タイのノービザ入国60日間滞在制度が終了することがついに決まった。
かねてより提案されていたが、5月19日に開かれたタイ閣議において承認された。
2024年7月に開始となった現在のビザ免除措置はすべて撤廃されて、以前のビザ制度に戻ることになる。
つまり、日本人であれば、引き続きノービザ入国は可能だが、滞在期間は30日間となる。
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タイの新しいビザ制度
現行のビザ制度では、93カ国がビザ免除の対象となっている。滞在期間は60日間だ。
改訂される新しいビザ制度では、93カ国に対する60日間のビザ免除措置が撤廃される。
2024年以前の旧ビザ制度では、ビザ免除措置の対象国は57カ国となっていた。
新しいビザ制度では、対象国を3つ減らして、54カ国とする。ただし、今回の政府発表では、除外となる3カ国の詳細については明言されていない。
また、新たに15日間のビザ免除措置が設けられ、到着ビザ(VISA on Arrival)制度も簡素化される予定とのことだ。
新しいビザ制度の正式な開始日はまだ発表となっていない。
関係機関と調整のうえ、最終的に官報に掲載されると正式決定となる。官報掲載の15日後に新しいビザ制度が発効される。
既にタイに滞在している外国人および新たな制度が発効する前にタイに入国する外国人旅行者は、現在のビザ制度の条件のままで滞在することが許される。つまり日本人であればノービザ入国で60日間の滞在が可能だ。
今回の発表はざっくり以上だ。
60日ノービザ制度は終了することがこれで決定した。昔のままの30日滞在に戻る。ただし、開始日はまだわからない。
官報掲載から15日後に発効となっているので、どれだけ早くても今月中に開始されることはない。
6月中旬あたりに開始される可能性が高いように思うが、正式発表を待つこと。
ビザ免除措置対象国
日本人は昔も今もビザ免除の対象だ。
現行のビザ免除措置では93カ国が対象となっている。
新しいビザ制度でビザ免除措置の対象となるのは53カ国。2024年以前の制度では56カ国で、そこから3カ国を削減して53カ国となる。
また、15日間滞在可能なビザ免除制度も新設して、対象となるのは3カ国。
到着ビザは、もともと31カ国が対象であったのが、新たに対象となるのは4カ国。
それぞれの対象国について、タイ政府からの正式発表はまだない。
が、バンコクポストなどでは外務省からの非公式情報として対象国一覧を掲載している。
30日間のビザ免除措置対象国
オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、イギリス
オーストラリア、ブータン、ブルネイ、ジョージア、インドネシア、イスラエル、日本、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、韓国、台湾、トルコ
バーレーン、ヨルダン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦
カナダ、アメリカ合衆国
南アフリカ
15日間のビザ免除措置対象国
セーシェル、モルディブ、モーリシャス
到着ビザ対象国
アゼルバイジャン、ベラルーシ、セルビア、インド
二国間協定による14日間のビザ免除措置対象国
ミャンマー(航空便到着のみ)、カンボジア
二国間協定による30日間のビザ免除措置対象国
中国、香港、マカオ、ラオス、モンゴル、ロシア、カザフスタン、東ティモール、ベトナム
二国間協定による90日間のビザ免除措置対象国
アルゼンチン、ブラジル、チリ、ペルー、韓国
あくまで非公式情報とのことだが、ほぼこれで決定とみて間違いない。
日本は、もちろん、ノービザ対象国のままだ。
ノービザでタイに入国して30日間滞在できる。
中国はビザ免除措置対象国から外れるが、二国間協定によるビザ免除入国が認められる。滞在期間は30日間だ。
というわけで、パンデミック明けの観光促進のためのビザ免除制度拡大は、これにて終了となる。
ほぼすべてが以前の状態に戻る。
とはいえ、滞在期間が60日から30日に短縮されたとしても、ごくごく一般的な短期旅行者には何も関係がない。
月単位気で中長期滞在したい人にはかなり大きな影響あり。
どうしても60日滞在を享受したい人はなるべく早くタイに入国しましょう。
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