タイ外務省が管理するタイEビザシステムが大きく拡大される。
Eビザはオンライン上でビザ申請が可能で、わざわざ大使館や領事館まで出向いて手続きをする必要がないものだ。
これまでは限られた国でのみEビザが利用できたが、2025年1月1日からはワールドワイドに展開される。対象となるのは全世界にある94ヶ所のタイ大使館・領事館だ。
日本では2025年1月1日午前10時から受付開始。いよいよ日本でもEビザ申請ができるようになる。
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タイEビザ
旅行者は、タイEビザを通じていつでもどこでもオンラインでビザ申請ができて、カシコン銀行を通じて料金を支払う。
ただし、一部の国からの旅行者は従来どおりに大使館ないし領事館で支払い手続きをする必要があるとのこと。
タイ外務省に発表によれば、Eビザシステムは、観光客と学生と労働者を対象としているそうだ。承認されたEビザは申請者にEメールで送られる。
なお、2025年12月時点で、タイ入国ビザ免除対象国は93カ国となっている。
日本はビザ免除対象国で、観光ビザ不要でタイに60日間滞在することができる。
観光ビザを取得しても滞在期限は60日。
ノービザでも観光ビザでも滞在日数は同じだ。
要するに日本人はわざわざ観光ビザを取得しないといけない理由はない。
（頻繁にノービザでの出入りを繰り返している人はビザを取得せよと言われる可能性はあるが）
THAI E-VISA OFFICILA WEBSITE
タイEビザウェブサイトは以前から運用されている。
ひさしぶりにのぞいてみると、各言語に対応するようになった。
日本語にも対応。
最初に注意書きがポップアップされる。
E-Visa申請者は大使館にパスポートや書類を直接提示する必要はなくなると。
申請手順。
アカウント作成、申請書記入、必要書類アップロード、ビザ料金支払い、処理待ち、確認書が送信される
なお、現時点では、日本人が日本でEビザ申請することはできない。
開始されるのは2025年1月からだ。
すでにEビザシステムが開始されているイギリスなどでは、たとえ日本人であってもイギリス在住であればEビザ申請ができる。
ちなみに、ロンドン出身のイギリス人から聞いた話では、ロンドンではパスポートと申請用紙とビザ代金の現金を同封してタイ大使館に郵送すれば、ビザが貼られたパスポートが返却されてくるそうだ。
日本では郵送申請も不可となっている。
日本のタイ大使館・領事館での申請はハードルが高い。
日本でもEビザ申請開始に
在東京タイ王国大使館より正式発表があった。
2025年1月1日10時より、タイ外務省管理のe-Visa公式ウエブサイト上でビザの申請が開始される。
必要書類をアップロードし、支払い完了後に審査が開始される。
審査完了後に申請者へビザとなる確認書がメールで送られる。それを印刷しておき、タイ入国時に提示する。
ビザ発給までの所要日数は15営業日以内。
審査開始後に追加書類が必要になったり対面での面接が必要になった場合はe-Visaないし大使館よりリクエストメールが送られる。再審査が必要となるため、渡航日まで余裕をもって申請すること。
ビザ申請料の支払いは、e-Visa公式ウェブサイト上にてクレジットカードで払う。支払い完了後はいかなる場合でも返金不可。
⇒https://site.thaiembassy.jp/jp/news/consular/13025/
この発表をみるかぎり、日本在住の日本人も、日本でEビザ申請ができるようになる。
すべてのビザが対象となるかは不明だ。
おそらくは、観光ビザと学生ビザと労働ビザが対象となるはず。
DTVといったロングステイビザでは、Eビザ申請自体はできても、結局は追加書類を要求されたり対面での審査が必要になるものとみられる。
詳細については、タイ大使館に確認のこと。
日本人はノービザでタイに60日間滞在できる。
観光ビザを取得しても滞在日数は60日だ。
わざわざ観光ビザを取得する必要性はほとんどない。
よって、日本でEビザ申請で観光ビザを取得する日本人もほとんどいないだろう。
せっかくEビザシステムが世界展開となり、日本でも利用可能となるけれど、実際には大して意味がなかったりする。
選択肢が増えるのはいいことなので、素直にEビザシステムの世界展開を歓迎しましょう。
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