JAL系列のLCCであるZIPAIRが2022年冬期スケジュールを発表した。
成田発ソウル、バンコク、ホノルルの各路線だ。
バンコク行きはスタンダード片道運賃が12,500円からとなっている。
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ZIPAIRの冬スケジュール
運行スケジュール
2022年10月30日から2023年3月25日まで
東京(成田)=ソウル(仁川)
ZG41 | 成田発 8:55 ソウル着 11:45 | 火~日
ZG42 | ソウル発 13:15 成田着 15:30 | 火~日 東京(
成田)=バンコク(スワンナプーム)
ZG51 | 成田発 17:00 バンコク着 22:10 | 毎日
ZG52 | バンコク発 23:45 成田着 7:25(翌日) | 毎日
東京(成田)=ホノルル
ZG2 | 成田発 19:05 ホノルル着 7:10 | 火・木・土
ZG1 | ホノルル発 9:10 成田着 13:15(翌日) | 火・木・土
⇒https://www.zipair.net/ja/notification/118
運賃
東京-ソウル
ZIP Full-Flat 30,000円から
Standard 8,000円から
U6 Standard 3,000円(定額)
東京-バンコク
ZIP Full-Flat Value 49,000円から
Standard Value 12,500円から
U6 Standard Value 5,000円(定額)
東京-ホノルル
ZIP Full-Flat Value 59,800円から
Standard Value 19,800円から
U6 Standard Value 7,000円(定額)
運賃以外に、空港使用料と各種諸税が必要となる。
燃油サーチャージは不要。
機内持ち込み手荷物は7kgまで可能。
すでに販売開始となっている。
実際の料金は?
今年11月の東京発バンコク行きの往復料金を調べてみる。
東京発は、安いフライトで片道19,363円(税込み)。
バンコク発は、23,740円(税込み)。
何もオプションをつけずに、往復合計43,103円。
12,500円という一番安いフライトはなかなか見つからない。
あと、バンコクから東京への復路便のほうが高くなりがちだ。
ただ。燃油サーチャージの値上がりがひどいなか、ZIPAIRでは燃油サーチャージの設定をしていない。
JALでは、燃油サーチャージだけで、日本とタイの往復で39,200円もする。
8月1日発券分よりさらに燃油サーチャージを値上げして、往復で49,400円となる。
ZIPAIRの総額よりも、JALの燃油サーチャージのほうが高くなってしまうほどだ。
パンデミック前のLCCの価格帯からすれば、現在のZIPAIRの往復43,000円は割高に思えてしまう。
でも現状では安いといえる。
日本が水際対策を大幅に緩和し、入国者数制限を解除し、外国人観光客が自由に入国できるようになり、往来が通常化すれば、旅行者が増え、フライトも増え、料金も下がっていくだろう。
が、現状ではこのあたりが限界かもしれない。
ZIPAIRの対抗馬はタイ・エアアジアXとなろう。同じく成田からバンコク(スワンナプーム)へ飛ばしている。
ただ不安定なうえに、まだ毎日運航もしていない。
その点、ZIPAIRは安心安全な日本クオリティ。きっちり毎日運航している。
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