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プチ情報・便利帳

パタヤのバンコク銀行でATMカード更新、旅行者の口座開設は鬼門

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現在タイで利用している銀行口座はバンコク銀行のものだ。
10年近くにパタヤで口座を開設した。
タイに銀行口座があるととかく便利だ。
その後、バンコク銀行のモバイルアプリも使えるようになり、さらに便利になった。
モバイルアプリで送金は完全無料で自由自在だし、店での支払いはQRコード決済ができる。
ATMで現金を引き出す際にもアプリを使ってできる。ATMカードは不要だ。
銀行口座を開設した支店とは違う県において、ATMで現金を下ろす場合には県外手数料がかかる。たとえば、パタヤ(チョンブリ県)で作った口座をバンコクのATMで下ろすには20バーツほどかかる。でもモバイルアプリを通して行うと手数料無料だ。

もはや、ATMカード自体、ほとんどいらなくなった。
が、やはり物理的なカードもあったほうがいい。スマホを落としたり、電池が切れているとATMが使えなくなる。

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パタヤのバンコク銀行でATMカード更新

日本に長めの帰国をしてタイに戻って、ATMにカードを入れてみた。
すると、今月でカードの有効期限が切れるので、早く手続きしてくれと警告が表示された。
たしかに2024年10月でExpireとなっている。ちなみに月表示のみで、日付はない。月末までということだろう。

ちょうどいいタイミングなので、セントラルパタヤ内にあるバンコク銀行支店へ。

通称センタンの入口はハロウィン仕様だ。

鬼のような悪魔の門をくぐって中へ。

バンコク銀行はたしか3階のはしっこあたり。

ここは土日祝日でも営業している。
今回は空いているであろう平日を狙った。店内の待ち人数は4,5組。でも手続き用カウンターが2つしか空いておらず、うち1つは長時間利用中で空きそうにない。
結局1時間ほど待つことになった。

手続き自体は簡単だ。
ATMカードとパスポートを提出するだけ。通帳があったほうがいいけれど、なくても大丈夫。
書類作成は全部やってくれる。
ついでに、パスポート情報の更新と住所の変更もしておく。
住所変更は住んでいる場所を伝えるだけでいい。居住証明書や賃貸契約証明書は不要だ。
こちらも書類にサインするだけ。
タイの電話番号は必要だ。

ATMカード更新や登録情報変更では、タイ滞在ビザやTM30や居住証明書などの確認はない。

新しいATMカードに暗証番号を設定して、終了。暗証番号は以前と同じものでもオッケーだ。
手続きをすべて終えるのに10分ほどかかった。
まあサインするだけの簡単な手続きだ。会話はほんとど必要ない。簡単な英単語のやり取りだけ。

ATMカードの種類はいろいろあるが、何も聞かれなかった。
無事に新しくなったATMカードを受け取る。

ATMカード更新代は無料だった。
前回は、Mastercardのデビットカード機能付きで300バーツかかったような覚えがある。
今回のはシンプルなATMだ。Thai payment networkのロゴは入っている。

新しいATMカードの有効期限は、2029年9月まで。
5年有効というわけか。
まだまだバンコク銀行にはお世話になります。

旅行者が銀行口座開設するには?

さて、そんな便利なバンコク銀行の口座だけど、現在は新規口座開設のハードルがかなり上がっているようだ。
まさに鬼門である。

現在使っているバンコク銀行の口座は、イミグレーションで居住証明書を取得すれば、短期旅行者でも口座を開設できた時代のものだ。
調べてみると、2015年2月となっている。

関連記事:タイ、パタヤでバンコク銀行の口座を新規開設する方法。カシコーン銀行も。

居住証明書を取るのが少し面倒なくらいで、そこまでハードルは高くなかった。

さらに昔はカシコン銀行でも口座開設していて、それはパスポートとホテルのビジネスカードだけで作ることができた。
たしか2012年頃だったように思う。当時は1万円=4000バーツの超円高で、両替するたびにカシコン銀行に預けていた。
でも、その後円安へ進み、残高も減っていき、カシコン銀行は更新せずにずっと放置していると、口座を閉じられてしまった。残高はゼロだったので問題はなかったけれど。
今思うともったいないことをした。
バンコク銀行で新規開設できたからいいものの、ここまで外国人の口座開設が厳しくなるとは。

過去の情報はもうすべてアテにならない。事情は大きく変わっている。
現在、個人が自力で新規口座開設するには、長期滞在ビザやワークパーミット、それに居住証明書が必要となっている。
観光ビザでは不可で、より長期のビザだ。つまりビジネスビザやリタイアメントビザやタイランドエリートビザとなる。最近始まったばかりのDTV(デスティネーションタイランドビザ)でも有効かもしれない。

ごく普通の短期旅行者が口座を開くには、業者を通す方法が残されている。ただし手数料はかなり高くなる。
パタヤは比較的ゆるいとは言われているものの、なかなか正攻法では難しくなった。
個人ではよほどうまくやらないと無理っぽい。むろん抜け道はあるのだろうけど。
蛇の道は蛇、鬼の門をくぐるには悪魔の知恵を。

銀行口座は作れるうちに作り、ATMカードの更新は怠らず、末永く利用できるようにしましょう。

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