4月1日、エイプリルフール。
が、非常事態宣言下にあるタイではフェイクニュースを流すと処罰の対象となる。
量刑についてはいくつか説があるが、最高で懲役2年から5年、罰金4万バーツから10万バーツといわれる。
いずれにせよ、この時期にフェイクニュースは流すのは論外。
現時点ではタイ全土のロックダウンは予定されていないと政府が発表している。
フェイクニュースやガセネタなど多くの偽情報が出回っている。
在タイ日本国大使館など、確実な情報源を確認するようにしましょう。
4月1日時点、タイの新規感染者は120人。累計で1,771人となった。
また新規死亡者が2名、累計死亡者が12メインとなった。
その一方、完治した人も増えており、累計で416人。
タイ各地では、規制がさらに厳しくなってきている。
タイの英字紙や日本大使館の情報を集めてみる。
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バンコクのコンビニや屋台は夜間営業不可
バンコクでは夜間の営業規制が発表された。
午前0時から午前5時まで、あらゆる店舗の営業が不可。
この時間帯は、コンビニ、屋台も閉店となる。
病院は除外とする。
4月1日、つまり今晩から実行される。
また、公立私立問わず、すべての公園は利用禁止となる。コンドミニアムといった私有地内の公園も利用禁止。
期限は4月30日までの予定。
プーケットのロックダウン
3月30日より、プーケットは陸路と海路を閉鎖している。物資輸送など一部例外はあるが、他県との出入りは原則禁止。
夜間は、午後8時から午前3時までの外出を自粛するよう要請も出ている。
実質的なロックダウン状態だ。
期限は4月30日まで
なお、空路については4月10日より閉鎖となる予定。
空路が閉鎖されれば完全にロックダウン。一般人は出入りができなくなる。
ノンタブリー
午後11時から午前5時までの夜間の外出を控えるよう通達されている。
物資の輸送、出勤などは除外。
3月31日から、新たな告示があるまで適用とする。
サムットプラカン
午後11時から午前5時までコンビニの営業停止。
外出時はマスクを着用すること。
4月1日から4月30日までの適用。
メーホンソーン
午後10時から午前4時まで県境をまたいだ移動は禁止。
午後10時から午前4時まで外出禁止
外国人は原則メーホンソーン県への新規入境禁止。
バンコク首都圏ないし感染拡大県から入る場合は14日間の自己観察が必要。
4月1日から4月14日までの適用。
メーホンソーンは、ほぼロックダウンに近い状態。
他県では夜間の外出は控えるべしとの自粛要請だが、メーホンソーンでは明確な夜間外出禁止令となるようだ。
かなり厳しい措置。
パタヤの規制命令8回目
4月1日時点のチョンブリの感染者数が発表になっている。
新規感染者が4人。これで累計57人に。
新規感染者のうち一人は、パタヤのタイマッサージ屋で働く40歳のタイ人。
あとの3人はロシア人。
これで、パタヤ市内の感染者数は累計16人となった。
国籍別では、タイ4、イギリス2、スウェーデン1、フランス1、ドイツ1、日本1、ロシア6。
ロシアが最も多くなった。
さて、昨日朝にレストラン店内飲食禁止やアルコール販売夜間禁止などの7回目の命令が出されたチョンブリ・パタヤ。
関連記事:パタヤの娯楽施設は無期限閉鎖へ。アルコール販売時間も制限。
昨日の午後には8回目の命令も出されている。
パタヤとホアヒンを結ぶフェリーの運航禁止だ。
そういえばそんなフェリーもあったが、まだ運航されていたとは逆に驚き。
パタヤの規制や感染状況については、パタヤ市広報で確認すること。
⇒https://www.facebook.com/pattayacovid19/
チョンブリにおいては、まだ夜間外出禁止令は出されていない。
また、タイ全土にわたる外出禁止令やロックダウンも出されていない。
いちおう移動や外出の自由は保証されている。
とはいえ、県をまたいだ移動にはチェックポイントが設けられていたり、また一部の県ではロックダウンが実施されていて、出入りができない状況だ。
これからさらに規制が厳しくなると、パタヤとバンコク間の移動などにも制限が課される可能性あり。
今のところは大丈夫。
信用に足る情報源から最新の情報を得るのが大事。
とはいえ、今はよほどの用事がないかぎり外出は避けて部屋にいるのがベター。むやみに動かないことだ。
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