タイ開国計画第2フェイズでは、バンコク、パタヤ、チェンマイ、ホアヒン、チャアムの5エリアの開放が予定されている。開放予定日は10月1日に設定されていた。
本日、CCSAより発表があり、タイ開国計画の新しいロードマップが明かされた。
第4四半期に予定されている5エリアの開放は11月1日開始に設定された。
つまり、パタヤやバンコクの開放は10月1日からさらに1ヶ月延期されることになった。
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タイ開国ロードマップ更新
本日のCCSA会見にて、タイ開国に関する情報が発表された。
タイ開国に向けた新しいロードマップを提示。
2021年9月21日付けでアップデートされたものだ。
アイランドアプローチが、プーケット、サムイ、クラビ、パンガーの4エリア。
アイランドアプローチはすでに今年第3四半期に開始されている。
第4四半期以降では、プーケットとパンガーは現行措置を継続する。プーケットサンドボックスは隔離無し入国が可能だ。
サムイプラスは、10月1日よりブルーゾーン内で隔離無し入国に変更される予定。
クラビでは、10月1日に一部エリアを追加で開放、11月1日にはブルーゾーン内で隔離無し入国に変更される。
インランドアプローチが、ホアヒン、チェンマイ、チャアム、パタヤ、バンコクの5エリア。
インランドランドアプローチは第4四半期開始予定でこれは以前と変わらない。
ただし、開放予定日が11月1日に設定しなおされた。
ホアヒンは10月15日に試験運用開始予定で、バンコク、パタヤ、チェンマイ、チャアムは11月1日開始予定だ。
当初予定の10月1日から一ヶ月の延期となる。
CCSA会見によれば、日程はまだ正式決定ではない。
予定日をもとにして、開放が実現できるのか準備を進めて議論する必要がある。
各エリアでの具体的なガイドラインも決まっていない。パタヤでもサンドボックスを採用するのか、シールドルートモデルを採用するのかは不明。
最新の情報提供を待つようにとCCSAでは要請している。
まとめ
今朝の各報道では、すでに5エリアの開放は11月に延期となる可能性が高いと言われていた。
TATは、各エリアでのワクチン接種率70%達成のためには時間が必要で、11月への延期を表明していた。
これは本日のCCSA会議へ開国計画を提案する前の発表だった。
開国ロードマップは観光省とTATの提案によるもの。
新しい開国ロードマップの更新日時が9月21日。
CCSAに拒否される前に、観光省とTATでは、開国延期案を決めていたということだろうか。
ピパット観光大臣はかたくなに10月1日開放は可能と主張していたが、やはり無理だと悟ったのかもしれない。
バンコクにかぎっては開放が遅れることは確実視されていたが、他の4エリアも併せて延期となった。
バンコクとパタヤの開放は早くとも11月1日になりそうだ。
日程はまだ正式決定しておらず、前倒しされる可能性がなくもないが、現状では厳しそうだ。
バンコク都知事の発表をもとにすると、バンコクの開放は11月中旬になるとみられている。
パタヤの開放が11月1日に実現するかはわからない。
さらに延期となるかもしれない。
それにしても、毎度のことながら直前になってバタバタする。
パタヤとバンコクの10月開放に期待していた人も多いだろうけど、あえなく延期となった。
ただ1ヶ月の時間的余裕が生まれた、しっかりした開放準備を整えることができる。
バンコクやパタヤでもプーケットサンドボックス型の隔離無し入国が実現できるかもしれない。到着後に検査で陰性ならばすぐに自由行動できるというものだ。
次なる期待は11月のバンコク・パタヤ隔離無し入国だ。
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