先日、パタヤカンを昼間に走行している時に見かけたこの屋台。
そういえば、新しく日本食屋台ができたという情報は入ってきていた。
ここがそうなのか。
YOUR DON
JAPANESE KITCHEN
Steamed Rice with toppinng,Curry,and Steaks
YOUR DONが店名なのかな。
あなたの丼ってことね。
読み方はユアドンとしておこう。
のぼりには、カツカレーやステーキの写真と49バーツの文字。カツカレーが49バーツではないだろうけど、とにかく安そうだ。
これは、もうカツカレーを食べるしかないでしょう。
(追記)
その後、閉店したようだ。
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YOUR DON
夜になってから再訪。午後10時くらいかな。
赤のれんの営業中の文字が踊る。
ホワイトボードには焼き肉と感じで書いてある。
おっと、日本人形まで置かれている。
テーブルは、赤いクロス。
壁には、大きな写真付きメニューが貼ってある。
テーブルの上のメニューは表一面のみ
カツカレーと味噌汁のセット69バーツ
牛丼と味噌汁69バーツ
カツ丼と味噌汁69バーツ
ステーキ69バーツ
サバ焼き69バーツ
焼きそば59バーツ
他
注文は、タイ語日本語英語併記のオーダー表に記入する。これは表裏あり。
ここには、メニューには載っていない焼き肉の表記がある。
焼肉セットは、豚が179バーツ、牛が199バーツ。
肉だけ追加オーダー可能。
ちなみに、焼肉は鉄板の上で客が自分で焼くスタイル。
さらには、ユッケジャンやカルビスープも置いてある。日本料理といいながら、韓国料理もしっかりしている。
カルビうどん69バーツがちょっと気になるなあ。
カツカレー
いろいろ気になるものはあるが、わたしの中のファーストチョイスはカツカレーを置いて他にない。
迷わず、カツカレーにチェックを入れて、注文表を店員に渡した。
ちなみに、ボスとおぼしき中年タイ人男性は、そこそこ日本語が話せる。タイではなかなか見かけないほど愛想がよくて腰も低い。実に人の良さそうなおじさんである。
まずは、おじさんが「サービスです」と日本語で言いながらキムチを持ってきてくれた。
まあ日本料理ではないけれど、素直に嬉しい。
ちょっと塩辛いけど、普通に食べられるキムチだ。
お箸と取り皿もあって親切だなあ。
10分近くかかって、ようやくカツカレー到着。味噌汁も一緒に持ってきた。
カツは作りおきではなくて注文を受けてからちゃんと揚げているようだ。
カツカレーの皿はまずまずの重量感。
カツは大きいよね。
フラッシュを焚いてアップで
ルーは、しっかりと煮こまれている。
気になる辛さは、やっぱり控えめ。日本のインスタントカレーで言うところの甘口レベルだろう。
さらに、じゃがいもの刻み方が細かい上にぐずぐずになるまで煮こまれており、じゃがいもの甘みがすごく出ている。
そのせいで、さらに甘口に感じてしまった。ルーのとろみよりじゃがいもの粘り気が口に残る。
それでも某FUJIレストランのカレーよりは、よほどしっかりしている。あれはひどい。
サードロードの日本食ラーメンチャンピオンのルーよりやや辛さは上で、味もいいかな。具はラーメンチャンピオンのほうがしっかりしている。
豚カツは、やや薄めの肉厚ながらも、衣のつけかたと揚げ方に問題なし。
これなら日本式カレーと呼んでも差支えないだろう。
味噌汁は、いたって普通。いや、いい意味で普通。日本の定食屋で出されても違和感がないレベルだ。
ダシを取るのに使ったであろうカツオ節がそのまま入っていたのはご愛嬌だ。
じゃがいもの細かさとルーの甘口が気になったが、69バーツでこれだけのものをパタヤの片隅で提供してくれたら文句を付けるのは野暮ってもの。
わたしは満足しましたよ。
いや、でもじゃがいもはもうちょっと大きなサイズがいいな。うん、ここはこだわりたい。あと、辛さは2段階くらいアップでお願いします。
ちなみに氷入りのコップを出してくれるが、水は別料金。テーブルの上のペットボトルが15バーツとなっている。水を飲まないなら氷代は取られない。
カツ丼
ええい、こうなれば、次はカツ丼だ。
わたしが海外で食べる日本食は、カツカレーかカツ丼くらいなもの。
一気に制覇してしまおう。
日を置かずしてユアドン再訪問。
カツ丼をオーダーした。
味噌汁とセットになってカツ丼登場。キムチのサービスはカレーだけみたいだね。
丼にスプーンとフォークがささっている。
うーん、フォークはいらないな。
アップでもう一枚
カツの上には海苔がたっぷり載せられている。
卵は、玉ねぎと人参とともに閉じてある。
卵はちょっと火を通し過ぎで、とろふあ感があまりない。カツと卵の一体感も薄め。閉じ方に研究の余地あり。
でもダシはしっかりとってあるなあ。
まさにカツ丼である。
カツはカツカレーのものと同じだろう。
衣はさくさくしているし、食べごたえはばっちりだ。
ご飯もカツも卵もあつあつで、日本で食べるカツ丼と変わらない。
日本の有名カツ丼店には及ばないのはしょうがないけど、日本のしょぼい安食堂で食べるカツ丼よりは、おいしいかもしれない。
少なくとも、テスコロータス内のフードコートで食べたカツ丼よりは、はるかにおいしいし、紛れもない日本の味のカツ丼である。
カツ丼もカツカレーと同じく69バーツ。
いやもう、パタヤで100バーツ以下でカツカレーとカツ丼が食べたくなったら、ユアドンで決まりでしょう。
味噌汁がついているしね。
カツカレーかカツ丼のどちらか一つ選ぶなら、カツ丼を推薦したい。
地図
パタヤカン(セントラルパタヤロード)をスクンビット方面へ進んで、ビッグCエクストラの隣にあるソイユメ(Paniad Chang)の信号を越えて、すぐ左手あたり。
パタヤカンには乗り合いルートソンテウが走っているので、バイクがなくてもソンテウで訪問可能。
PLCという語学学校の前で屋台を広げている。
たぶん、語学学校の関係者なんでしょうね。会計するときも学校に中に入っていた。
営業時間は夕方から夜遅くまで。まあ暗くなってから行けば開いているでしょう。
月曜日は定休日。
パタヤ旅行中に急にカツカレーがカツ丼が食べたくなったら、ユアドンへどうぞ。
笑顔の素敵なおじさんが迎えてくれます。
(追記)
その後、何度か通ったが、しばらくして店舗を見かけなくなった。閉店したと思われる。残念。
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