バンコクからパタヤへ戻ってきた際、ロットゥーを下車したのはスクンビット通り上のパタヤカン交差点近くだった。
そういえば、この近くには市場がある。
寿司やらたこ焼きやらが揃うローカル屋台村だ。
関連記事:たこ焼き、寿司、日本式カレー、大阪焼肉。スクンビットソイ53の屋台群が熱い
せっかくなので立ち寄ってみよう。
実はバンコクのタニヤとパッポンで食事難民となり、昼飯抜きでバンコクからパタヤに戻ってきたのだった。
バンコク帰りのせいか、なぜか寿司が食べたくなっていた。
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ヌーンパブワン市場
パタヤのスクンビットソイ53にある市場だ。
スクンビット53は、ソイヌーンパブワンという。
ヌンパブワンでもヌーンプラブワーンでもヌーンプラッブワーンでも好きに呼べばいいだろう。
市場の名称は不明だが、地元民はシンプルにタラートヌーンパブワンと読んでいるようだ。
地図
パタヤカンを抜けて、スクンビットを渡り、ソイ53に入ってすぐ右手に市場がある。市場というか屋台村である。
バンコクと同じくロックダウン下にあるパタヤだが、市場は通常営業している。
ローカル人気の高い屋台村、しかも夕方の時間帯なので客は多い。
バンコクでも体験できなかった密である。
でも、一部の屋台は休業している。
たこ焼き屋はクローズ。たぶん一時休業。
カオソーイ屋があったはずだが、見当たらなかった。
でも、日本式カレーの屋台があった。日本語表記どころか英語表記もないような完全ローカル仕様。今回はスルーするが次回は買ってみたい。
また、市場奥にも、新しい日本食レストランらしき店ができていた。
ダークサイドは日本食屋がとにかく多い。
今回の第一目的は寿司。
パタヤのローカル屋台寿司ではHey!Sushiがおすすめだ。
11個で100バーツをさくっと購入。
次に餃子屋へ。
招き猫がたくさん。
餃子はオリジナルが6個50バーツ。ほかに、チーズ餃子などがあって仕上げにバーナーでチーズを炙っていた。
オリジナル餃子は豚肉仕様のオーソドックスな日本式焼き餃子だ。
注文を受けてから、餡を皮にくるんでいた。
それからフライパンでじっくりと焼き上げる。
餃子屋の隣にはパートンコー屋台があった。
1個が巨大なパートンコーである。
人気店のようで、次から次へと揚げている。
巨大パートンコーが1個2バーツ。20バーツを買うとけっこうな量となる。緑色のカスタードクリームみたいなサンカヤーは別売りで10バーツ。
最後に、気になっていたフライ屋さんへ。
陳列された具材を選んで店の人に渡せば、その場でフライにしてくれる。
エビフライが1尾15バーツ、エビつみれリングフライも15バーツ。チキンナゲットが3個20バーツだ。
なんだかんだとたっぷり買い物した。
寿司100バーツ、餃子50バーツ、パートンコーとサンカヤー30バーツ、フライ60バーツ、計240バーツ。
寿司
サーモン多め。10バーツ屋台寿司ではここのサーモンが一番いい。
バッテラは違和感なく日本の味。
あとは、焼きイカとかベーコンとか焼き肉とか。
どれも普通においしく食べられる。
餃子
まっとうな日本式焼き餃子である。
餡も皮も日本で出される餃子と遜色ない。
焼き加減もばっちり。
タレも日本の味。タイ式の甘ったるいタレでないだけで感動する。
8番ラーメンの餃子に似ているが、味はこっちのほうが上だと思う。
日本の味の餃子が食べたくなったら、また買いに来よう。
パートンコー
袋いっぱいのパートンコーである。
通常のパートンコーに比べると、1.5倍くらいの大きさがある。
このサイズのパートンコーは初めて食べる。
外はかりかり、中はふわふわ。
大きいだけあって、油ぎとぎと感はやや軽減されている。
まあ、パートンコーなんてどこで食べても似たようなものだが。
エビフライ
最後にフライもの。
エビつみれリングは、なんだかふわふわした味。トートマンクンっぽい感じもするが、これはイマイチか。
チキンナゲットは塩コショウ強めだが、それなりの味。
狙いはエビフライだ。
エビフライって、どこにでも売っていそうで、意外と売っていない。
ましてや、日本式のまっすぐ伸びた大きめのエビフライは稀だ。
日本式にマヨネーズをかけていただく。
衣が分厚くて、肝心のエビの身は小さい。
エビのブリプリ感を堪能できるほどではない。
まあ、日本の弁当屋のエビフライもこんなものだろう。
エビフライはエビフライだ。
パタヤではたまにしか出会わないエビフライを楽しんだ。
まとめ
1度で食べ切れる量ではないので、半分ほどは翌日に回した。
パートンコーなんて翌日でも食べきれなかった。
これだけいろんな味を楽しんで240バーツならそんなに悪くないかと。
ヌーンパブワン市場は日本食とローカルグルメの宝庫だ。
市場の周囲にもローカルグルメ屋台がたくさん出ている。
パタヤでB級グルメを求めるなら、ここは本当におすすめ。
パタヤ開放がいつになるかはわからないが、こういったローカルに人気の市場がつぶれることはないだろう。もともと外国人観光客はほぼ来ない場所だ。
英語表記もほとんどなくて少々敷居は高いけれど、指差しで買い物はできる。
パタヤ開放の際に立ち寄ってみてほしい。
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