本日、タイの規制緩和第4フェイズに関する正式発表があった。
おとついに草案が表に出ていたが、ほぼその通りの内容となっている。
第4フェイズの開始日は6月15日。
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外出禁止令解除
午後11時から午前3時までの夜間外出禁止令は、これを全面解除とする。
お試しで15日間だけ解除するという案もあったが、期限は設けないこととなった。
ただし、状況が変われば、再度外出禁止令が施行されることはありうる。
コンビニやスーパー、レストランなどの営業時間が大幅に変更されることになりそうだ。
セブンイレブンは24時間営業に戻るはず。
非常事態宣言継続
夜間外出禁止令は解除となるが、非常事態宣言はそのまま継続。
現在のところ、6月末までが非常事態宣言の期間とされる。
7月以降も非常事態宣言が延長されるかはまだ不明。
おおかたの見通しでは、おそらく延長となる。
タイ入国制限継続
陸海空の国境で入国制限と規制は継続。
国際線フライトのタイ乗り入れも禁止のまま。
フライト禁止は6月末までとされるが、7月1日以降どうなるかは、まだはっきりしない。
レストラン店内飲酒可能に
これまではレストラン店内でのアルコール類の提供が禁止されていたが、6月15日からは認められることになった。
ただし、バーやパブの営業は引き続き不可。あくまでレストランで食事中に飲む酒だけが認められる。
逆をたどると、当初バーの閉鎖が命令された際、一部のバー兼レストランはアルコール提供ありで営業を続けようとしていた。
うちはレストランとして営業許可受けているから、アルコール出しながら営業できるのよと。
店によっては、普通に音楽を大音量で流し、バービアのように営業しているところもあった。
でもあっさりと当局に摘発された。
その後、店内アルコール提供が禁止となり、多くのバー兼レストランも閉鎖となった経緯がある。
アルコール店内提供が解禁になると、またそういった問題が出てきそうな気はする。
どの店がオープンできて、どの店がオープンできないのかと。
まあ一度経験していることなので、大きな混乱は起きないとは思うが。
再開される業種
その他、学校や会議場、遊園地やコンサートなども再開可能となる。
サウナと温泉施設も再開可能。ただし、いわゆるマッサージパーラーは再開不可。
再開可能施設でも、それぞれにソーシャルディスタンス確保などの規制が設けらる。詳細な規則については追って発表される。
バーとマッサージパーラーは閉鎖のまま
バー、パブ、カラオケ、クラブといったナイトライフ施設は閉鎖のまま。
また、いわゆるマッサージパーラーも閉鎖のままとなる。
具体的な再開予定に関する発表は無し。
まだ再開は許されないとだけ。
今回の第4フェイズで規制緩和は終了する予定だったはずだが、バーやマッサージパーラーは規制対象に含まれない状態が続く。
噂の第5フェイズへ持ち越された形となった。
感想
バーが再開されないまま夜間外出禁止令が解除となる。
コンビニや一部のレストランは夜中でも営業するだろう。
でも、バーがやってないのに、夜中に出かけることはまずないと思う。
とはいえ、夜中にふらっとコンビニへ買い物に行けるのはありがたいこと。また、外出禁止時間が気になって、あわてて部屋に戻る必要がなくなったのもうれしい。
日本で住んでいたらまず考えられないことで、意外と気になるものなのだ、外出禁止令って。警察に見つかると容赦なく逮捕だし。
個人的には、静かなパタヤの夜も悪くなかったかなとも思っている。
いや、ほんと、夜中は物音一つしない静寂の世界だった。
車の音は一切聞こえず、たまに犬が吠える声が聞こえるだけ。
無音と無人のパタヤの夜は、この先二度とやって来ないだろう。いや、二度とやって来てほしくない。
まあ、バーのクローズは続くわけで、もうしばらくは静かなパタヤのままとなる。
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