タイで初となるゴルフ検疫制度による外国人観光客41人がタイに到着した。
ゴルフをしながら隔離検疫を受けることになる。
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タイ初のゴルフ検疫
TAT(タイ政府観光庁)のソウル支局長が発表した。
韓国の大手ゴルフ代理店のアリランによって組まれたゴルフ検疫パッケージツアーで、2月18日午後7時5分、韓国航空KE653便にて41人のツアー客がバンコクへ向けてインチョン空港を出発。同日午後11時20分にスワンナプーム空港に到着。
41人は、ナコンナヨックにあるAthitaya Golf Resort(アティタヤゴルフリゾート)へ。
ここで14日間の検疫を受けながら、毎日ゴルフをすることになる。
ゴルフ検疫の費用は69,000バーツ。
検疫終了後はチェンマイのアティタヤでもゴルフをする予定。
トータルで2ヶ月ほどタイに滞在するという。
1人1日あたり5,571バーツを出費。
ゴルフ検疫代と合わせて、総売上は1310万バーツと見込まれている。
1人あたり約32万バーツの計算だ。
ソース:https://siamrath.co.th/n/221161
ゴルフ検疫とは?
Golf Quarantineは、14日間の隔離検疫を受けながらも、部屋から出て毎日ゴルフができるというもの。
ASQホテルを利用した通常の隔離検疫では、基本的に部屋から出ることはできない。ホテルによっては陰性結果判明後に中庭で散歩する程度は許可される。
ゴルフ検疫だと、散歩どころか、ゴルフすることまで可能となる。
現在ゴルフ検疫施設として正式認可を受けているのは、6箇所。
Mida Golf Club(ミダゴルフクラブ)
カンチャナブリ。
Evergreen Hills Golf Club(エバーグリーンゴルフクラブ)
カンチャナブリ。
Blue Star Golf Course(ブルースターゴルフコース)
カンチャナブリ。
Artitaya Golf & Resort(アティッタヤゴルフ&リゾート)
ナコンナヨック。
Sawang Resort and Golf Club(サワンリゾートアンドゴルフクラブ)
ペッチャブリ。
Artitaya Chiang Mai Golf & Resort(アティッタヤチェンマイゴルフ&リゾート)
チェンマイ。
申込みはゴルフ代理店を通して行う必要があるようだ。(直接申し込みの方法は不明)
ツアー開始日は限定されている。
たとえば、ミダゴルフクラブでは、1月30日、2月16日、3月4日といったように一定間隔をあけたスケジュールとなっている。
ミダゴルフでのパッケージ料金は1人利用だと9万バーツから。
パッケージ料金には、グリーンフィー、カート、一日3回の食事、部屋代、PCR検査代、ルームクリーン代、ランドリーサービス、GPSトラッキングシステムが含まれている。
到着初日にPCR検査を実施して、陰性ならばゴルフ場施設の利用が可能となる。
早ければ到着翌日からコースに出てプレイができるようだ。
キャディはつかないが、事前リクエストがあればキャディの手配も可能とのこと。
(おそらく滞在中はずっと同じキャディになるはず。キャディも隔離の必要があるんで。料金は不明。)
今回初のゴルフ検疫利用となるナコンナヨックのアティタヤの料金が69,000バーツ。
ミダゴルフに比べると安い。
これにグリーンフィーも含まれているとなると、意外とお得かもしれない。
それでも軽く20万円越え。
やはり時間とお金に余裕がある人向きだ。
同じ14日間検疫を受けるなら、部屋に閉じ込められるよりも毎日ゴルフできるほうが、ゴルフ好きには断然いいだろう。
日系のゴルフ代理店もあるようなので、興味がある人は連絡のほどを。
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