タイのバス公社であるトランスポート社(ボーコーソー)より発表があった。
2025年10月10日より、タイ・ラオス国際バスのコンケーン=ビエンチャン線の運行を再開する。
タイ・ラオス国際バスは、タイからラオスへ同じバスに乗ったまま移動できる便利なサービスだ。
ウドンタニーとビエンチャンを結ぶ国際バスが一番有名だろうか。
パンデミック前には国際バスが多く運行されていた。
2020年3月25日には、ラオスとカンボジアへの国際バスはすべて運行停止となった。
その後、ウドンタニー=ビエンチャン、ノンカイ=ビエンチャン、ウボンラーチャターニー=パクセー線などの運行が再開された。
コンケーン=ビエンチャン線はずっと運休のままだった。今回、ついに5年ぶりに再開を果たすことになる。
コンケーン=ビエンチャン路線は1日2往復。全長194km。所要時間は4時間。運賃は180バーツ。エアコン付き42席のバスを使用する。
トランスポート社によるタイ・ラオス国際バスは全部で11路線だ。
ノンカイ=ビエンチャン
ウドンタニー=ビエンチャン
コンケーン=ビエンチャン
バンコク=ビエンチャン
ナコンパノム=ターケーク
ウボンラーチャターニー=パクセー
バンコク=パクセー
ムクダハン=サワンナケート
ルーイ=ルアンパバーン
ウドンタニー=バンビエン
チェンライ=ボケオ(シャトルバス)
同じバスに乗ったままで国境越えして目的地へ行ける国際バス路線は本当に便利。
しかも安い。
コンケーンからビエンチャンまでの所要時間は4時間とのこと。それでいて運賃は180バーツ。
コンケーンとビエンチャンを結ぶ路線にどれほど需要があるかはわからないけれど、選択肢が増えるのはいいこと。
タイとラオスの往来には国際バスを活用しましょう。
なお、もう一つの国際バス運行対象であるカンボジアは、依然として国境が閉鎖されたままのため、トランスポート社による国際バスは休止したままだ。
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