昨年2025年よりタイ入国規制が厳しくなったとニュースになった。
ノービザ入国制度を利用して、何度もタイへ出入りして、タイ滞在期限を延ばそうというビザランへの取り締まりを強化した。
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ここ最近では、さらにノービザ入国規制が厳しくなったという情報がSNSやYouTubeなどで流されるようにもなった。
それは、ノービザでのタイ入国は年2回までに制限されている、というものだ。ビザランも関係なしにノービザでタイに入国できるのは年2回でおしまいという話だ。
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タイへのノービザ入国回数制限はフェイクニュース
が、これはフェイクニュースだと、タイのデジタル経済社会省が警告している。
アンチフェイクニュースセンターが発表している。

フェイク:外国人が年に2回のみタイへのビザなし入国を許可するという新しい規則の制定
入国管理局に確認済み。
そのような法律の改正は実施されておらず、この件に関する明確なガイドラインや規制もない。
入国管理局は、「ビザラン」に類するタイ出入国を行う外国人への審査を厳格かつ徹底させるために、引き続き措置を講じている。
以上がフェイクニュースセンターからの警告だ。
昨年の移民局からの規制強化の発表では、ビザランは年2回までとなっている。これは正式発表だったので、正しい情報だ。
今回のノービザ入国2回までというものは間違った情報である。
ビザラン規制は引き続き実施するが、ノービザ入国の回数制限は実施していない。
じゃあ、何回までノービザ入国が認められるのか?
10回でも20回でもオッケーなのか?
明確な規則やガイドラインはない、としか言いようがない。
滞在期間が3,4日程度のノービザ入国を年に10回しても問題ないかもしれないし、30日程度の中期滞在を3回繰り返したら問題視されるかもしれない。
短期滞在であってもあまりにも回数が多いと入国審査であれこれ質問される可能性が出てくる。
これは、別にタイに限った話ではないし、どこの国でも同じだろう。
昨年からタイ入国審査が強化されて、日本人が入国拒否される事例が頻発しているとか、煽るような内容のSNS投稿やYouTubeが目立つようになったが、基本的には全部無視で大丈夫だ。
ビザラン規制が厳しくなったのは10年以上前からの話で、今さら何を言っているのかと。昨年の規制強化は単に厳格さを徹底させていこうというものだ。
パンデミック明けの観光誘致のためにビザ免除措置が拡大したことにより、不法滞在するような外国人が増えた。そのような状況で、元々のビザラン規制を徹底させようとなっただけの話。
頻繁なビザランが問題なだけで、年に数回程度の短期旅行者にはまるで関係がない。
ノービザ入国が年に3回となろうが4回となろうが、一回の滞在が短期であれば、問題にならない。
ただし、いくら短期旅行だとしても、あまりにも回数が増えるようであれば、入国審査であれこれ質問されるかもしれないので、きちんと準備だけはしておくこと。
TDACは正確に記入しておき、ホテル予約確認書と帰国航空券は用意しておく。
タイのノービザ入国回数制限はない。
でも、最終的にノービザ入国を認めるかどうかは、入国管理官の裁量次第だ。
昨年2025年にタイに入国した日本人旅行者は109万人だ。
入国拒否された日本人の数は不明だが、ゼロではない。実際の事例はある。
でも圧倒的大多数の109万人の日本人旅行者は問題なく入国できている。
煽り記事やガセ情報に騙されず、ごくごく普通に平常心でタイ旅行すれば大丈夫だ。
ビザランを疑われてもしょうがない渡航歴の人は覚悟のほどを。
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