アジア周遊旅行23(ハジャイ夜遊び編)
マレーシア野郎たちのパタヤとも言うべきダンノックをあとにして、わずか1時間でハジャイに到着。
HAT YAIとアルファベット表記されるが、現地での実際の発音は、「ハジャイ」「ハッジャーイ」とかそんな風に訛る。TとYがリンキングしているのだろう。「ハートヤイ」とカタカナ読みしても、まず通じない。ハジャイなら通じやすい。(「ハニャイ」と発音しているマレーシア人もいたけど。)
ダンノック(DAN NOK)も似たような理屈で、「ダノック」「ダノーク」となる。
(現地での発音を聞いたうえでのわたしの勝手な言語学的推察なので、本当かどうかはしらないし、実際にはタイ語独特の声調もからんでくるわけで、カタカタ読みでそのまま通じることが難しいのは言わずもがな。)
ハジャイの夜遊びスポットを昼と夜に捜索
さて、ハジャイはこれが2度目の訪問となる。
おおまかな地理は頭に入っているので、道に迷わずにすむ。
前回のハジャイ訪問時は、置屋もまわったが、結局はホテルのボーイ斡旋で遊んだ。
レベル的には、こっちのほうが高かったからだ。
詳しくは
⇒ハジャイの夜遊び。カラオケ置屋とホテルのベルボーイ斡旋。
前回の経験も踏まえて、ハジャイの夜遊び風俗スポットを追加調査してみた。
昼も夜も歩き倒した。
目次
カラオケ置屋
まずはハジャイといえば、大定番のカラオケ屋から。
もちろん、カラオケなんかは歌っていないくて、実質的に置屋と変わりない。つまりカラオケ置屋だ。
ソイ2
鉄道駅の南側、リーガーデンホテル旧館の前を抜けていくと、ソイ2のカラオケ置屋街がある。(のちに地図掲載)
正面がソイ2入り口
標識には、「THANON NIPATUTHIT 1 SOI 2」と書いてある。
カラオケの看板は出ているものの、昼間は静まり返っている。
シャターがかかったまま。
通りを歩いても、ほとんど人影がない。
てっきり潰れたものだと思ったが、念のため、夜に再訪してみた。
ネオンぎらぎらではないけれど、営業はしているようだ。
物欲しそうな顔をしてふらふら歩いていると、店先からやり手ババアが出てきて、店内にひっぱりこまれた。
呼び鈴を鳴らして、顔見せタイム。
うーむ。厳しい。
料金は女性によって違う。
ロング:2000、2500
ショート:一律1000
もっとも若い女性で23歳だったか。ロング2500。
ぜんぶで5,6軒は営業していた。
価格もラインナップも横並びだった。
裏通りは、かなり暗くて、ちょっとやばそうな雰囲気だ。
でも、特に危険はなかった。野犬には要注意。
ダイイチホテル前
ここも有名なハジャイのカラオケ置屋群。
ダイイチホテル(DAIICHI HOTEL)
ダイイチホテル周辺の小さな通りの中にカラオケ置屋が並んでいる。
昼間から営業しているようだが、特に呼び込みはなかった。
やはりマレーシア系が朝からブッキングしてしまうのだろうか。
夕方に訪れてみると、勧誘が激しくなった。
ソイ2よりもレベルは下る。
おばちゃんばっかり。
言い値は、ソイ2と同じ。
ロング:2000、2500
ショート:一律1000
ここは、ソイ2以上に厳しいラインナップだった。
また、ダイイチホテルから川沿いへ進むと、KISSという高級っぽいカラオケラウンジがある。
ここは詳細不明。駐在員やハイソ向けでしょう、たぶん。
以前はサクラグランドビューホテル近くにあったカラオケ屋がパブ(ディスコ)に変わっていた。ここは意外とレベルが高かったのだが。以前はポルシェという名前だったような。現在はForte。
Forte
他にもローカルカラオケ置屋ゾーンがあるようだが、わたしは未確認。
どうにもレベル的にはきつかったので、これ以上捜索する気にはなれなかった。
ハジャイとダンノックのカラオケ屋と比べると、質量ともダンノックのほうが上回る。
ダンノックでは、20歳前後のそれなりのカラオケ嬢が見つかる。
が、値段も高め。
ハジャイが2000~2500に対して、ダンノックは4000前後だ。
ホテルのベルボーイ斡旋
これはいまだに健在。
わたしの宿泊したハジャイパレスホテルでも、チェックインして部屋まで案内してもらう間に、さっそくベルボーイから営業を受けた。
ハジャイの中級ホテルは、どこも一緒のようだ。実に明快だ。
料金は、これまた決まったようにロング2500バーツ。
一人ないし二人ほど部屋にやって来て顔見せ。オッケーなら料金を払うシステム。
もちろんチェンジも可能だ。
困ったときのベルボーイ頼みとおぼえておきましょう。
MP(マッサージパーラー)
ハジャイのもう一つの売りは、バンコクに比べると格段に安いMPだ。
ピンクレディ(PINK LADY)
Gダイアリーには、複合施設と書いてあるピンクレディだが、現地に行っても、それらしい建物が見つからない。
GRAND PINKというホテルがあるだけ。
しかし、このホテル内にMPは健在だった。
堂々とホテルに入ると、看板がある。
ホテルに入って、すぐ左側へ。専用エレベーターで3階へ。
降りると、そこがMPとなっている。
新築だけあって、ぴかぴかだ。
大きなひな壇があって、10人以上座っていた。
料金は、90分2300バーツ。
後述するアタミよりは、レベルは高いけれど、料金も高い。
2300出すなら、置屋でしょうな。
ホテル内にはカラオケもあり。複合施設であることに変わりはないようだ。完全中華向けだが。
このグランドピンクホテル周辺は、ハジャイ随一の繁華街となっている。
リーガーデンプラザホテルがあるのもこのエリア。
夜でも観光客で賑わっている。
少々お値段高めだが、屋台もたくさん出ている。
とりあえず、ハジャイに来たら、このエリアを訪れるべし。
ハリウッドディスコもあるし、その横には怪しいカラオケの看板とかもある。
近くには、ファラン向けのパブやバーもちらほらと。
バービアではなくて、単なる飲み屋だろうけど。
アタミ
夕方頃の訪問。
おじいちゃんのコンシアに説明を受ける。
金魚鉢には、4人だけ。
料金は、800と1000。
うーん、安いぞ。
これでも値上がりしたそうだけどね。
時間は60分。
まあ、やるだけでしょう。
向かい側にあるパリスとチンタナは営業していなかった。
特にチンタナー(CHINTANA)は、完全に閉店した模様。
パリス(Paris)は、たまたま非営業日だったのかも。
アタミからホテルに帰る途中の裏道に、MPらしきものを発見した。
夜女浴室 Nice Lady Massageと看板に書いてあるんで、たぶん間違いなさそう。
NEW LADY
ダイイチホテル近くの通りの中にあるMP。
店頭に着飾った女性たちが待機していた。料金は未調査。
わりとレベルが高そうだったので、1500から2000といったところかなあ。
ウィンピンホテルMP
バイタクのおじさんに聞いたところ、他にもMPはあるそうだ。
メーナムホテルとかウィンピンホテルと言っていた。
グーグルマップで確認すると、アタミ近くで見かけたNICE LADY MASSAGEと隣り合って掲載されている。ひょっとして同じものかもしれない。
2時間で、1400、1700、1800のランク分けだとか。
あと、大きなホテルには必ずといっていいほど、マッサージ屋が併設されている。
健全なマッサージ屋とは言いがたい。スペシャルのお誘いがあっても不思議じゃないです。
カフェー
夜になると、カフェーがオープンする。
多くはホテルの1階に併設されていて、ガラス張りなので外から見えるようになっている。
サクラホテルのDARA CAFE
ここは、COYOTYとも書いてあるなあ。
在籍シンガーとコヨーテの写真も掲示してある。
でも、遊び方は不明。
花飾りを送って、気に入られたら、連れ出しできるかもね。
ハジャイ夜遊び地図
今回めぐったハジャイの夜遊ぶスポットを地図にした。
場所はおおまかなので、てきとうに歩いて探してください。
地図
まとめと感想
昼と夜に二部構成でハジャイの風俗スポットを駆け足でめぐった。
当初は、バイクをレンタルしてがっつり巡ろうと思っていが、徒歩で何とか全部まわれた。かなり疲れたけど。
少し離れたところにあるローカルカラオケ屋は無理っぽい。
ハジャイは、それほど楽しいところではない。
基本的には商業都市で、めぼしい観光資源はない。
街はそこそこ栄えているし、生活にはまったく不便もないし、ホテルのコスパはまずまず良好だ。
食事は、中華系、マレー系も揃っている。特に中華系は漢字表記なので、日本人にはわかりやすい。
日本食はかなり少ないけど、日本人には意外と過ごしやすいかもしれない。
夜遊びに関しては、マレー系と中華系のおじさんたちが遊ぶところだ。とりわけ中華天国だ。
ウドンタニー壊滅後、ハジャイがタイ置屋遊びの新しい潮流となるとの見方もあるようだが、やっぱりここは遊んでいてもあまり楽しくない。
個人的には、バービアがないのがきつい。
せめてバービアの数軒でもあれば、違った楽しみ方ができるのだが。
ペイバー交渉など面倒な手続きを避けて、いきなり連れ出したい人には向いているかも。
ショートは1000だし、ロングでも2000か2500。
バンコク・パタヤのゴーゴーバーで遊ぶよりは安いうえに手っ取り早い。
また、アタミでよければ、一風呂浴びても800バーツだ。
昼はMPでさくっと遊んで、夜は置屋連れ出しのロングで遊ぶ。
これなら、バンコクのMPとゴーゴーのロング連れ出しの3分の1くらいの出費ですみそうだ。
レベルについては期待しないこと。
若い層はきわめて少ないです。
経験上、ホテルのボーイ斡旋のほうが、若くてかわいいコが多いような気がする。
(追記)
2022年11月にハジャイを訪問した。
それに伴い、地図も改訂してある。
詳細⇒ハジャイの夜遊び最新情報、パンデミック明けの状況やいかに
ハジャイの夜遊び向けホテル
前回は、サクラグランドビューホテルに2泊した。
今回は少しランクを下げて、ハジャイパレスホテルへ投宿。これで充分なレベルだった。
ハジャイパレスホテル
ハジャイの典型的な中型ホテルの一つだ。
現在リノベーション工事中だが、朝と夜は静かだった。
部屋は広い。
大きなライティングデスク、小さいながらもソファーとサイドテーブル。
洗面所は、シャワーと洗面台がガラスドアで仕切られている。湯温湯量とも問題なし。
洗面所から寝室をのぞくことができる。ちょっとマニア向け。
エアコンの効きは良好で、Wi-Fiの繋がりも良好。
ケーブルテレビは、FOXテレビに加入していて、UFCを放送していた。
一番ランクの低い部屋のせいか、バルコニーはなかった。
室内禁煙なのが、愛煙家にはきついところか。逆に嫌煙家には好条件。
コンビニはすぐ近くにある。食堂も多い。
ダイイチホテル前カラオケ置屋群までは、歩いて2分。リーガーデンプラザ前の繁華街までは10分弱。
ホテル前のバイタクに頼めば、MPへ連れて行ってくれる。がんばればすべて徒歩圏内だ。
2017年追記
その後、改築工事を終えて、名称変更。現在は、「フレンドリーテル ホテル (Friendlytel Hotel)」という名前になっている。
サクラグランドビューホテル⇒ヤナティーホテル
ハジャイパレスよりは、少し高くなるが、やはり一番無難で確実なホテルは、サクラグランドビューホテル。
現地名は、「サクラマイ」。
マイは、新しいの意味。つまり、サクラホテルの新館だ。向かい側に旧館がある。
(その後、ヤナティーホテルに改称となっている。)
サクラグランドビューホテルは、高層ホテルで見晴らしは最高。
カメラのフレームに収まりきらない。
ただし、窓ガラス外側はずっと清掃していないようで汚れっぱなしだけど。
窓は一部開けられるようになっているが、やたらと怖い。
設備も充実。マッサージ屋、カフェーは当然入っている。
ボーイの斡旋を頼むと、次から次へと女性がデリバリーされてくる。
たぶん、ホテル内の待機部屋があるものと思われる。
より市内中心部に近くなるため、立地条件はハジャイパレスよりも上だ。
夜遊び目的でなくとも、満足できるはずだ。
他にも、同レベルの中華系ホテルはうじゃうじゃ建っている。
どこも、システムは同じ。
中華系の欲望が凝縮されているのがハジャイの中級ホテルである。
リーガーデンプラザホテル
ある程度の高級系なら、リーガーデンプラザホテル。ハジャイのお約束だ。
数年前に爆破されたが、現在は復旧。元の賑わいを取り戻している。
ここも高層ホテルで見晴らしは素晴らしい。ホテルの下はショッピングモールとなっていて、途中でエレベーターを乗り換えてホテルの客室フロアへ。客室フロアには、さらにセキュリティゲートがある。
繁華街のど真ん中で、ハジャイ滞在でこれ以上の立地条件は見当たらない。
MPピンクレディ至近。
バックパッカー向けゲストハウスなら駅前に安宿が集中している。
最も有名なのは、もちろんキャセイゲストハウスだ。連れ込みをしたい夜遊び派は泊まっちゃダメです。MPだけならアリかもね。
旅行代理店としての利用価値は高い。最近有名になってきたリペ島までのジョイントツアーも開催している。
キャセイ ゲストハウス ハジャイ (Cathay Guesthouse Hat Yai)
⇒アゴダ
ハジャイのホテルやゲストハウス一覧はこちらから。
やはりアゴダが強い。安いゲストハウスから高級ホテルまで網羅している。
⇒アゴダ
Gダイアリーにハジャイ最強マップが載っている。これがあるとかなり便利だ。わたしもお世話になりました。
Gダイアリーは休刊となりました。これが最終号。電子書籍版のみ。
紙媒体の最終号はこちら。最新の最強マップを切り取って使いたい人は、品切れ前に購入しておきましょう。
また、2015年8月号にハジャイ特集が組まれた。