各国の開国にともない、LCCの国際路線も再開している。
マレーシアのLCCであるエアアジアXが運航再開を正式発表した。
クアラルンプール発羽田、関空、札幌行きを運航する。さらに関空発ホノルル行きも運航予定だ。
広告
エアアジアX運航再開
本日、エアアジアXがプレスリリースを出し、運航再開を正式発表した。
再開が決定したのは、クアラルンプール発ソウル・ニューデリー・羽田・関空・札幌・シドニー路線。さらに関空発ホノルル行きも決定した。
⇒https://newsroom.airasia.com/news/aax-is-back
クアラルンプール発羽田行きが7月14日、関空行きが10月3日、札幌行き12月1日より運航する。
関空発ホノルル行きは10月3日だ。
さらに、ロンドン・ドバイ・イスタンブール行きも開設するが、詳細は発表されていない。
現在プロモーション中。
予約期間:今から-2022年6月26日
旅行期間:2022年7月1日-2023年3月26日
クアラルンプール発の各フライトが片道499リンギットとなっている。
いちおう料金を検索してみる。
羽田発クアラルンプール行きの往復が38,255円。
うーん、あまり安くない。
ちなみに、499リンギットを日本円にすると約15,200円。
つまり、プロモーション最低価格で購入できたとしても、往復で30,400円ということになる。
関空発クアラルンプール行きは、往復で33,865円。
おそらく、復路のクアラルンプール発関空行きはプロモーション最低価格が適用されている。
それでも日本円だとこの価格となってしまう。
LCCが安くないというより、円が安いのが原因といえる。
エアアジアXとタイエアアジアX
念のために補足しておくと、バンコク・日本路線のタイエアアジアXと、クアラルンプール・日本路線のエアアジアXは別会社だ。
タイ中央裁判所に破産申請したのはタイエアアジアXとなる。会社更生手続を進めながら、事業は継続していく旨を発表している。
タイエアアジアXは、7月からバンコク(スワンナプーム)-東京(成田)路線を運航開始予定。
10月からは関空と札幌にも飛ばす予定となっている。
むろん予定であって、本当に飛ぶかどうかは、本当に飛んでみないことにはわからない。
本日の発表はマレーシアに拠点を持つエアアジアXのものだ。
マレーシアから中長距離国際路線を運航している。
事情はエアアジアXも同じ。
エアアジアXはこの2年間ずっと運航していなかった。
それがいよいよ運航再開すると発表したが、本当に飛ぶかはやっぱり飛んでみないことにはわからない。
さらにいうと、クアラルンプール国内線と近距離国際路線のエアアジアと、タイ国内線と近距離国際路線のタイエアアジアも、それぞれ別会社だ。
タイエアアジアは現在もごく普通に運航している。
いずれもエアアジアグループに変わりなく、チケットの購入はエアアジアホームページでできる。単にフライトを利用するだけなら、特に会社の区別はつける必要はない。
エアアジアと呼べばいい。
なお、燃油サーチャージが高騰しているが、エアアジアでは燃油サーチャージを設定していない。
チケット代に含まれている。
まとめ
日本発着のLCC国際路線がようやく増えつつある。
すでに、ZIPAIRによる成田発バンコク行き、ベトジェットによるベトナム行き、セブパシフィックによるフィリピン行きなどの路線はあるが、エアアジアグループによる東南アジア方面の便がいよいよ再開となる。
本当に飛ぶのか少々疑問も残るが、再開されればアジアへのフライトの選択肢が増える。
がんがん飛ばしてほしい。
広告