30日目
昼過ぎに27歳バービア嬢は帰っていった。
2時間後にまた戻ってくると言っているが、信用しないでおこう。
ずっと部屋にいられても面倒なんで、夜までは帰ってこなくてもいいんだけど。
夜は、一緒にムーガタを食べに行こうという話になっていた。
昼飯はイサーン屋台
腹が減っていたので、近所のイサーン屋台で手早く昼食を調達することにした。
たまには、魚でも食べてみようか。
ついで、ムーヤーン(豚肉の焼いたもの)もつけてみた。
炭火で温めなおしてくれる。
カオニャオもセットで55バーツ。
イサーン娘の濃厚な一夜を過ごしたあとは、イサーンフードでまったり昼食である。
む、この魚はおいしいけど、フォークや素手では食べにくいな。
箸がいる。
ムーヤーンは安定のうまさ。
カオニャオとの相性は抜群である。
イサーン屋台、うまし。
結局、2時間経とうが3時間経とうが、バービア嬢はやって来ず。
まあ、そんなもんだよね。
27歳バービア嬢と再会
夜。
あいかわらずバービア嬢からの連絡はない。
一緒にムーガタを食べに行く予定だったが、これではどうしようもない。
こちらから電話連絡してもうまくいかない。
何度電話をかけても常に通話中の表示。「Line Busy」と出てしまう。
どうやら、彼女の携帯電話の調子が悪いようだ。
まあいいかと、LKメトロのゴーゴーバーへ遊びに行った。
バチェラーで新人ゴーゴー嬢と乳繰り合っている時に、ようやく電話がかかってきた。
おいおい、このタイミングかよ。
ムーガタがどうのこうの言っているが、周囲の騒音と先方の電話の調子が悪いせいで、よく聞き取れない。
あとでかけ直すと伝えて、ゴーゴー嬢との乳繰りも仕切り直し。
ひとしきりゴーゴー嬢と楽しんでから、店を出て、バービア嬢に電話をかけてみる。
やっぱりつながらない。なんなんだ。
サードロードのムーガタへ行くそうなので、様子を見に行ってみた。
新しいムーガタ屋とか言っていたので、たぶん、ここだろうと。
LKメトロから歩いて10分か15分くらいかな。
サードロードのソイ29にある新しいムーガタ屋。
看板によれば、シーフードも食べ放題で199バーツ。
が、彼女はいなかった。
もういいや、とブッカオまで戻ってきたところで、電話がかかってきた。
結局、妹が働いているという別のバービアで落ち合った。
バービア嬢は妹と優雅にビール大瓶を飲んでいた。
無駄に疲れたよ。
どれだけ引っ張り回されたことか。
2時間後に帰ってくると言って、実際に会えたのが8時間後か。
まあ、タイではよくあることだけど、やっぱり疲れる。
ちなみに、妹は22歳とのことだが、今ひとつ可愛くない。スタイルも悪い。
お姉さんの勝ちだな。
「これからムーガタ行く?」と誘われたが、もちろん断る。
そんな元気ないよ。
そのまま、お姉さんを部屋へお持ち帰り。
バービアのバーファインがどうなっているのかは知らない。あえて聞かない。
この夜はブンブンなしの約束でのお持ち帰り。
なぜかというと、昨晩というか、今朝の話だが、すでに2発やっているから。
しかも今日は無駄に歩き回って疲れた。
もう、やる気はない。
ブンブンなしだからチップもなしだよ。
それでもいいから泊まっていくという彼女。
そこまで言うなら、無碍に断ることもできない。
帰り道に、屋台で夜食を購入。ビールはコンビニで調達。
部屋でプチ宴会と実に安上がり。
その後、約束通り、ノーブンブンのまま就寝。
お昼前に起床して、27歳バービア嬢は帰って行った。
ブンブンの対価としてのチップは当然無しだが、携帯電話の修理代がいるとかで、500バーツほど援助してほしいと言われる。
確かに連絡が取れないのはこちらも困る。
しょうがないので、500バーツだけ進呈。
まあ、昨日はロング2発で1000バーツだけだったので、これくらいはよしとしよう。
さらに荷物を置いていく27歳。
靴も増えているぞ。
ますます部屋に居座る気満々のようだ。
この先が若干思いやられるが、この子のことはかなり気に入っているんで、しばらく様子見だな。