タイの非常事態宣言延長へ
本日10月21日のCCSA会議にで、非常事態宣言のさらなる延長が決定された。1ヶ月延長となり、新しい非常事態宣言の期限は11月30日までとなる。
来週の閣議での承認を経て、正式決定される。
タイの非常事態宣言の延長はこれで7回目。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2005935/state-of-emergency-to-continue-until-nov-30
この非常事態宣言延長は、もはやお約束。
日常生活における影響はまったくといいほど感じない。
バンコクの非常事態宣言
また、本日午後7時よりプラユット首相による演説が行われた。
ほとんどのテレビ局が同時放映していた。
演説によると、バンコクやタイ各地で行われている反政府デモ集会が平和的であるならば、バンコクの非常事態宣言を撤回する用意があるとのこと。
少しややこしいが、延長が決まった非常事態宣言は有効な感染対策を実施するためタイ全土に適用されるもので、バンコクの非常事態宣言は10月15日にバンコクに限って発令されたもの。
バンコクの非常事態宣言は、深刻な(Serious)非常事態宣言と言われ、5人以上の集会などを禁止している。
深刻な非常事態宣言が発令されても、バンコクでは連日の大規模なデモが行われている。
首相演説が行われたあとでも、バンコクでは一部でデモが継続。
予断を許さない状況だ。
本当にバンコクの深刻な非常事態宣言が撤回されるかはまだ不明。
(追記)
10月22日正午をもって、バンコクの非常事態宣言は解除された。
タイ全土に出されている非常事態宣言はなお継続。
広告