香港トランジット旅シリーズ第4回
香港空港からA21バスで尖沙咀にやってきて、重慶大厦と發利大厦という2大マンションをまわってきた。
あと香港でみるべきものはなにか。シンフォニーオブライツか、ヴィクトリアピークか、ブルース・リー像か。
いや發利大厦でもう満足しており、このまま空港に戻ってもよかった。でもさすがにまだ時間が早いため、最後に旺角に立ち寄ることにした。旺角から空港へまたA21バスで戻ればいいだろう。
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旺角(モンコック)
重慶大厦と發利大厦のある尖沙咀から旺角へは、地下鉄ですぐに移動できる。
香港の地下鉄はVISAタッチで乗車可能だ。
日本で発行されたタッチ決済対応のVISAクレジットカードをかざすだけで改札を通過する。
バスもマクドナルドも地下鉄もクレジットカード払いだ。ここまで現金はまったく使っていない。
尖沙咀から旺角までは3駅。香港の目抜き通りであるネイザンロード沿いに進む。
旺角に到着。
昔は何度も訪れたエリアだが、もはやどこになにがあるか覚えていない。
地図を確認する。
女人街は主に女性向けの商品を売る露店が並ぶエリアだな。
目指すのは、夜総会やマッサージ屋などが並ぶ、少々怪しいエリア。たしか上海街通り周辺にあったはずだ。
かろうじて方角を覚えていたので、なんとなく歩き出す。
おっと、Jollibeeがあった。フィリピンの国民食のジョリビーである。香港にもあったのね。
過去のおぼろげな記憶とカンだけを頼りに歩く。
マージャン屋が多いなあ。
金豪華夜総会。
健全系のマッサージ屋もある。
金麗宮という夜総会もあった。
ピンクなマッサージ屋がなかなか見当たらない。2017年頃まではいくつもあったはずだが。
通りの雰囲気はいかにもなのだが、それっぽい店がない。
おっと、ようやく発見。
その名も、豪情少女。ピンクネオン付き。
表に誰もいないため、詳細は確認できず。
おかしいなあ、昔はもっと普通に店があったはずなのだが。
探す場所を間違えたのか。
ネットで検索すればよかったかな。どうせ検索しても自分の過去記事が出てくるだろうけど、過去の自分に教えてもらえる。
今回は何も検索せずに現地探索スタイルを取った。
たぶん、多くのマッサージ屋が閉店したか、より地下に潜ったのだと思う。香港もパンデミック中は規制が厳しかったみたいだしね。
というわけで、もう歩き疲れた。
重慶大厦、發利大厦、旺角とまわってきて、これで香港には満足した。
空港に戻ろう。
A21バスで香港国際空港へ
旺角から香港空港へはA21バスに乗れば簡単に行ける。
乗車チケットは、復路分もすでに購入済みだ。
てきとうにネイザンロードを歩いていればバス停がすぐに見つかる。
赤い看板にA21の文字があればオッケー。
深夜帯はN21として運行される。
つまり、ネイザンロード周辺に滞在していれば、夜中でも早朝でもバスで空港に行けるわけだ。香港、便利。
21時40分、A21バスがやって来た。だいたい15分待ち。
2階席はかなり混んでいる。最後尾の席だけが空いていた。
道中は居眠りしてしまい、窓の外の景色は見ていない。
目が覚めると、香港国際空港第1ターミナル前に到着していた。
22時31分、下車。
出発フロア前なので、わかりやすい。
中に入ると、複葉機がお出迎え。
夕方にタイから香港に到着したばかりだが、日が変わる前にまた香港空港に戻ってきた。
日本行きのフライトは明日の朝8時25分に出発予定。
本日は香港空港で夜を明かす。
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