテルダイトと書いてある。
この看板の下に、香檳大廈B座ビルの入り口。
英語名が、CHANPAGNE COURT Bとなっている。シャンペーンのことか。
少し引いた位置から見た香檳大廈B座入り口
入り口に売店があって、その脇を抜けていく。
臆せずに入っていこう。
入って10メートルほど進むと左手に鉄格子の管理人室とエレベーター乗り場。管理人はいたって無関心なので、堂々とエレベーターへどうぞ。
ここから上階へ。
エレベーター内でむさ苦しい野郎と相乗りすることも多いが、同じ志の仲間同士だ。譲り合いの気持ちで乗り込もう。
2階から4階と、6階から8階が141フロア。あとは、一般の部屋となっている模様。
まずは、エレベーターで8階まで登ってみる。
降りたところには、特に何もない。
廊下を奥まで進むと、左右に細い通路があって、その中には怪しいピンク色の電飾がうじゃうじゃと。
急転直下で雰囲気が変わる。
小さな部屋がいくつも並んでいて、この中にお姉さんたちが待機しているのだ。
ドアには、「WELCOME」もしくは、「PLEASE WAIT」という札が掲げられている。
PLEASE WAITは、現在取り込み中なので、ピンポンは鳴らしてはいけません。他人の楽しみを邪魔しないように。
WELCOMEなら、臆せずにピンポンを鳴らしてみよう。
すると、がちゃりとドアが開いて、艶めかしい姿のお姉さんが姿をあらわすだろう。
下着姿だったりネグリジェだったりと、まあなかなかの煽情具合ですな。
まずは容姿を確認して、ついで料金も確かめておく。
「ハウマッチ?」と聞くだけだ。
6階から8階までは、いずれも600香港ドルとの答えだった。ほぼ英語が通じた。
まあ、ドアに価格も書いてあったりするんで、特に質問は不要かもしれないけど。
部屋の中の様子も見える。
小さなベッドが一台とシャワールームがあるだけ。
ここでそのままプレイすることになる。
断る場合は、「ソーリー」とかてきとうに断わればいいだけ。
するとお姉さんは、何事もなかったかのように、ばたりとドアを閉めてしまう。
地元香港野郎たちの行動を見ていると、彼らは無言で立ち去るだけで一言も発していなかった。
まあ、こういう場所なんで、会話は不要かも。
ひたすら気に入るお姉さんが見つかるまで、ピンポンしていけばいいだけ。
ピンポン→顔見せ→断る→ピンポン→顔見せ→ビンゴ!
この繰り返しである。
7階の奥のほうがわりとレベルが高かったような印象。
中には、日本語で「サービスいい」とかきちんと書かれていたりもする。
たぶん、日本人の客に書いてもらったんだろうなあ。
年齢層も若い目。たぶん20代前半が中心だろう。
英語も通じるし、中にはちょろっとだけ日本語が通じる子もいる。
旺角の怪しいマッサージ屋とはレベルが段違いである。
まあ、その分、お値段も高めだが。
2階から4階は、少しレベルが下るかも。
お値段も少し下がって、488ドル、588ドルなど。
英語が通じにくいせいか、ドアにきちんと価格が表記してある。
4階だったか、自称日本人とのハーフが在籍していた。
141まとめ
まあ、おもしろいところだ。
わかりやすいシステムなんで、英語が話せない人でもまったく問題なし。
ピンポンピンポンするだけ。
まずは8階へどうぞ。
そこから下の階へ順番に降りていけばいい。
エレベーター横の階段は劣悪な環境だが、気にしないように。
突然、若いファラン(白人)が階段を駆け上がってきてびっくりしたけど。
白人もここで遊んでいるわけね。
わたしは、夕方と夜11時くらいに2回訪れてみた。
ラインナップはほぼ同じだが、夜のほうが若干数が多かったように思う。
ただし、取り込み中の数も多かった。香港野郎たちがビル内をうろうろしていた。
夕方はローカル客も少なめなんで、狙い目は夕方かな。
午後5時か6時には営業しています。
香港旅行の際には、ぜひとも141へお立ち寄りのほどを。
社会見学するだけも勉強になりますよ。
わたしは確かめていませんが、香港中にこのような形態の141がうじゃうじゃとあるそうな。
141専用サイトもあるらしくて、香港野郎たちはスマフォ片手に部屋を捜索しておりました。
まあ、一旅行者が訪れるなら、とりあえず香檳大廈B座を行き当たりばったりで8階から見ていけば大丈夫じゃないかと。
2017年10月追記
2017年9月末、香檳大廈B座を再訪。
営業が確認できたのは、7階と8階のみだった。
言い値は変わらず、600香港ドルのまま。
以前は営業していた2階から4階ならびに6階はもぬけの殻となっている。
一部、ピンクの照明が残っているので、時間帯や日によっては営業している可能性もあるが、あまり期待はできない。素直に7階と8階で遊びましょう。
(2018年5月追記)
読者さんやその他の情報を集めると、141としては完全に閉鎖された模様。
別の141を訪問しましょう。