パタヤのローカルエリアであるソイボンコットにボートヌードルの店がある。
ボートヌードルは、小さなお椀にクイティアオが入っていて、まるでわんこそばのように何杯も食べるスタイルだ。
そんなボートヌードルの店になぜかカツサンドを販売。日本式のカツサンドである。
夜はバー営業になるという、ちょっと変わった店だ。
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ソイボンコットのボートヌードル&カツサンド屋
店名は、Tang Lak Bar & Thai Foodというようだ。
Googleマップの登録名は、700ライカフェ(クイティアオルアタンラック)。
サードロードからソイボンコットに入っていって、歩いて数分。
ローカルエリアだけど外国人も多い一角だ。
店頭にボートの模型が置いてあるように、クイティアオルアの店だ。
他にもガパオなど定番のタイ料理や、チムチュムもある。
オープンエアの店だけど、店内は綺麗で清潔だ。
夜遅くなると、バー営業。
カウンターで酒を飲む外国人がけっこう多い。日本人らしき姿も見かける。
クイティアオルア
というわけで、店の名物のボートヌードルをオーダー。
肉の種類だけ指定して、あとは何も言わず。
すると、小さな丼で3杯も運ばれてきた。
麺は自動的にセンレックになっていた。
クイティアオルアは、要するにクイティアオナムトックだ。
ちょっと臭みのある独特の黒いスープが特徴。
スープ自体に辛さがあるけれど、さらに唐辛子や砂糖や酢やナンプラーを投入して味を自分好みに整える。
でもそのまま食べても大丈夫。
ここのクイティアオルアは、わりと食べやすいほうだ。
1杯あたりの量が少なくて、つるっといける。
1杯15バーツ。
がっつり食べたい人は6杯はいけるでしょうな。
麺の種類は個々にオーダー可。具の種類も変更できる。
日本式カツサンド
で、この店の白眉は、カツサンドである。
たまたまサンドイッチメニューを見つけてびっくりした。
トンカツポークカツレツサンドウィッチ 69バーツ
テリヤキチキンエッグサンドウィッチ 69バーツ
どうみても日本式のカツサンドだ。
店員に話を聞くと、店で手作りしているらしい。ほんまかいな。
クイティアオを食べたあとだったので、ポークカツレツサンドウィッチを持ち帰りでオーダーする。
その場で作るのではなくて、出来上がったものを冷蔵庫で保管している。
すぐに渡してもらえる。
量は多め。ずっしり重い。
ケチャップとチリソースも付いてくる。
のちほど、軽くレンチンして温めてから食べてみる。
これで全体の3分の1の量だ。
カツの厚みもしっかりある。すりつぶしたゆで卵がたっぷり。千切りキャベツにマヨネーズソース。
とんかつソースは使っていないけれど、日本のカツサンドといっても充分通用する。
特にゆで卵がいい。むしろ卵強め。タマゴサンドとして食べてもいいくらい。
欲をいえば、その場で作ってもらい、カツの衣のサクサク感も味わいたいところだけど、それはちょっと贅沢かな。
この味と量の日本式カツサンドが69バーツなら文句は言えまい。
それにしても、どうしてクイティアオルアの店で日本式カツサンドなんだろうねえ。
日本人が関係しているのかもしれない。
夜はバー営業だ。
おそらくは、カツサンドであれば、夜遅くても提供してくれると思う。
小腹が空いた時にカツサンドかじりながら、ビールを飲むとよさそう。
カツサンド、おすすめです。
もちろん、日本のカツサンドの有名店と比較すると勝負にはならないだろう。でもここはパタヤだ。
パタヤで気軽にカツサンドが食べられる幸せを噛み締めよう。
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