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ネット通信関連

楽天モバイルの機内ローミング開始

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楽天モバイルが、機内ローミングサービスを開始した。
海外へ向かう飛行機の中でデータ通信ができるというものだ。国際通話もSMSも利用可能となっている。しかも追加料金は不要で、基本料金に含まれる。

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楽天モバイル機内ローミング

楽天モバイルは、基本料金の中にデータ通信量2GBまでの海外ローミングが含まれており、海外ローミング対象国であれば、無料でネットが利用できる。タイは対象国なので、楽天モバイルのSIMカードを入れたスマホならば、タイ国内でそのまま利用することができる。
楽天リンクという通話アプリを使うと、日本への国際電話も無料となる。

今回の楽天モバイルの機内ローミングは、飛行機の中でも海外ローミングが使えるというサービスだ。
日本から海外へ向かうフライト機内で、そのまま楽天モバイルのスマホを使って、SNSや通話もできることになる。

ただし、すべてのフライトで楽天モバイルの機内ローミングが使えるわけではない。
Aeromobileというサービスを通してローミングするため、対応している航空会社と機体はかぎられる。

機内ローミングが利用可能な航空会社・機体の一覧


(楽天モバイルホームページより)

キャセイパシフィックやシンガポール航空やマレーシア航空など馴染深い航空会社もあるが、残念ながら、日本からタイへ直行する航空会社は含まれていない。

海外ローミングも機内ローミングも利用方法は簡単だ。

追加の申し込みは不要だし、SIMカードの差し替えも不要で、端末の海外ローミング関連設定をオンにするだけだ。
たぶん誰でもすぐにできる。

機内ローミングも海外ローミングとして扱われるので、通信料は基本1ヶ月2GBまでだ。

楽天モバイルの海外ローミング

ちょっとややこしく感じるかもしれないので、少しだけ楽天モバイルについて解説。

楽天モバイルのRakuten最強プランは、980円(税込み1,078円)からとなっている。
980円のプランで使えるデータ容量は3GBだ。1ヶ月に使った容量が3GBまでならば、980円の基本料でいい。楽天の通話アプリを利用して通話すれば、国内通話は無料だ。
データ通信が3GBまでで、通話代がなければ、支払いは980円(税込み1,078円)でいいことになる。

海外ローミングは1ヶ月2GBまでが無料枠だ。この2GBというのは、もともとのデータ容量3GBの中に含まれている。3GBのうち2GBだけが海外ローミング無料利用分というわけだ。
日本国内で1GB使い、海外で2GBで使うと、容量がマックスとなる。

データ利用量が3GBを超えると、基本料金が1,980円(税込み2,178円)に上がるが、データ利用料は20GBまで使える。
ただし、海外ローミングの1ヶ月2GB縛りは変わらない。

データ利用料無制限にすると、基本料金が2,980円(税込み3,278円)となる。この場合でも海外ローミングは2GBまでだ。

楽天モバイル プラン料金

いずれにせよ海外ローミングは月2GBまで無料というわけ。
もし海外ローミングの容量が足りない場合は、1GBを500円で別途追加購入することができる。
一週間程度の短期旅行であれば、2GBもあれば充分だろう。SNSや地図情報をチェックする程度ならそれほど容量はくわないので足りるはず。動画サイトを視聴していたら、すぐにパケットがなくなるのは日本でも同じことだ。

楽天モバイルのいいところは、海外から日本への国際通話が、Rakuten LInkを使えば無料となること。通話先は、固定電話でも携帯電話でもオッケー(一部対象外番号あり)。しかもデータ利用量にカウントされない。
ちなみに、海外ローミング対象国以外からの日本への国際通話であっても、Wi-Fiを使ってRakuten Linkで通話すれば国際通話代はかからない。
また、国際SMSも無料だ。日本へのSMS送信も、日本からのSMS受信も無料。

日本国内での通信費を安くしたい人で、なおかつ海外旅行も好きで海外で日本のスマホをそのまま使いたいという人にとっては、楽天モバイルは最強だ。

たとえばタイに行くとする。
最低限の設定だけしておいて、スマホを持っていき、海外に着いたらそのまま使えばいいだけ。
データを使いすぎなければ海外ローミングは実質無料だし、日本への国際通話もSMSも無料。

今回からはじまった機内ローミング対象の航空会社と機体であれば、フライト中もスマホで通信ができる。残念ながら、タイ行きの直行便フライトは対象に含まれていないが、他の航空会社では機内ローミングが使えることもある。

さすがに機内ローミングだけを目的に楽天モバイルと契約するのは無理がある。
海外ローミングのおまけとして考えておくといい。

まとめ

タイ航空では一部機材においてロイヤルオーキッドプラス会員向けに無料のWi-Fiを提供するようになった。
JALやANAでも機材によっては機内Wi-Fiはあるが、全員が無料というわけにはいかない。
JALでは、ビジネスクラスやファーストクラスの乗客は無制限無料だが、エコノミークラスは1時間まで無料となった。
ANAでは、エコノミーだとテキストメッセージの送受信だけが無料。
ZIPAIRは、LCCながらも機内Wi-Fiが無料という太っ腹だ。
PEACHの機内Wi-Fiは、通信のためでなく、機内サービスを利用するためのもの。
エアアジアは、一部フライトには機内Wi-Fiの表示があるものの、現在はサービスを停止しているようだ。
今回の楽天モバイル機内ローミングは、日本=タイ路線を運航している航空会社が含まれないのが残念だけど、機内でもスマホがそのまま使えるようになるのが売りだ。

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