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タイ入国情報

プーケットのサンドボックス7月1日開国計画が見直しに

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現在タイ国内では第3波とも言われる感染拡大の真っ最中だ。
4月18日からは、タイ全土により厳しい規制措置が施行されている。
こんな状況につき、タイへの外国人観光客受け入れどころではないという雰囲気もあり、タイ入国関連のニュースもあまり見かけなくなった。国内旅行ですら控えるよう要請が出ているほどである。
この感染第3波は、タイ開国計画にも影響を与えることになりそうだ。

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プーケットのサンドボックス計画タイムライン見直し

プーケットでは、サンドボックス計画により7月1日からワクチン接種済み外国人観光客を隔離無しで受け入れる予定だった。
タイ全面開国へ向けたパイロット版としてまずはプーケットから開国するという計画だ。
そのためには、プーケット住民のワクチン接種率70%を達成し、集団免疫を獲得することが条件となっていた。6月中に集団免疫を得られれば、7月1日から外国人を受け入れることができると。

が、第3波の発生により、この計画に暗雲が立ち込めてきた。
理由はワクチンの不足である。
第3波はタイ全土に広がっており、各地でワクチンが求められている状況だ。
そのような中、プーケットだけに多くのワクチンを供給するわけにはいかなくなっている。
プーケットではすでに10万回以上のワクチンを確保しており、プーケット人口の70%をカバーするために追加の93万回分を供給する準備はできている。
ただ、現状では、プーケットに優先割り当てするわけにはいかず、サンドボックス計画は中断せざるをえない。

ピパット観光スポーツ大臣によれば、計画のタイムラインをリセットする必要があるという。
来週、関係機関と会談を開き、7月1日再開計画について話し合うとのこと。
再開のためのタイムラインが心配される、ワクチン接種計画について話し合う必要があるとピパット大臣。
もしも、集団免疫が達成できない場合は、プーケットの特定エリアのみを開放することを検討する必要があるだろうとも。
だが、国全体で新しい感染者が毎日増えているかぎり、このままの計画を継続することは難しいと。

なお、すでに感染が確認された運輸大臣と接触があったピパット大臣は現在自己隔離の最中。
隔離期間の終わる来週に3回目の検査を受ける。
検査の結果が判明次第、会合を開く予定となっている。
また、ピパット大臣は3月16日にアストラゼネカワクチンの初回接種を受けている。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2100867/phuket-sandbox-timeline-to-be-reset

タイ開国計画の遅れ

タイ開国に向けたタイムラインは政府承認のもとに発表されている。

4月1日:隔離期間10日に短縮、ワクチン接種証明書があれば隔離期間7日に短縮
(隔離期間短縮はもう実現済み)

7月1日:プーケットにかぎり、ワクチン接種済み外国人観光客は隔離無しで受け入れ

10月1日:クラビ、パンガー、パタヤ、チェンマイで、ワクチン接種済み外国人観光客を隔離なしで受け入れ

2022年1月:タイ全面開国

計画通りに進めば、プーケット開国が7月1日、パタヤ開国が10月1日、タイ全面開国が来年1月となっている。

が、早くも7月1日のプーケット再開の雲行きが怪しくなってきた。
今のタイ国内の状況が続けば、隔離無し入国はかなり厳しいだろう。
6月中にプーケットで集団免疫を獲得するのも難しそうだ。
あと2ヶ月ちょっとしか猶予がない。

7月1日のプーケット開国が遅れれば、そのあとに続く予定のパタヤ開国も遅れていくだろう。
来年1月の全面開国にも波及していく。

タイ開国計画は、あくまで計画であって、最初からすべて計画通りに進むとは、たぶん誰も思ってなかったはずだ。
進んでほしいと願ってはいても、現実は厳しい。

むろん、まだわからない。
この第3波がすみやかに収束していき、ワクチン接種計画が元の軌道に乗ることができれば、7月1日プーケット再開、10月1日パタヤ再開、そして来年1月タイ全面開国が達成できるかもしれない。

現状では大幅な遅れが出るのは必至だ。少しでも早くタイへ旅行を行きたい人は希望を捨てずに見守っていくことしかできない。

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