12月9日付けで在東京タイ王国大使館のホームページ上に告知があった。
「タイ国籍を有しない者のタイ王国入国(新規システム)」と題してある。
これまでのCOE申請方法が新しいシステムに変更になった。
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タイ国籍を有しない者のタイ王国入国(新規システム)
以下、引用
タイ国籍を有しない者のタイ王国入国(新規システム)
タイ国籍を有しない方の2021年1月からタイ入国に関しては、入国許可書(Certificate of Entry)申請システム (https://coethailand.mfa.go.th/) からご申請ください。
登録ガイドラインとマニュアルはこちらからダウンロードできます。
VISA申請が必要な方に関しては、在京タイ王国大使館、総領事館(大阪・福岡)または名誉総領事館(名古屋)にて、入国許可書(Certificate of Entry)申請の前にVISA申請を行ってください。詳細に関しては、お近くの在京タイ王国大使館または総領事館(大阪・福岡)のホームページからご確認ください。VISA申請に関しては、予約サイト(http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/) から申請日をご予約下さい。
- 2021年1月の航空券購入の情報については、直接各航空会社のサイトよりご確認下さい。下記各社サイトとなりますので、ご参照下さい。
Flight Schedule for Non-Thai in January 2021
Thai Airways
https://www.thaiairways.com/ja_JP/index.page
ANA
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/
JAL
https://www.jal.co.jp/jp/ja/?city=TYO在東京タイ王国大使館
⇒http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9763/
タイ入国手続きの流れ
1.ビザ申請(リエントリーをすでに持っているならステップ2から開始)
2.ビザ発給後、COEを専用オンラインシステムより申請登録
3.COE登録が承認されたら、航空券及びASQホテルを確保し、予約確認書をオンラインシステムから提出
4.COE発行後、COEをオンラインシステムからダウンロード
5.英文記載の健康診断書(Fit to Fly Certificate)および英文記載のRT-PRC検査結果(渡航時間前の72時間発行のもの)を出発前に用意する
6.タイ入国後、隔離先ホテルにて14日間の隔離
旧申請方法では、まず航空券を確保する必要があった。
航空券を購入してから、グーグルフォームに入力してCOE申請へ進む流れ。
新しいシステムでは、先にCOEの申請登録を行う必要がある。
登録が認められてから航空券を購入する流れとなった。
なお、2021年1月からは、タイ航空とANAとJALがそれぞれ日本発バンコク行きの定期運航便を再開する予定となっている。
関連記事:ANAとJALも運航再開へ。2021年1月日本発タイ行きフライトの運航予定。
まだはっきりしないが、特別便という扱いはなくなりそうだ。
東京発のフライトは便数も多く、チケットが購入できないということはまずないと思われる
登録ガイドラインととCOE登録マニュアルもPDFで用意されている。
登録ガイドライン⇒http://site.thaiembassy.jp/upload/pdf/New%20Folder/GuidelineJanJP/(JP)%20COE%20Guideline%20FinalLY.pdf
この登録ガイドラインには、入国が許可される要件やビザの種類に関する記載もあり。
従来のものから特に変更は見当たらない。
ワークパーミット保持者から観光ビザ保持者までタイ入国が認められる。
(特別観光ビザについては、タイ内閣の承認により、全世界が発給対象に変更となる。ただ、まだ日本のタイ大使館でその旨の記載はない。)
入国許可証 (COE) 登録マニュアル⇒http://site.thaiembassy.jp/upload/pdf/New%20Folder/ManualJP/(JP)%20New%20COE%20Manual%20Final.pdf
新しいCOE申請は、オンラインで行うシステム。
COE申請登録オンラインシステム⇒https://coethailand.mfa.go.th/
このシステムは以前からタイ外務省によって提供されていたが、日本でもいよいよオンライン専用での申請となるようだ。
英語のみだが、マニュアルを読めば問題なく入力できそう。
まとめ
オンライン化が進み、タイ入国手続きは比較的楽になってきた。
タイ行きへのフライトも再開される。
14日隔離は必須のままなので、誰でも簡単にタイへ渡航できるわけではないが、手続きが簡素化されるのはいいこと。
ただ、タイ入国に関する手続きやビザ取得に関しては、条件が頻繁に変更になるのが常。
今回の新しいシステムへの変更についても、最新の情報は大使館ないし領事館で確認のこと。
12月は現状での申請方法のまま。特別便利用となる。
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