海辺の街であるパタヤはシーフードが豊富だ。シーフードレストランも数多い。
その中でも特に有名なレストランがプーペンとなる。
パタヤというか、隣町のジョムティエンビーチにある。
日本からパタヤに遊びに来た友人たちと一緒にプーペンを訪れた。
わたしは14年ぶりくらい、パタヤ歴20年ほどある友人はこれがはじめてのプーペン利用となった。
目次
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プーペン
パタヤのLKメトロ近くから配車アプリのBOLTでプーペンまでやって来た。
店舗前に大きなカニの像が設置されている。
まさにパタヤのかに道楽である。
時刻は夕方の午後6時過ぎ。そろそろ日が沈む。
営業時間は、午前10時から午後10時まで。
やはり夕日の見える時間帯が一番人気らしい。
広い店内には、数えきれないほどのテーブルが並んでいる。
海から一番離れた屋内エリアはがらがら。
が、海側エリアのテーブルはほぼ埋まっている。さすがは人気店だ。
場合によっては満席で順番待ちになることもあるそうだ。
なんとか海に近い席を確保できた。
ちょっと雲が出ていて、夕日があまり見られないのが残念。
でもいい雰囲気だ。
これぞプーペン。
ビーチ沿いには、屋台がたくさん出ている。
シーフードレストランが目の前なのに、スルメ屋台が多いのがおもしろい。
店内禁煙のため、喫煙は外で。
前回プーペンを訪れたのは、おそらく2010年頃の話。14年前となる。たしかスーパーガール所属の女性に連れて来られた記憶がある。
その後、全面リノベーションしているはずなので、以前の面影は残っていない。
たしかビーチ沿いにもテーブル席があったような気がするのだが。
店内には生け簀がある。
昔はもっと大きなスペースで地面に直接水槽やたらいのようなものが置かれて、エビやらカニやらが陳列されていたように思う。
今は省スペースの段々畑タイプになった。
この生け簀から直接食材を選んで、料理方法を指定することもできる。
基本的にはメニューにすべて掲載されているので、生け簀からオーダーする人は少ないようだった。
広い店内には、まだクリスマスツリーが飾られている。
あと、カフェとギフトショップのような店もあった。
これは昔はなかったはず。
子供連れで来ても楽しめるはずだ。
友人はわたしよりもパタヤ歴が長い。20年越えだ。
でも、プーペンは不思議とはじめての入店となる。存在は知っていても、機会がないとなかなか訪れないものだ。
今回のパタヤ旅行では、最初からプーペンへ行くことを決めていたそうだ。
さて、初プーペンはどうか。
メニュー
巨大判型のメニューだ。
最初のページには、新メニュー。
イカスミのイカ炒めが310バーツ。うまそう。
あとは、通常のシーフード料理がこれでもかと並ぶ。
イカもの。
あさりもの。
ホタテもの。
魚もの。
カレーもの。
他にもエビやらカニやら盛りだくさんである。
選ぶのが大変。
価格はやはり少々お高め。
でも、高すぎるほどではない。
そこまで詳しくはないけれど、ナンヌアルやムンアロイといった他の有名シーフード店に比べるとまだ安いほうかも。
ドリンクはビールにしておく。
氷が自動的についてくるのはタイのレストランではお約束。
以下、実際にオーダーした料理を並べていく。
料理名はてきとう。価格はたぶんあっている。
最初にまとめてオーダーしたが、最初の料理が出てくるまで15分くらい。
ビールはすぐに出てきた。
これだけの規模のレストランとしては、効率よく運営されていると思う。
プラームックガティアム
イカのニンニク揚げ。290バーツ。
これはうまい。
イカ、最高。
プラートート
シーバスを揚げたもの。470バーツ。
身は多めだけど、ちょっと大味かな。
約2000円と考えると、割高感は否めない。おいしいけどね。
タイ人受けはする。
カオパットタレー
シーフード入りの焼き飯だ。180バーツ。
カニ身も入っていて、味は良好。おいしい。
トートマン
油揚げ。270バーツ。
油揚げというか、すり身に衣をつけて揚げたもの。
エビのトートマンをオーダーしたつもりだが、ミンチ肉だったような気がする。でも味は良好。すごくおいしかった。
ホタテのニンニク焼き
タイ語の名称不明。ホタテのニンニク焼きとしかいようがない。390バーツ。
香辛料強めで、ホテルの旨味はもうひとつ感じられない。いやおいしいけど。
クンチェーナンプラー
生エビのサラダのようなもの。230バーツ。
激辛ソースをかけてある。かなり辛い。
付け合せのゴーヤで口直し。
さすがはシーフード専門店のプーペンだ。エビはとにかく活きがいい。俗な表現だけど、ぷりぷり。
いやあ、クンチェーナンプラーを食べないと、シーフードレストランに来た意味がないよねえ。
あ、プーペンなのに、カニ料理を一つも頼まなかった。
カオパットに入っているカニ身のみだ。
まあいいか。
会計
ドリンクはビール大瓶3本、ソーダ、氷。
支払い合計:2,160バーツ
約9,000円。
4人での訪問でこの価格。
一人あたり540バーツ。約2,240円。
思ったよりも安かった。
やはり、エビやらカニやらをオーダーしなければ、安く上がりになるようだ。
ただ、量的には満腹にはならないかな。
ほどよく料理を堪能できるというレベル。
これくらいがちょうどいいかも。
はじめてのプーペン訪問となった友人の感想は、まあこんなものかというもの。
満足度はそれなりにある。
全然悪くない。
サービスは良かった。
周囲のテーブル数グループに対して専属のサービスがつく感じ。
あれこれすぐに対応してくれる。
チップはやや多めに。
この雰囲気とサービスと味で、この価格なら文句はないでしょう。
これからもリピートしていくなら、自分好みの料理を見つけていくと楽しいかも。
これだけ種類があれば、自分の口に最も合う料理が見つかるはずだ。
ごちそうさまでした。
プーペンの地図と行き方
地図
ジョムティエンビーチの端っこにある。
ジョムティエンのビーチロードをひたすら進めばプーペンにたどり着く形だ。
パタヤ中心部からソンテウ乗り継ぎで行くことができる。
まずは、ウォーキングストリート近くのセカンドロードとパタヤタイの交差点近くにあるソンテウ乗り場まで移動する。パタヤのソンテウは10バーツ。
小学校前にあるジョムティエンビーチ方面行きのソンテウに乗り換える。
ジョムティエン行きのソンテウ乗り場
あとは、ジョムティエンまでひたすら走る。
このジョムティエン行きのソンテウの終点がプーペン前だ。
ただし、すべてのソンテウがプーペンまで行くとは限らない。その手前で終点と言われる可能性もある。その時は別のソンテウに乗り換えるしかない。
基本は、ウォーキングストリート近くからのソンテウ代が10バーツとなる。ジョムティエンビーチの端っこにあるプーペンまで乗車した場合は20バーツを請求される可能性もあるが、基本は10バーツ。降りるときに黙って10バーツだけ払えばいい。
パタヤのウォーキングストリート近くまでのソンテウが10バーツ。
ジョムティエンビーチ行きのソンテウが10バーツ。
合計20バーツだ。
おすすめは配車アプリのBoltを使うこと。
今回は、アレカロッジ近くで4人乗りの車種を指定して、165バーツだった。
時間帯によって料金は異なるが、だいたいこんなもの。
夕方という道路が混み合う時間帯だったため、プーペンまで25分かかった。ドライバーが裏道を駆使してぶっ飛ばして25分だ。
もしソンテウを乗り継いで行ったら、1時間以上かかったかもしれない。
1人でゆっくり移動するならソンテウ乗り継ぎでいいだろうけど、複数での移動であれば断然Boltがいい。
快適性とスピードが全然違う。
なお、帰路もBoltを利用した。
プーペンからパタヤソイ7まで165バーツだった。
プーペン前では、客待ちしているソンテウが何台か停車していた。
乗り合いとなるのか、チャーターとなるのかは不明。
チャーターすると、おそらく最低200バーツは言われるはず。よほどの大人数でなければ、Boltを呼ぶのがベターだろう。
乗り合い乗車できれば1人10バーツでパタヤのウォーキングストリートまで戻ることができる。ウォーキングストリート近くを通り過ぎると20バーツを請求されるかもしれないが、チャーターするよりは安上がりだ。
道路も店も混み合う夕方から夜の時間帯は避けて、昼過ぎに訪れるのもいいかもしれない。
食後はジョムティエンビーチでまったり過ごしてもいい。
まとめ
友人はパタヤ歴20年にしてはじめてのプーペン、こちらは14年ぶりのプーペン。
昔の価格などはすっかり忘れてしまったが、この10年で、1.5倍か2倍くらいには値上げしているはず。20年前だったら、おそらく半額くらいだったかも。
今は2024年だ。昔のことは忘れよう。
現在のプーペンは、普通に楽しめるシーフードレストランだ。
味、雰囲気、サービス、いずれも良し。
パタヤでは一度は行ってみたいシーフードレストランに変わりなし。
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