パタヤのソイ6といえば、パタヤ屈指のバー密集通りである。
空を覆い尽くさんばかりの看板と耳をつんざかんばりの呼び込みの嬌声と色気と熱気が渦巻いている。
初めて訪れた人はあまりに光景にびっくりするほどだ。
が、現在は外国人観光客がタイにやって来ることができない状況で、かなり寂しいことになっている。
通常時のにぎわいには遠く及ばない。
それでも半分以上のバーはなんとか営業を続けている。
そんなソイ6に、新しいコーヒーショップがオープンした。Southern Coffeeだ。
また、すぐ隣のソイであるソイ6/1には、Cafe Amazonまでオープンした。
なにげにソイ6は新規カフェオープンラッシュである。
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ソイ6のSouthern Coffee
Southern Coffee(サザンコーヒー)は、ここ最近、パタヤでも支店が増えてきたコーヒーチェーンだ。
少し前には、ソイブッカオにもオープンした。
関連記事:ソイブッカオにSouthern Coffee(サザンコーヒー)屋台が登場
今回はソイ6内で営業開始。
なんともすごい立地条件だ。
地図
以前はバーだった場所だ。
まだバー時代のCLUB 6というシルバーの文字が残っている。
グーグルストリートビュー
グーグルストリートビューで視点を動かせば、いかに周囲がすごい環境だと理解できるはず。
店内の作りはバー時代のものを一部受け継いでいるようだ。
一番奥にバーカウンターがある。
普通のテーブル席もあり。
コーヒーのオーダーは手前のカウンターで。
エスプレッソ:ホット40、アイス55
ラテ:ホット45、アイス60
カプチーノ:ホット45、アイス60
アメリカーノ:ホット40、アイス50
紅茶やタピオカティーもあり。
価格設定は、ソイブッカオのサザンコーヒーと同じだ。
ターミナル21パタヤ店より安い。
アイスカプチーノを。60バーツ。
味は安定のサザンコーヒー。
甘さは控えめにしてもらっている。
特段に旨味や深みや苦味があるわけではないけれど、ごくごく普通においしく飲めるコーヒーだ。
入口前のテラス席では喫煙可能。
真横にバー。
本当にすぐそばに隣のバーがある。
なんだか恥ずかしくなるくらいの至近距離だ。
道路向かいにもずらりとバー。
真正面は日本人の間でも有名な、Soho(ソーホー)だ。
まともに向き合う形でコーヒーを飲むことになるが、それもまた一興。
店内の席に座っても、向かい側のバーを眺めることができる。
ソイ6歩きに疲れて一息つきたい時に利用するには最適かもしれない。
(追記)Southern Coffeeは閉店。別のカフェがオープンした。
ソイ6/1のCafe Amazon
ソイ6/1のビーチロード側入り口にオープンしたのがCafe Amazon(カフェアマゾン)。
アマゾンではなく、アメイゾンと発音するのが正しいとも言われるが、まあどっちでもいいかと。
以前は、SALADAENG COFFEEというカフェがあった。サラデーンは利用したことがないが、明らかに外国人観光客向けで、価格もそれなりにしていたと思われる。
カフェアマゾンは決して激安ではないけれど、ほどほどにローカル向け価格となっている。
ビーチロード側にはテラス席があって、海を眺めながらコーヒーが飲める。喫煙可能かどうかは不明。
ソイ6内のサザンコーヒーに比べれば、落ち着いてコーヒーが飲める環境だ。
ソイ6/1側には、Yellow Massageというマッサージ屋。
そのままソイ6/1に入っていくと、レディボーイたちが待ち構えている。ただ、通常時に比べると人数は少ないが。
なお、ビーチロード沿いでいえば、ロイヤルガーデンのビーチロード側にもアマゾンができている。
(2025年1月追記)カフェ・アマゾンは今も営業中
まとめ
ソイ6のど真ん中でバーに囲まれながらコーヒーを飲むもよし、ビーチロードで海を眺めながらコーヒーを飲むもよし。
遊ぶ前にコーヒーで焦る気持ちを落ち着かせるもよし、遊んでからコーヒーでまったりと一服するもよし。
サザンコーヒーもアマゾンもタイ人人気の高いカフェチェーンだ。
在住外国人の利用率も高め。
この情勢下にあっては、外国人観光客向けの店舗が減り、ローカル向けの店舗が増えていくのは当然の流れ。
この傾向はまだまだ続きそうだ。
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